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東京大学の花梨

2005-12-15 08:04:56 | Weblog
花梨を題材にした文学はあるのかなと思い、インターネット書店amazon.co.jpの「なか見検索」機能を使って調べてみました。

本文に花梨の言葉が出てくる作品の名称と、「さわり」の文章の一部が14件(冊)表示されました。

これはというのに目を通していきます。


随筆家の岡部伊都子さんの作品「こころ 花あかり」の一節に花梨が出ているようでした。「花梨が好きですねん。庭の手入れにゆくたんびに、美味しい……」とあります。「うん、これは」と期待が膨らみます。詳しく読むために、著作権が保護されたコンテンツという制約付きのページを開いてみました。転載ができたないため、要点を言いますと、果実の花梨ではなく、女性の名前としての花梨が出てくるだけでした。うーん、当て外れでした。

もう一冊。日本植物園協会名誉会長、岩槻邦男さんの「東京 樹木めぐり」の中にも花梨について文章があるようです。内容を読むと、東大植物園の中に花梨の林があることが書かれています。春の花より秋の果実に人の関心があることに触れ、平気で実を採っていく人があるとおかんむりです。岩槻さんは東大植物園の園長をされた方です。

でも初めて知りました。東大にも花梨があるのですね。花梨酒が店頭に並ぶことを踏まえ、著者の思いが綴られています。花盗人は風流だが、果実盗人の場合はどうなのかな? と読者に語りかけて文章を締めくくっています。

花梨泥棒。サクランボ泥棒と同じく、風流とは言いがたいようですね。





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