Click 2 CR-IQ 日々_ver.3

ここは管理人CR-IQ(クリック)が、日々の出来事をメインにしつつ、思ったことを書き綴るblogです。

Kanon 第14話 「ひびわれた協奏曲(コンチェルト)~concerto~」

2007-01-07 14:54:21 | 映像もの
TORIAEZU BEERはスッタフ遊び杉w

さて、完全に舞シナリオに入っているわけですが、
そんな中、ついにあゆが謎ジャムの餌食にw。
ただ、祐一や真琴が通ってきたあの
歪むエフェクトシーンが構成上なかったために
ちょっと寂しくはありましたが。
是非あゆが苦しみながら「うぐぅ」と言うシーンが見たかったw

で、今回はなんといっても佐祐理さんシナリオを
ちゃんと描いたところこそが妙味の1つですね。
前回のアニメではバッサリ切られていた、
佐祐理さんが自分の名前をあえて佐祐理と言う理由が
ここで描かれます。
あれです、今一般的な作品で安易に自らの名前を
呼ぶだけとかのキャラはとりあえずひれ伏しなさい(マテ

まあ、それは冗談にしても、
短いながらに儚く悲しい理由の込められた
その佐祐理さんシナリオをしっかり描いてくれたことには
やはりGJという言葉こそ相応しいですね。

そして今回のもう1点は舞…というか田村ゆかり嬢の
渾身の演技に本気で心うたれました。
本当に些細なすれ違いの結果から、
佐祐理さんを危険な場所に引き合わせ、
結果としてケガを負わせることになった、
その心からの悔しさ、罪悪感、恨み…
そういった全てを心からぶつける舞とそれを止める祐一、
このシーンは正直今までのこの京アニKanonで最もツボでした。
過去にもゆかりんには、AIRとか他の作品で
演技のうまさは知っていたのですけど、
こういうキャラでの迫真の演技って初めてに近くて
普段全てを語らないキャラクターがここまで心を露にする、
という静と動の対比の演技、
というものに本当にびっくりしました。
ゲーム版ではあの描写はもう少し違う感じでしたしね。
なにはともあれこれがプロというものなんですね…。

さて、そんなわけでこの佐祐理さんシナリオを挟んだために
多分後2回という感じでしょうか、舞シナリオも
となると、前回書いた流れが現実味を帯びるようですね。
これからは本当に一話たりとも気が抜けなさそうです。

Kanon 第13話 「あぶなげな三重奏 ~trio~」

2006-12-30 18:14:23 | 映像もの
栞が思ったよりもスタイルい(銃声

舞編が続いている状況ですが、
今回は実にレビュー書きづらいw。
戦闘シーンとかあったりで盛り上がりはありますし
笑えるシーンもあるんですけど、
全般的には淡々とフラグ途中というところなので…
というわけで思ったこと箇条書きw。

・北川がすごいいいやつに見えた(マテ
まだ春原の位置までは落ちてないようですw。

・あれだけ叩きつけられてなんであの怪我で済むかは
多分禁則事項(作品違

・とりあえず栞シナリオへのフラグ完成ですかね。
ちゃんと服を毎回変えているのは個人的には好感
ゲームではまあそのあたりは仕方ないんですけどねw
でも今日の服はやっぱりむn(ry

・あゆと舞の遭遇はこうなんというか…
イマイチなんのために連れてきたか意味がわからなかったですね。
特に必要は感じず。
まあ、個人的には中の人のアレで盛り上がれましたがw

・名雪って…ヒロインだったよね(マテ

・あのアリクイはこうやって絵で見るとやはり異様で
悔しいですが笑わされました。
佐祐理さんかわいいw。

・舞のアクションは今回も美麗。
そして最後部分でシナリオの核心に迫る流れは
うまいなあと思いますね、やはり

舞シナリオは大体後2話くらいでしょうね。多くて3話
その後栞で4話、名雪&あゆで5~6話くらいでしょう、多分
それぞれのシナリオも期待してますけど、
やはりあゆという存在に対して
どれだけ名雪をうまく使っていくか、
が楽しみになりつつありますね。
それとも栞まで交えるのかなあ…
シナリオ的にはこの3人に関しては
あゆシナリオというキーに対して関係があるので
それをどう彩らせるかが楽しみです。

