11 一億総M

【意味】2001年7月29日の参院選挙で、「構造改革」とか「痛みに耐える」のスローガンを多くの有権者が賛意を示したことで、公開されたSMクラブの「Ｍばっかり」じゃないかということ。

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【出典】▼2001年7月29日「一億総M」

【主観的解釈】確かに何を言っても世の中そう簡単に変わるわけはない、と達観か諦観か知らないが、とにかくお上が痛みに耐えようと呼びかければ、それに従う構造が磐石に出来上がっているようだ。この構造は今後も変わることは無いだろう。一部のＳがますます増長し、多くのＭがますますＭ度に磨きをかけるということか。しかし、これで大きな混乱をきたさないということは、耐えられない状態でないということであろうし、そこそこの豊かさを大多数の国民が享受しているということなのだろう。勝手放題の輩がいても、極々一部であり、それゆえマスコミの格好の話題を提供するだけで、社会そのものを変えるほどのものではない。

【類義語】

【反義語】一億総Ｓ　（これは想像を絶する！）

【その他】２００１年７月２９日が参議院選挙だったのだ。折りしも、今年は３年目の半数改選の参議院選挙の年で、７月１１日が投票日のようだ。ま、世の中の大きな動きにも動じない国民性があらためて確認されるのだろう。というか、痛みに耐えながら構造改革を国家総出で推進していると自己評価する日になるのだろう。