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中橋怜子の 言の葉ノート

自然、人、モノ、そして音楽…
かけがえのない、たおやかな風景を
言の葉に込めて

美味しいカレーの作り方

2013-03-06 | 料理
実は私はお料理にはちょっとうるさい女です。
ゆっくり、じっくりお料理をしている時間はないのですが、それでも味にも健康にもうるさいので、そこの手を抜くことはありません。

今、キッチンでパソコンに向かいながら、明日の食事の支度をしています。
久しぶりに美味しいカレーを作ろうと思います。

「カレーライス」は今や日本の国民食、日本人は本当にカレーが好きな民族です。

インド料理は香辛料をたくさん使うため、私たち外国人の舌には、どれもこれも「カレー」に思えてしまうのですが、インド料理にはもちろんそれぞれちゃんとした固有の名称があり、「カレー」という名称のお料理はありません。ただし、インド国内の観光客向けレストランや、インド国外のインド料理店では、便宜上、メニューに「○○カレー」という表記をしているところも多いようです。

さて、時間のない私が作る自慢の美味しいカレーの作り方を、思い切ってここで種明かししてしまおうと思います!
それは20年以上前、一流レストランのシェフに教えていただいたものです。
ただし、そのシェフの一流レストランには「カレー」というメニューはありません。シェフのプライベート・カレーの作り方をそっと教えてくださったというわけです。

ここで、た~くさん香辛料の名前が出てきそうですが、作り方はいたってシンプル、至極簡単!
カレーのルーは常時5社、6社のものを買い置きしておきます。どの会社もルーの中に自慢の香辛料、独自の香辛料を入れています。
例えば、6社のルーを1カケずつ使うと、たくさんの香辛料を使った味に深みのあるカレーが出来上がると言うわけです。

私のキッチンでの相棒である圧力鍋に、多めの玉ねぎ、じゃがいも、人参などを適当な大きさに切って入れ、牛肉(赤身牛肉…ルーの中に牛脂豚脂がいっぱい!)、豚肉(やはり脂の少ないもの)、鶏肉、魚介など好きなものを入れ、6社のカレールー1カケづつ入れ、ローリエ1~2枚をのせ、ひたひたの水を入れて、蓋をしてシュッシュッと音がするまで約10分、音がし出したらすぐ火を止めて、蒸気の音が鳴り止むのを待つばかり。材料を刻むところから出来上がりまでわずか30分でプロの味のカレーが出来上がり。
お好みで、焼肉のたれ、ウスターソースなども少量加えることで、更に香辛料、調味料が増えて、味に深みが出ます。

同じ名称のカレールーで甘口、辛口というのは、辛味の香辛料の量が違うだけなので、できるだけ違う名称のルー、できることなら違う会社のルーを収集(笑)してください。

お試しあれ~。


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