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加古 隆「パリは燃えているか 」映像の世紀 OST 完全版 2000年

2019年05月04日 | 自分史
映像の世紀 OST 完全版
加古 隆「パリは燃えているか 」映像の世紀 OST 完全版 2000年

 加古隆さんの「パリは燃えているか 」を初めて聴いたのは
NHKのドキュメンタリー作品「映像の世紀」のタイトル・バックでした。
その後、加古隆さんの作品を今ほど聴くようになるとは思いませんでした。
同様の事をジブリスタジオの名プロデューサーである鈴木敏夫氏や
宮崎駿氏もそう語っておられました。

アカデミックな音楽を学ばれた方の紡ぎ出す音楽は
何処か隙がなく面白味に欠けると勝手に決めつけていました。
芸大の作曲家を卒業されて大学院まで出られて、
パリの国立高等音楽院まで卒業された 加古さんですが、
正統派の音楽家とは何かが違うユトリを
加古 隆さん と云う音楽家には感じています。

( 以下の情報はWikipediaを参照しました。敬称は略させて頂きます。)
作曲においては、ジャズ・クラシック・現代音楽の要素を
融合させた独自の作曲形式を確立しており、
ピアニストとしては、自身の作品の演奏を中心に活動しています。
また、映像作品とのコラボレーションによる音楽も数多く手掛け、
映像音楽の作曲家としても活動の幅を広げており
自身の作品によるコンサートは世界各国に及び、
オリジナルアルバムは50作品を超えています。
ピアノから紡ぎ出される透明な音の響きから、
「ピアノの詩人」あるいは「ピアノの画家」と称されています。
1980年代からかぶり始めた帽子がトレードマークとなっており、
ステージでも必ず身につけています。

コンサートでの演奏は全て暗譜で行う、これは当たり前の
ようでなかなか出来るピアニストは少ないのではないでしょうか。


映像作品への参加

1995年にNHKスペシャル『 映像の世紀 』の音楽を担当した。
テーマ曲の「パリは燃えているか」は大きな反響を呼び、加古の代表曲となる。
1997年、NHK『 ドキュメントにっぽん』の音楽を担当( テーマ曲「青の地平」)、
翌1998年に担当したベルギー映画『 Th e Quarry 』ではモントリオール世界映画祭で「最優秀芸術貢献賞」を受賞。
2000年にはNHK『 にんげんドキュメント 』のテーマ曲「黄昏のワルツ」が誕生する。
2001年、映画『 大河の一滴 』の音楽を手掛け、翌2002年には映画『 阿弥陀堂だより 』の音楽で、
第57回毎日映画コンクール「音楽賞」および第26回日本アカデミー賞「優秀音楽賞」を受賞。
2005年、NHKスペシャル『 日本の群像 再起への20年 』の音楽を担当。
2006年に担当した映画『 博士の愛した数式 』の音楽では第61回毎日映画コンクール「音楽賞」を受賞した。
2014年の映画『 蜩ノ記 』の音楽でも第38回日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞した。
2017年 - 第68回「日本放送協会放送文化賞」を受賞。


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