砂川啓介が歌う日本の叙情歌「 秋の子 」
今年の夏、初代「体操のお兄さん」だった
砂川啓介さんが亡くなられた。
ドラえもんの声で有名な大山のぶ代さんの旦那様です。
このご夫婦はとても穏やかな方達で、
10年位前ですが、ご一緒に仕事をさせて頂いた時に感じました。
(上記CDのアートワークをさせて頂きました)
目黒のお宅にお邪魔した時も大山さんが応接室に
スーッと入って来られて「よろしくお願いします . . . 本文を読む
バージニア・リー・バートン「 ちいさいおうち 」その2
クラシノ ソラ「 珈琲と煙草と古本と……。( 4 )」2017年
私が小学校に入学した頃はまだノンビリした時代で
やっとバスが家の前を走り始めました。
(どんな田舎に住んでいたの?とお思いでしょうが
戦後10年ほど過ぎた都内23区のお話です)
最寄りの駅までは歩いて行けたので、
バスが不人気だったのをよく憶えています。
友達の家は何処も . . . 本文を読む
クラシノ ソラ「 珈琲と煙草と古本と……。( 3 )」2017年
行けなかった展覧会
あまりに有名な絵本。「 ちいさいおうち 」を描いたのは、
アメリカの女流絵本作家、バージニア・リー・バートンさん。
この夏、東京のある会場で『ちいさいおうち』
―時代を超えて生き続けるメッセージ―
と題して小規模な展覧会が催されました。
と云えば普通なら「良い展覧会でした」と
なるのですが、残念ながらシフ . . . 本文を読む
ミッシェル・ポルナレフ「 Lettre à France 」
常々思っていることがあります。
それは、この歌のように創れたら幸せだろうなと。
「 絵のように奏でて、奏でるように詩い、詩うように描けたなら……。 」
欲張りですね。
. . . 本文を読む
井上 陽水「 決められたリズム 」( Album version )2002年
この歌を聴いていると何故か?
あの何もかもが騒然とする前の
昭和30年代前半を思い出してしまいます。
家にはなーんにもなくて静かで
母の家事をする音だけが私を包んでいた
あの頃を思い出してしまいます。
. . . 本文を読む
立原 道造「 風が…… 」1933年
私が詩に目覚めたのは、
小学5年の国語の時間でした。
宮沢賢治さんの余りに有名な
「雨ニモ負ケズ」は自分にとっては
衝撃的でした。
「世の中にはこんなに優しいことを
言える人がいるんだ。自分もこんなことを
言える人になりたい」と思ったものでした。
今でこそ、仏教思想に裏打ちされた
インテリジェンスな人が書いたからと解るものの
当時は詳細も経歴もツユほども知 . . . 本文を読む
反田恭平「 ドビュッシー:月の光 」2017年
また一人、天才ピアニストを見つけました!
一流を愛する方からは気づくのが遅いとお叱りを受けそうですが(汗)
昨年、夏の終わりに聴きたくなる「月の光」をupした時には
わからなかったのですが、もしかしたらあの「 月の光 」を
演奏しているのはこの人ではないか?と云うほど音質が似ていました。
ここまで甘く切なく「月の光」を演奏出来る人はそうはいないと . . . 本文を読む
クラシノ ソラ「 蒸気機関車の詩 」2012年
若い頃、蒸気機関車が次々と日本中から消えて行きました。
それを憂いR&Rのコード進行で「 スチーム・ロコモーション 」と
云う歌を作り1978年に発表しましたが、
今聴くと忙しなく感じられて5年前に作り直しました。
( 自分が歳を重ねた証拠でしょうね )
時代は流れ「力強い蒸気機関車に光を!」となって来たのは
平成の世になってからです。
今は、日本 . . . 本文を読む