健康食品のサイトをのぞいていると、こんな文章を見つけました。
「黒米・黒胡麻・黒松実・黒豆・黒花梨、この五つの黒色の食物を黒五と呼び、古くから中国では黒い色の食べ物は「仙人食」とも言われ生命のバランスを保つ食品と言い伝えられています」
黒花梨? 黒い花梨?
ネットをあらためて検索すると、この「黒五」を使った製品がたくさん紹介されています。健康食品が主ですが、ビスケットや饅頭、果てはざるそばまでありました。
ざるそばではこんな調子です。「中国の広大な自然の中で野性的に育てられてきた黒い色の穀物と果実の中から厳選した黒米、黒豆、黒胡麻、黒松の実、黒カリンの五種類の素材とルチン豊富なダッタンそば粉をめんに練りこみました」
黒い色の穀物と果実? どうも、あの黄色い花梨とは違う香りが漂います。
黒花梨で検索するからどうもおかしいようです。黒カリンではどうでしょうか。
黒加倫のど飴。これは? 野生種カシスを使ったのど飴とのことです。せき、たん、動悸を鎮め、利尿作用あり? せきを鎮める働きでは花梨と似ていますが、利尿作用はどうも違います。
黒加倫のど飴を手がかりに検索を続けて、あるブログのこんな記述に行き当たりました。
「風邪気味なのかのどの調子がおかしいので、のど飴でも買いに行こうかと
近所のスーパーの売り場に言ったのですが、そこには見慣れない商品が。
黒加倫のど飴…?
カリンって花梨って書くんじゃなかったっけ?
とか思ったら、パッケージには黒加倫は中国に群生するカシス、花梨とは違う、などと書かれてました」
「黒五」の製品の中に黒加倫と表示された健康食品のサイトに写真が載っています。ブルーベリーに似た黒っぽい実です。
黒花梨→黒カリン→黒加倫→ブルーベリーに似た黒っぽい果実→黒カシス
黒カシス。ヨーロッパおよびアジア原産のユキノシタ科スグリ属に属する落葉低木。酸味のある小さな濃い紫色の実には、健康食品でよく知られるポリフェノール、必須脂肪酸であるGLAとオメガ3、ビタミン、ミネラルが多く含まれている。カリウム、カルシウムなどミネラルも豊富。
黒カシスは日本語では黒すぐり、英語でブラックカラント、カシスはフランス語とか。リキュールでお馴染み。
黒花梨が黒カシスと同一だと分かり、あの花梨とはまったく関係がないことが分かりましたが、カシス(すぐり)がどうして花梨になるのかはまったく分からないままです。
黒花梨。本当に謎めいた呼び名です。
「黒米・黒胡麻・黒松実・黒豆・黒花梨、この五つの黒色の食物を黒五と呼び、古くから中国では黒い色の食べ物は「仙人食」とも言われ生命のバランスを保つ食品と言い伝えられています」
黒花梨? 黒い花梨?
ネットをあらためて検索すると、この「黒五」を使った製品がたくさん紹介されています。健康食品が主ですが、ビスケットや饅頭、果てはざるそばまでありました。
ざるそばではこんな調子です。「中国の広大な自然の中で野性的に育てられてきた黒い色の穀物と果実の中から厳選した黒米、黒豆、黒胡麻、黒松の実、黒カリンの五種類の素材とルチン豊富なダッタンそば粉をめんに練りこみました」
黒い色の穀物と果実? どうも、あの黄色い花梨とは違う香りが漂います。
黒花梨で検索するからどうもおかしいようです。黒カリンではどうでしょうか。
黒加倫のど飴。これは? 野生種カシスを使ったのど飴とのことです。せき、たん、動悸を鎮め、利尿作用あり? せきを鎮める働きでは花梨と似ていますが、利尿作用はどうも違います。
黒加倫のど飴を手がかりに検索を続けて、あるブログのこんな記述に行き当たりました。
「風邪気味なのかのどの調子がおかしいので、のど飴でも買いに行こうかと
近所のスーパーの売り場に言ったのですが、そこには見慣れない商品が。
黒加倫のど飴…?
カリンって花梨って書くんじゃなかったっけ?
とか思ったら、パッケージには黒加倫は中国に群生するカシス、花梨とは違う、などと書かれてました」
「黒五」の製品の中に黒加倫と表示された健康食品のサイトに写真が載っています。ブルーベリーに似た黒っぽい実です。
黒花梨→黒カリン→黒加倫→ブルーベリーに似た黒っぽい果実→黒カシス
黒カシス。ヨーロッパおよびアジア原産のユキノシタ科スグリ属に属する落葉低木。酸味のある小さな濃い紫色の実には、健康食品でよく知られるポリフェノール、必須脂肪酸であるGLAとオメガ3、ビタミン、ミネラルが多く含まれている。カリウム、カルシウムなどミネラルも豊富。
黒カシスは日本語では黒すぐり、英語でブラックカラント、カシスはフランス語とか。リキュールでお馴染み。
黒花梨が黒カシスと同一だと分かり、あの花梨とはまったく関係がないことが分かりましたが、カシス(すぐり)がどうして花梨になるのかはまったく分からないままです。
黒花梨。本当に謎めいた呼び名です。