□作品オフィシャルサイト 「侍タイムスリッパー」
□監督・脚本 安田淳一
□キャスト 山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰 蘭太郎
■鑑賞日 8月31日(土)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
現代の京都の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の会津藩士の高坂新左衛門。
当然、現代人と侍というギャップに迷いながら、それでも生きていかなければならない。
ある寺に居候しながらも時代劇の斬られ役として奮闘する姿を描いた時代劇コメディ。
かつて『カメラを止めるな!』がインディーズ映画で大ヒットしたことがあった。
巷の記事等を見ると、それに近い雰囲気を記している記事も多かった。
今はまだ上映館が少ない状況だけれど、興収(配収)が伸びてくれば、
もっと多くのシネコンにかかり拡大上映も可能になってくるだろう。
この時期、夏休み映画(特に子供向け)も大きなタイトルもなく、
可能性は残されていると思う。
時代劇の衰退で現在もあまり時代劇をTVで観ることは少なくなった。
ある意味、現代における高齢化社会で、高齢者の観る映画も少なくなってきている。
だけど、平日のシネコンには高齢者が来場していることが多い。
年齢別人口分布を考慮すると、間違いなくこれからは高齢者ターゲットの映画が、
興収を上げるポイントになってくるかもしれない。
前置きが長くなったけど、笑いが随所にあり、みんな楽しんでいる様子だった。
タイムスリップものでもシンプルに楽しめるいい映画だったと思う。
中でも、エンドロールが終わったときに拍手がおこったことが何よりの証拠だと思う。
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