京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『いま、会いにゆきます』

2004-11-03 | 邦画

■監督 土井裕泰
■原作 市川拓司
■キャスト 竹内結子、中村獅童、武井証、小日向文世、市川実日子
 妻に先立たれながらも6歳の息子・佑司と2人でなんとか幸せに暮らしている秋穂巧(中村獅童)。そんな巧たちの前に、彼らを残して1年前に逝ったはずの妻・澪(竹内結子)が梅雨のはしりのある日、森の中に現れる。ただ彼女は一切の記憶を失っていた。しかし、巧と佑司はそんな澪をやさしく迎え入れ、3人のちょっと不思議な共同生活が再び始まる。

おススメ度⇒★★★★(5★満点、☆は0.5)

 心に優しい映画でした。 見終わった後、大粒の涙が落ちるというより、目頭が熱くなり、心が温かくなる、そんな映画でした。 失った“時間”の記憶を取り戻すことと、知らなかった彼女の“時間”を知ること、亡くなった現実と、起きた奇跡に再び同じ人を愛していく。 忘れてかけていた彼女との想い出と、再び書き込まれる新しい想い出。 この映画を観ながら、自分の想い出を重ね合わせて、懐かしい想いとほろ苦い想いが交錯しました。 この映画を観る前に、竹内結子さんはピッタシかもしれないが、中村獅童さんはどうなんだろう、何故彼なんだろうと思っていました。 でも映画を観終わったあと、何故彼でなければいけなかったのかよくわかる気がしました。 自分なりには草君あたりが相手役にいいなぁと思っていましたが、竹内さんと草君は『黄泉がえり』で共演してたし、また凛ちゃん(美山加恋)ちゃんもこの映画に出てたのでTVの「僕と彼女と彼女の生きる道」で共演してたので、そんなそれぞれのイメージが逆にこの映画の感動を減らしてしまったかもしれません。
 この映画は夫婦・カップル同士で観て、お互いの出会った頃の“時間”、経過してきた“時間”をそれぞれが思い起こす機会であればいいなぁとそんな気がしました。 そしてもう一度、互いに思いやりと愛情を注いでほしいなぁと思います。 冒頭書いたように「心に優しい映画」でした^^ 是非御覧下さい!

コメント (135)
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