Kanon 第12話 「異形の円舞曲(ワルツ)~waltz~」

2006-12-24 21:01:58 | 映像もの
今回の全般的なヒロインのかわいさは異常w

さて、舞編も中盤に入ったところで
今回は舞踏会のお話。
その1日だけなのに、相変わらずフラグ回収しまくりでw

で、あゆが家に住み込むという展開は
前も言ったように、オリジナルなわけで
これはまあフラグ回収に使えるという部分が
多分理由の一つかなと今回感じましたけど
多分それ以外に何かに使ってくるのかな、と
少しwktkしております。

で、ついに名雪の名台詞「けろぴーはここ」
も見られて満足。
その場面にあゆが絡むというのも実に妙味で
かなり悶えた次第ですw。

で、午前中は栞フラグ回収。
彼女の苗字がわかり、その姉であると思われる
クラスメイトに声をかけるわけですが
それを断絶するかのように距離を取る彼女…
そこにある距離はこの先ちゃんと埋まるのでしょうか…

そして夜は舞踏会。
登校時の「はちみつくまさん」「ぽんぽこたぬきさん」も
大概かわいかったですけど、
ここでの舞は全てにおいて素敵杉。
つっこみの辺りとか本当にいい動きをするな、とw。

で、今回の一番のキモはやはりダンスとその後の
戦闘シーンに尽きるでしょう。
明らかに気合を入れた一段上の作画と
美しい動き、一挙手一投足には感動しきりでした。
まあ、京アニの気合入れたときの動作表現は
ハルヒのアレでよくわかってはいましたけど、
それを踏まえてはいても、Kanonという作品が
基本的に激しい動きが少ないだけに
こういうところでふと思いださせてもらいましたね。

というわけで、舞踏会がむちゃくちゃになったところで
次回予告となるわけですが、
次回はあゆと舞の遭遇という
これまた原作ではなかった設定を行うあたり
今回のシナリオは基本は原作に忠実ながらに
色々想定外が多くて見てて楽しいです。
ま、余談ですが中の人は
アホほど遭遇してますが(イミフ

Kanon 第11話 「光と影の間奏曲(インテルメッツォ)~intermezzo~」

2006-12-16 22:40:57 | 映像もの
思ったよりもうまく次へもっていった気がします。

前回の真琴シナリオ終焉があまりにもキレイだったので
それをひきずるかなと思いましたが、
うまく残っている布団だとかで余韻を残したり、
後述しますがあゆの再登場で、
もちろんその想いは残りつつも
次へ進んでいく流れが出来たと思います。

とりあえず次はどうやら舞シナリオの流れのようで
その流れをとりつつ他の各キャラの伏線も回収しつつな回。
アイス食べる栞はやっぱり可愛いw。
でもあの時間と昼休みってどう整合性とってるんだろう…
ちょっとそこに無理を感じたかな。

舞との関わりが深くなっていくのもありますが
僕としては今回は、あゆと名雪の出会いに印象が強いです。
二人して祐一を問い詰めるところといい、
あゆちゃん、なゆちゃんの掛け合いといいw

そして、多分原作ではなかった流れである
あゆが真琴の代わりにというか、
秋子さんがやはり寂しいと思っていたことを読み取っていた
名雪の考えで、一緒に住むことに。
ここの流れにも、もちろん重要な伏線があるわけですが、
このオリジナルな展開がどう内容を
揺り動かすことになるのか…
まあしばらくは舞が優先なのでしょうけど
楽しみでもあります。

とりあえず今回はタイトルの通りとにかく
次への繋ぎという感じに終始した気はしますね
明るい感じのKanonの雰囲気が好きなので
こういう閑話はもっと多くてもかまいませんが
まあそろそろそうもいかなくなってくるでしょうね…





