20年弱くらい前の話ですが、ランサーエボリューション4に乗っていたことがあります。
あれは勝負と銘打って手に入れたS15シルビアを手放した後、失意の中で出会ったスポーツカーであったのです。
ランサーエボリューション4を買う決めてになったのはエンドレス製6ポッドブレーキキャリパーが装着されていたからだったと思います。
試乗してみると低回転の加速があり、購入を決めたわけです。
10年落ちになる前くらいの個体だったと思います。
数週間、街乗りで車の感覚を体に馴染ませてからコースへ向かいました。
コースを走っている途中で驚きました。
コーナーが軽快だったのです。
ターンインからターン中、立ち上がりまで曲がるのに抵抗がかなり少ない感じ。
Sタイヤを履いていた100キロ近く軽いS15シルビアと比べるとランサーエボリューション4の方がコーナーが軽快だったのです。
車検証を見てもフロントヘビーなはずなのに‥。
車両重量1350キロ 前前軸重820キロ 後後軸重530キロ
61:39の前後重量配分比のようでした。
「もう少しでフロントにAE86が乗りそうだ!」と思ったものです。
車検証をあらためて確認してコースを走っても、やっぱり軽快だったのです。
ランサーエボリューション4は社外ブレーキキャリパーが付いていましたが、タイヤはノーマルと同じ215幅の17インチでした。
それから車幅よりも長いくらいのGTウイングを外して、減衰力32段調整式のテインの車高調を買って、スポーツ4WDの走りを調整していったのでした。
古い考えかもしれませんが、走りを思い出してみて「コースを走るなら全幅1695ミリまでの車がいいな。」と思います。
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