京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

Once upon a time

2004-11-19 | グッズ・キャラ物
大好きな一枚のポスター 写真家エド・ヴァン・デル・エルスケンの作品だ。

エド・ヴァン・デル・エルスケン、1925年オランダ・アムステルダム生まれ。
第2次大戦後の荒廃と貧困の中で苦悩するパリの若者たちや街にたむろする浮浪者たちと生活を共にしながら、その様子をカメラにおさめた「サンジェルマン・デ・プレの恋」で名を広めた。 また60年代から 80年代の日本の生活や風俗を撮り続けた。 なお81年、日本での展覧会では「学生諸君へのメッセージ」として、次のような内容を作品と共に展示した。「心に恥じない自らの信じることを貫き通す、そんな人間になってくれ。 それは、幸福で誇り高い人間になるための確実な道だからである。 しかし、おそらくは貧乏になることも確かである。 だが、すべての真の芸術家にとって、貧乏を恥じることなどさらさらない。
彼の写真に出会ったのはもう10年も前だろうか。 渋谷で映画を観た帰りにたまたま時間があって立寄った写真展。 それが写真家エルスケンとの出会いだった。 かつて、美術展や写真展でポスターは買ったことなどなかったが、このポスターは妙に訴えるものがあったため、迷わず手に入れた。 以来、ずっと僕の部屋に飾ってある。 昨年、恵比寿での「セーヌ左岸の恋」で彼の写真に再会し、感動を新たにした。

 このモノトーンの男女に何か感じるものがありませんか?

僕には長い時間を経過した“ふたり”ではなく、限られた時間の“ふたり”を感じるのです。
コメント (4)
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