京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『ターンレフト ターンライト』

2004-11-25 | 洋画
■監督 ジョニー・トー、ワイ・カーファイ
■原作 ジミー・リャオ「君のいる場所」(絵本)
■キャスト 金城武、ジジ・リョン、エドマンド・チェン、テリー・クワン
世渡りが下手で才能がなかなか認められないバイオリン弾きのジョン・リュウと、能力はあるのに仕事に恵まれない通訳のイブ・ツァイ。 二人は同じマンションのすぐ隣の部屋に住んでいるのだが、互いにまったく存在を知らぬまま暮らしている。 その二人がたまたま公演で出会い、声を交わす。そこで明らかになったのは、二人が十数年前の少年少女時代に一度出会っていたという事実だった。 これぞ運命の導きだ。 二人は互いの名も告げぬまま、電話番号を交換して別れる。ところが番号を書いたメモは突然の雨でぐしょ濡れになり、せっかくの番号はインクが流れてしまった。 二人は互いに連絡を取りたいのに、まったく連絡を取る手段を失ってしまうのだった…。

おススメ度⇒★★(5★満点、☆は0.5)

金城武とジジ・リョンが主演のラブストーリー。 この二人は『君のいた永遠(とき)』でも恋人同士の役で共演していて、今回が2度目の共演だという。 原題は『向左走・向右走』となんとなくそのままで面白い。
過去に出会っていた二人が、お互い同じアパートの隣室に住みながら、たまたまアパートの形状、玄関が別で、しかも玄関を出ると左と右の別々の方向に出かけるために、なかなか会わなかった。
いつ出会うのかがキーになるこの映画、はっきり言ってドタバタ・コメディと取ってつけたような恋愛ゲームで何の感動も無い。 しかも何度も何度も出会うチャンスがありながら、すれ違いの連続。 途中で興味がわかなくなり、どんなラストで落とすのだろうと考えていたが、最後は地震か安普請が故の崩壊か、隣リ同士の共通の壁が崩れ落ちて出会うという、どうしたらこうなるのかというとんでもない結末。 はっきり言って、金城武のファンで金城武を観に行くのなら、ま、それでも楽しめるのかと思うが、久しぶりになんともつまらない映画に出会ってしまった(笑) ?!
脚本の乏しさと、監督の力量の無さが明確な映画だった。
原作は大人向けの絵本としてアジアで人気を集める台湾の絵本作家ジミー・リャオだそうですが、原作の絵本を読んでみたい気がしましたねぇ・・・。
ま、今回はたまたま金券ショップで株主券が買えたので、850円で観れたのがせめてもの救いだった。 でも・・・それでも高い。。。 もしこれから観ようとお考えの方はビデオで十分です^^
コメント (22)
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