花梨ブログ

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かりん煎餅

2006-06-04 11:54:52 | Weblog
京都・護王神社で買った「かりん煎餅」の食感報告です。

煎餅の表面にイノシシの図柄が焼きこまれていたことは前回の「京都にある花梨の巨木 中篇と後編」で触れています。さて、一番の関心はどんな味がするのかです。

緑茶を用意して母といざ食べ始めです。「パリッパリッ」と音がしてサクサクとした歯ごたえです。米を材料に使った煎餅のような「バリバリ」という音ではないです。

うーん、この味はどこかで味わったなあ、と噛み砕きながら思いを巡らせます。

どこだったかなあ。たしか過去に食べたことがある食感です。

袋の裏の原材料名に目をやります。小麦粉、玉子、砂糖、蜂蜜、カリン酒、膨張剤。なるほど、分かりました。確かに小麦粉、玉子、砂糖を使った煎餅の味です。サブレに近いと言うか、ほぼサブレの味ですね。母の感想は「硬い煎餅だね。これ」と評判は芳しくなかったです。

カリン酒がどのくらい入っているかは不明ですが、かりんを感じさせる味はまったくしません。護王神社の御神木、かりんの実で作ったかりん酒が入っているというのが、このかりん煎餅の売りなのでしょう。たとえ一滴、二滴の量だったとしても。

護王神社で買った「かりん飴」を舌の上で転がしながら、この文章を書いています。この飴の味についても前に書きましたが、まったくかりんの風味はしません。

こういう「かりん煎餅」「かりん飴」もありますよという話の種のような商品ですが、御神木のかりんを使っているということでなんとか満足した気分になります。