曲がってから曲がる

 

確か、「曲がってから曲がる」コーナリングに気付いたのはランサーエボリューション4に乗ってからだったかもしれない。

 

記憶が定かではないけれど、AE86に乗っていた時は少なくとも出来なかったし気付かなかったと思う。

 

 

どういうことかというと、AE86ではターンインでステアリングをインに切るとリアがアウト側にスパッと出ていたからだ。

だから、「曲がって」の部分でコーナーワークは完結していた。

 

 

後になってコーナーで曲がってからヨーがフロントがインへリアがアウトへ発生。

そのヨーを使って更に曲がって行く技術があったことに気付いたのだった。

 

AE86に乗っている時にホバークラフト走りという走法を少ししていたけれど、「曲がってから曲がる」へ車体の動きが移行していく途中がホバークラフト走りと言ってもいいかもしれない。

 

途中の段階だったとしてもAE86のホバークラフト走りはとても気持ちが良かった。

 

リアがブレイクしないでフロントに追従してきてくれるAE86以降に出た車なら、「曲がってから曲がる」ことは可能だと思っている。