京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『キャットウーマン』

2004-11-04 | 洋画
■監督 ピトフ(『ヴィドック』)
■キャスト ハル・ベリー、ベンジャミン・ブラッド、シャロン・ストーン
大手化粧品会社のデザイナー、ペイシェンス(ハル・ベリー)は、会社でもプライベートでも自分に自信が持てない女性。ある夜ペイシェンスは、発売直前の新作クリームに隠された秘密を立ち聞きし、何者かに追われるうちに命を落としてしまう。その時、彼女に不思議な異変が起こる。再び目を覚ましたペイシェンスは、驚異的な反射神経と跳躍力を持つ、自信に満ちたキャットウーマンとなっていた!自分を殺した相手と理由を探るうちに、ペイシェンスはヘデア社の恐ろしい陰謀を知る…。

おススメ度⇒★★(5★満点、☆は0.5)

アメリカン・コミックで『バットマン』に登場するキャラクターの1人だったキャットウーマンが、今回は陰謀と戦うヒロインとして登場するのだが、やはりアメコミはなかなか日本人には受け入れられにくい面がある。 ハル・ベリーは確かにキャリアを積んで素晴らしい役者になってきたが、単純なアクション俳優ではないはず。 今回、彼女は黒のレザースーツ姿で、滑らかなアクションを見事に演じてはいるが、今までの彼女の演技力が観られるかというと、そこは期待を裏切られたと言わざるをえない。 ストーリー自体に期待するほうが無理なのかもしれないが、この手の映画に多くを期待してはいけない。 何だか命題がぼやけているし、アクション映画としての大きな特撮や技法も感じなかった。 残念ながらハル・ベリーには次に期待したい。 しかしシャロン・ストーンはよく回復し復帰してきたものだ。 困難を乗り越え、全盛時の美貌はないにしろ、その存在感は素晴らしいと思う。 2があるのかどうかはわからないが、この映画を観に行こうと考えている方は期待しないで観てほしい。
コメント (9)
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