音楽の宝物 第3回 ラリー・アドラー「 愛のアランフェス( Adagio )」1979年
The Concierto de Aranjuez (Adagio) - Larry Adler
上にお示ししたポートレートは
ラリー・アドラーさんの最晩年の写真です。
ちょっと神経質そうな、瘦せぎすのポートレートですが、
若い頃はアメリカのジャズシーンで
大活躍されていました。
中央のポート . . . 本文を読む
Scorpions - Born To Touch Your Feelings
スコーピオンズ「 Born To Touch Your Feelings 」2017年
スコーピオンズと言えば1978年、初めて来日する際に
何か日本にちなんだ曲を演ろうとして日本のファンクラブから
勧められたのが「荒城の月」だったそうです。
当時の模様はライブアルバム「Tokyo Tapes」に収められていますが . . . 本文を読む
キャット・スティーブンス「 My Lady d'Arbanville 」( 邦題=白いバラ )1970年
この懐かしい歌声、いっぺんに若返りました。
1970年のヒット曲ですが、私が聴いたのはその2年後の事でした。
ジャケットのイラストも歌の歌詞や曲もキャット・スティーブンスさん
ご本人が創作した事を知り感激したものです。
初めに覚えた歌がこの「白いバラ」でした。
ギブソンJ-200の奏でるオ . . . 本文を読む
ジョゼフ・シマ( Joseph Sima )1891年ー1971年
不勉強な私は、音楽とアートと詩が
ライフ・ワークなどと思い込んでいる割には
知らない画家のなんと多い事か(アセ)
チコちゃんに知られたら、あの名文句で嚇されそうですが、
チェコのボヘミアで生まれで1920年代から30年代に
シュルレアリスム絵画のグループ「大いなる賭け(Le Grand Jeu)」に
属していた前衛派画家のジ . . . 本文を読む
吉田拓郎「 祭りのあと 」1972年
私も若い頃は浴びるほど呑んで、
トラにもオオカミにもなってましたが、
最近は(持病が悪化して)すっかり酒量も減りました。
ウサギさんかネコさんの様になってしまいました。
吉田拓郎さんと云えば、若い頃は酒豪で鳴らし武勇伝を
たくさんお持ちのフォーク界の貴公子でした。
ですが、人は誰もが歳を重ねると色々な病気と闘う様になります。
そのうちに酒量もスッカリ減った . . . 本文を読む
世界の終わり「 眠り姫 」2012年
新年、明けましておめでとうございます。
新年早々「世界の終わり」とはずいぶんと物騒なグループ名ですよね。
このグループ名を初めて聞いた時には耳を疑いました。
「セカオワ現象」とマスコミは呼び、グループの初期の頃、
活動拠点となったライブハウスが東京大田区のそれも羽田にあったと知り、
かなり親近感を覚えましたが、私にとってグループ名と言えばグループ・サウン . . . 本文を読む