宇多田ヒカル「 真夏の通り雨 」2016年
宇多田ヒカルさんは
どう云う気持ちでこの歌を書かれたのでしょう?
私は勝手に推察してしまいました。
それは以下の様なものです。
詩の内容が亡き母親の事を
謳っているにしては余りにリアルで
なんと冷静で、醒めているのかと思いました。
やはり宇多田ヒカルさんの中にはあのご両親の
DNAが強く埋め込まれているのだと感じました。
. . . 本文を読む
ミッシェル・デルペッシュ「 哀しみの終りに 」( La maison est en ruine )1974年
昨日は冬至でした。
一年で最も太陽エネルギーが弱まり
昼が最も短くなり、人間の免疫力も…
たしか弱くなり風邪をひく人が増えるとか。
私も今年一年、いろいろありました。
皆さんもそうでしょうね。
でも、哀しみはなるべく引き摺らない様に
新しい年を迎えたいものです。
ミッシェル・デルペッ . . . 本文を読む
小林啓子「 比叡おろし 」1970年
私、本格的な登山経験もないのに「山」が好きで
このところ山の絵ばかり描いています。
本題に入りますが、この歌は私が高校生の頃に
TBSの朝の情報番組「ヤング720 」で知りました。
「♪うちは比叡おろしですねん、あんさんの胸を雪にしてしまいますえ」
と言う歌詞がとてもショッキングで度肝を抜かれた思い出があります。
今はさすがに小林啓子さんが雪女だなんて . . . 本文を読む
Jacob Gurevitsch「 River of Pouyade 」2016年
ギターを「小さなオーケストラ」と評したのはベートーベンだったかしら?
初冬の夜長にはモノ哀しすぎるかも知れませんが、
懐かしさやもの思いに耽るには嬉しいスパニッシュ・ギターの音色です。
ウッド・ベースやセロの助けを借りてはいますが、素晴らしい演奏です。
CDが品切れ状態が続いているのも頷けます。
. . . 本文を読む
山崎ハコ「 夕陽のふるさと 」1981年
私は両親が東北から上京した「上京二世」ですが、
物心ついてから故郷を後にして東京なり、
大都市でひと旗挙げようと思う人達の
心の葛藤はいくら貧乏育ちの私でも
考えが及ばないものがあります。
この山崎ハコさんの「夕陽のふるさと」は
遠く、九州の大地の夕陽を彷彿とさせ、
胸にこみ上げるものがあります。
「夕陽のふるさと」が収録された
CDは少なく、お示し . . . 本文を読む
紙ふうせん「 木こりのわが子への唄 」2014年
赤い鳥の頃から紙ふうせんのお二人も
ハイ・ファイ・セットのお三人も好きでした。
ただ、中学生だった私はLPレコードは買えず
新聞配達のバイト料で赤い鳥のシングル盤「竹田の子守唄」を
買わせて頂きました。その後「竹田の子守唄」は紙ふうせんの
お二人も歌われていますが、余りに有名なので
またの機会に譲るとして、今日は平山泰代さんの慈愛に満ちた
熱唱 . . . 本文を読む