□作品オフィシャルサイト 「HOKUSAI」
□監督 橋本 一
□脚本 河原れん
□キャスト 柳楽優弥、田中 泯、阿部 寛、永山瑛太、
玉木 宏、瀧本美織、津田寛治、青木崇高
■鑑賞日 6月6日(日)
■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
タイトルの通り、浮世絵師・葛飾北斎の生涯を描いた作品。
歌麿、写楽を世に送り出した版元・蔦屋重三郎が、
若き頃の北斎の才能を見出し、出世する過程と、
途中、幕府に反感をかい、それでも描くことを辞めない
北斎の生涯を描いていく。
日本人なら、何度となく北斎の描いた作品を目にしているだろう。
ただ、その生涯について、知っている人はすくないように思う。
本作で描かれている北斎が、実際にこうであったかどうかはわからない。
正直言って、蔦屋を演じる阿部寛が北斎の才能を見出し、
自身が病に倒れ亡くなるまでは、なかなか映画自体が締っていた。
歌麿を演じる玉木宏の絡み具合も良かったと思う。
ただ、中盤以降、どうも独創的(解釈の問題かもしれないが)な流れが、
後半に向けてトーンダウンさせているように感じた。
永山瑛太演じる柳亭種彦の人物位置がイマイチ捉えられず、
また晩年の北斎を演じた田中泯。上手い役者だと思うが、
正直、この使い方はあまりいただけないように感じた。
つまり、最後まで柳楽優弥で演じさせてほしかった。
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映画で鑑賞すると、とても心に残るでしょうね。
北斎に関する本は沢山ありますが、映画もたまには(私にとっては)良いな。(^^♪
>映画は見ていませんが、cyazさんの解説で理解しました。
そうですか^^ おそれいります。
>私は朝井まかて著「眩」は北斎の娘お栄の事ですが、興味深く読みました。
彼女の小説は面白いですよね^^
>北斎に関する本は沢山ありますが、
映画もたまには(私にとっては)良いな。(^^♪
諸説ありますが、この映画については過度ではないかと(笑)
ほんとに素敵な俳優さんに成長されたなぁ~と感じます♪
北斎の生涯をあまり詳しく見知っていないので
驚くことも多々ありました。
>永山瑛太演じる柳亭種彦の人物位置がイマイチ捉えられず、
この点は、私も同感です。
>柳楽優弥君目当てで鑑賞しましたが
ほんとに素敵な俳優さんに成長されたなぁ~と感じます♪
仰る通りだと僕も感じました!
>北斎の生涯をあまり詳しく見知っていないので
驚くことも多々ありました。
流浪の旅人は謎多き人生ですよね^^
>>永山瑛太演じる柳亭種彦の人物位置がイマイチ捉えられず、
>この点は、私も同感です。
日本史勉強しないと理解できないですかね(笑)?