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京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『HOKUSAI』

2021-06-25 | 邦画


□作品オフィシャルサイト 「HOKUSAI
□監督 橋本 一
□脚本 河原れん
□キャスト 柳楽優弥、田中 泯、阿部 寛、永山瑛太、
      玉木 宏、瀧本美織、津田寛治、青木崇高

■鑑賞日 6月6日(日)

■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

タイトルの通り、浮世絵師・葛飾北斎の生涯を描いた作品。

歌麿、写楽を世に送り出した版元・蔦屋重三郎が、
若き頃の北斎の才能を見出し、出世する過程と、
途中、
幕府に反感をかい、それでも描くことを辞めない
北斎の生涯を描いていく。

日本人なら、何度となく北斎の描いた作品を目にしているだろう。

ただ、その生涯について、知っている人はすくないように思う。
本作で描かれている北斎が、実際にこうであったかどうかはわからない。
正直言って、蔦屋を演じる阿部寛が北斎の才能を見出し、
自身が病に倒れ亡くなるまでは、なかなか映画自体が締っていた。
歌麿を演じる玉木宏の絡み具合も良かったと思う。
ただ、中盤以降、どうも独創的(解釈の問題かもしれないが)な流れが、

後半に向けてトーンダウンさせているように感じた。
永山瑛太演じる柳亭種彦の人物位置がイマイチ捉えられず、
また晩年の北斎を演じた田中泯。上手い役者だと思うが、
正直、この使い方はあまりいただけないように感じた。
つまり、最後まで柳楽優弥で演じさせてほしかった。


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
北斎 (サッチー)
2021-06-25 09:44:05
映画は見ていませんが、cyazさんの解説で理解しましら。私は朝井まかて著「眩」は北斎の娘お栄の事ですが、興味深く読みました。
映画で鑑賞すると、とても心に残るでしょうね。
北斎に関する本は沢山ありますが、映画もたまには(私にとっては)良いな。(^^♪
返信する
過度~ (cyaz)
2021-06-25 17:35:06
サッチーさん、コメントありがとうございますm(__)m

>映画は見ていませんが、cyazさんの解説で理解しました。
そうですか^^ おそれいります。

>私は朝井まかて著「眩」は北斎の娘お栄の事ですが、興味深く読みました。
彼女の小説は面白いですよね^^

>北斎に関する本は沢山ありますが、
映画もたまには(私にとっては)良いな。(^^♪
諸説ありますが、この映画については過度ではないかと(笑)
返信する
浮世絵 (NAO)
2021-06-26 00:52:48
柳楽優弥君目当てで鑑賞しましたが
ほんとに素敵な俳優さんに成長されたなぁ~と感じます♪

北斎の生涯をあまり詳しく見知っていないので
驚くことも多々ありました。

>永山瑛太演じる柳亭種彦の人物位置がイマイチ捉えられず、

この点は、私も同感です。
返信する
旅人~ (cyaz)
2021-06-26 17:17:56
NAOさん、コメントありがとうございますm(__)m

>柳楽優弥君目当てで鑑賞しましたが
ほんとに素敵な俳優さんに成長されたなぁ~と感じます♪
仰る通りだと僕も感じました!

>北斎の生涯をあまり詳しく見知っていないので
驚くことも多々ありました。
流浪の旅人は謎多き人生ですよね^^

>>永山瑛太演じる柳亭種彦の人物位置がイマイチ捉えられず、
>この点は、私も同感です。
日本史勉強しないと理解できないですかね(笑)?
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