最後に全く関係のない余談。
いや、書くところがここにしかなかったのでw。
CLANNADという作品についてですけど、

以下、一応ネタバレありなので
反転ありです。

やはりこの作品の最も重要なことは
2次元という世界を十分に体現した内容でありながら
通常ならハッピーなだけで終わり、
先の不安についてを描いていない各種ギャルゲーへの
アンチテーゼ的なところこそ評価すべきと思うのは
僕だけでしょうか。

ギフトという木村拓哉がドラマ化で主役を演じた作品の
原作で書かれている話で本編よりインパクトに残っている話で
「卒業」というアメリカで1970年代に後悔された映画、
最後の結婚式に主人公が乱入して
花嫁ごと奪って逃げるシーンはあまりにも有名ですが、
そのシーンについて、その主人公とヒロインは
本当に幸せな終わり方と言っていいのか、という話が
ギフトの中で取り上げられてたんですね。
つまり、確かにその場の幸せは表現されているかもしれない。
けれど、その後の人生まで考えれば
どう考えても幸せなシナリオが描けないのじゃないか…
という話です。

これって結構ギャルゲーにもいえるお話で
大概のギャルゲー主人公って、頭自体は
お世辞にも微妙という状況が多いんですが、
なんだかんだで幸せになったね、で終わる話が多い。
まあ、夢の世界なのでそれで問題はないんですけどね
そういうのをあえて表現したCLANNADという作品は
僕はもっと評価してもいいと思うんです。


今日車内でなんとなく浮かんだことですが
本当になんでここに書いたのかは謎ですw。

Kanon 第9話 「丘の上の鎮魂歌(レクイエム)~requiem~」

2006-12-09 11:50:18 | 映像もの
アーネスト・ホストは悔しいがワラタw

今回で真琴編が終了。
正直このままKanonごと終わりでもいいんじゃね?
っていうクオリティにやられた次第です。

徐々に人としての形がとれなくなっていく真琴の
最後の想い出、あるいは望みを叶えるために奔走する祐一。
学校を休んでまで、例えば美汐に真琴と会うようにお願いしたり、
ご飯を食べに行ったり、
(ここでのレストランの名前が「アーネスト・ホスト」
が今回最大のネタw)
プリクラを撮ったり、花火をしたり…
まさにこのタイミングでの冬の花火は攻撃力高かったです。

そして、危惧していた2度目の高熱…
彼女の最後の願いである結婚というものを叶えるため、
そして同時に彼女との最後のお別れをするために、
物見の丘へと向かう2人。
2人だけ、ヴェールだけのつつましい結婚式…
その瞬間の真琴は確かに果たされた瞬間だった、と思います。
そして、その後のヴェールが飛んでいく瞬間、
これが夢と奇跡が終わりを告げる合図となり、
真琴はそのまま眠るように…

Kanonという作品を通して唯一、
奇跡というものが「先」に起きているシナリオであり、
それゆえに、その代償というか、
奇跡を起こす種が彼女自身の命と記憶という
カルマを背負うことになることに端を発するシナリオであり、
それゆえにこの作品とを通して唯一、
幸せの形が違うシナリオにもなっています。
そしてそれはアニメとなってもやはり幸せという形を
再度問いかける名シナリオでした

最後に感じたことは、
「この作品における祐一の真琴に対しての感情の名前」ですね。
ゲーム版では間違いなく恋でした。
それは、シナリオがそこで終わるからこそですね。
東アニメ版では…なんでしょうね、あれ(マテ
そしてこの作品では…
その答えはこの後の展開によって変わってきますが、
そこをどう表現していくか、
フラグをたてまくったことへの代償を
どう払っていくかを突きつけるシナリオでもあったと思います。
もちろん、それだけ真琴シナリオを
うまく表現したからですけどね。

そんな期待と不安を残しつつ
とりあえず今は一つの物語の幕にたいして
静粛でいたいと思います。