花梨の話題を求めてブログ散策をしていると、こんな文章に出会いました。
「水前寺公園で見つけた熊本の銘菓。細川家に江戸時代から代々伝わると言う「加勢以多」(カセイタ)。餅粉で作られた薄~い皮に花梨のジャムが挟んであるの。食感がおもしろいし、そんなに甘くなくて美味しかった」
花梨ジャムを使った由緒ある銘菓があったなんて。しかも加勢以多(カセイタ)というおかしな字体と読み方にも引かれます。それで「加勢以多」をネット調査です。
熊本県広報課が発行する週刊メールマガジン「気になる!くまもと」に熊本のお菓子として紹介されていました。ちょっと長いですが、引用してみます。
▼加勢以多(かせいた)は、ポルトガル語で「マルメロの砂糖漬けの箱」という意味です。中央アジア原産のマルメロは、最近、のど飴にも使われている中国原産のカリンにそっくりな果物で、見た目は洋なしにも似ていますが、甘酸っぱい独特の香りは、南蛮渡来のエキゾチックな感じがします。
この果実が日本に来たのは17世紀ごろで、これを原料にしたお菓子も同時期にもたらされたといわれています。加勢以多はそのマルメロを使ったお菓子で、江戸時代から肥後細川藩の献上菓子として「朝鮮飴(ちょうせんあめ)」とともに知られる熊本の銘菓です。茶人でもあった細川忠興(ただおき)公がお茶菓子として用いたともされています。
現在は、熊本市にある水前寺成趣園(じょうじゅえん)の茶室「古今伝授(こきんでんじゅ)の間」と熊本空港のみで販売されています。
どうも餅粉の薄い皮に挟まれていたのは花梨ジャムではなく、マルメロジャムのようですね。加勢以多(かせいた)という字体はポルトガル語の発音に漢字をそのまま当てたのでしょうね。意味するところが「マルメロの砂糖漬けの箱」で、花梨ジャムが入り込む余地がありません。うーん、残念!
マルメロと花梨。双子のようでいて実はまったくの別人。花梨の話題にマルメロは切り離せない存在のようです。
「水前寺公園で見つけた熊本の銘菓。細川家に江戸時代から代々伝わると言う「加勢以多」(カセイタ)。餅粉で作られた薄~い皮に花梨のジャムが挟んであるの。食感がおもしろいし、そんなに甘くなくて美味しかった」
花梨ジャムを使った由緒ある銘菓があったなんて。しかも加勢以多(カセイタ)というおかしな字体と読み方にも引かれます。それで「加勢以多」をネット調査です。
熊本県広報課が発行する週刊メールマガジン「気になる!くまもと」に熊本のお菓子として紹介されていました。ちょっと長いですが、引用してみます。
▼加勢以多(かせいた)は、ポルトガル語で「マルメロの砂糖漬けの箱」という意味です。中央アジア原産のマルメロは、最近、のど飴にも使われている中国原産のカリンにそっくりな果物で、見た目は洋なしにも似ていますが、甘酸っぱい独特の香りは、南蛮渡来のエキゾチックな感じがします。
この果実が日本に来たのは17世紀ごろで、これを原料にしたお菓子も同時期にもたらされたといわれています。加勢以多はそのマルメロを使ったお菓子で、江戸時代から肥後細川藩の献上菓子として「朝鮮飴(ちょうせんあめ)」とともに知られる熊本の銘菓です。茶人でもあった細川忠興(ただおき)公がお茶菓子として用いたともされています。
現在は、熊本市にある水前寺成趣園(じょうじゅえん)の茶室「古今伝授(こきんでんじゅ)の間」と熊本空港のみで販売されています。
どうも餅粉の薄い皮に挟まれていたのは花梨ジャムではなく、マルメロジャムのようですね。加勢以多(かせいた)という字体はポルトガル語の発音に漢字をそのまま当てたのでしょうね。意味するところが「マルメロの砂糖漬けの箱」で、花梨ジャムが入り込む余地がありません。うーん、残念!
マルメロと花梨。双子のようでいて実はまったくの別人。花梨の話題にマルメロは切り離せない存在のようです。