金山のまぼろし

全力で生きる!!

431 20年後

2023-10-09 16:06:31 | 幻の走り屋奮闘記エピソードFinal

 

 

 

2023年10月1日

 

数日前に頭文字D 5th Stageを観た。

超最高で「これよ、これ!」という内容だった。

 

続編の頭文字D Final Stageも観た。

とても良かった。

 

頭文字D 4th Stageは確か3年前に観た。

感慨深いものだった。

 

MFゴーストという続編が出ているらしいが今は観る気はない。

 

 

思い返すと頭文字D大好き人間だった僕が頭文字D 3rd Stageを観たのを最後に、長い間続編を観ることはなかった。

マンガもラリースト坂本が出て来た所で読まなくなった。

 

今は僕の気分が変わったから頭文字Dを観る気になったのか、それとも違う理由があって観ることになったのかは分からないが1st、2nd、3rdとリアルタイムで観ていた僕としては、ずっと「先の展開が観たい。」と心の片隅に思いは存在していた。

 

頭文字Dを避けていたあの頃のことを吹っ切れたのかもしれない‥。

もう、手帳は処分してしまったので当時の詳細は分からない。

 

 

僕は親からのお下がりのコロナプレミオ以降、

AE86パンダトレノが走り屋として最初の車だった。

 

AE86ターボに2000年10月に乗り換え、

 

S13シルビア(ホワイトパール)のタービン交換車に2002年7月に乗り換えた。

 

S15シルビア(ガンメタ)を前S13と同じターボ仕様にしてもらい2004年8月に乗り換え車検を待たずに走りは強制終了。

 

走りを諦めきれずにランエボ4(白黒)に2005年11月に乗り換えた。

 

そして、2010年1月に降りた。

 

 

走りを諦めた後は

 

PEUGEOT 308GTi マニュアル(6年間乗る)

 

BMW 3シリーズ オートマ(2週間でエンジン故障にて廃車)

 

RX-8 マニュアル(数年間)

 

デミオスポール オートマ(数年間)

 

V35スカイライン マニュアル(数年間)

 

という順番で乗り継いできたと記憶している。

 

 

車遍歴の一台一台にエピソードがあるが、僕が車で本気で燃えていたのはS13シルビア時代の途中までだったと思う。

 

 

僕は10代の頃は学校の成績が平均2だった。

美術は4とか5だったかもしれないが、それは世の中では評価されず劣等生だった。

他の生徒の引き立て役だったり、あがいた所で劣等生が僕の当たり前で定位置だったのだ。

 

社会に出ても、仕事は出来ず、仕事が続いたとしても劣等社員だったように思える。

 

だから、出会った走り屋の世界は気持ちが良く、車音痴、運転音痴だったけれど、のめり込んで行ったのだと思う。

 

あの頃は「頭文字Dを観て走り屋になった僕をバカにした走り屋たちを見返してやる!」というあえてパンダトレノで速く走るという反骨精神を持っていたが、「頭文字Dの拓海やドリキンみたいにカッコよく走れるようになりたい!」という常に抱いていた憧れた気持ちが僕の運転技術を高めてくれたのだと思う。

 

そして、ドライビングの小さな発見にその都度胸が高鳴り、攻める時はいつでもどんな時も歓喜していたから走りにブーストが掛ったのだと思う。

 

今、思い返してもその瞬間の歓喜はまるでその場にいるようにリアルだ。

 

走りに関しては歓喜の中に入り、上昇気流に乗っていたのだと思う。

 

 

そんなことを数日前に頭文字D 5th Stageを観ながら感じたのだ。

 

頭文字D Final Stageは夢物語かもしれない。

 

でも、歓喜の中で没頭していたら起こり得ることかもしれない。

 

人の可能性は無限大なのかもしれない。

 

僕がたまたま劣等生だったからこそ、その部分を感じやすいのかもしれない。

 

 

 


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