「源九郎狐」と聞いて、「義経千本桜」で静御前と佐藤忠信の道行初音の旅の風景が目に浮かぶ方はかなり歌舞伎通の方ですね。
義経を訪ねる静御前にお供する佐藤忠信、実は忠信は源九郎義経が化けています。
源九郎狐は静御前の持つ「初音の鼓」が恋しくてなりません。なぜならば「初音の鼓」には、源九郎狐の親の皮が使われているのです。源九郎狐は、道中、静御前を、そして静御前の持つ初音の鼓をしっかり守ります。
佐藤忠信が美しい白狐・源九郎狐に早変わりする光景は、数ある歌舞伎の舞台の中でもとても印象に残る美しい場面です。
その源九郎狐ゆかりの神社が奈良県の大和郡山市にあります。歴代の歌舞伎役者さん達も、公演に際して、必ずお参りに来られるそうです。
郡山城の城下町、かつて遊郭として栄えた洞泉寺町、面影をそのままに風情ある建物が軒を連ねる細い路地の奥にある源九郎稲荷神社。
この春に、ここ大和郡山に伝わる源九郎の物語を演じさせて頂くことが決まり、先日、源九郎稲荷神社を訪ねました。そして宮司さんに民話、お祭りなどについてお話をうかがってきました。
何しろ神通力がある源九郎狐のこと、その武勇伝の多いこと!さらに口から口へ伝わるうちに少しずつ形を変えて行ったのでしょう、別のお話かと思うぐらい内容が異なっていて、さらにお話の数を増やしています。
大和郡山市の図書館に足を運び、稲荷神社の宮司さんや地元の方々のご協力をいただきながら、ただ今「うた語り」の台本『源九郎狐物語』(仮題)書きに奮闘中です。
昨日「そう言えば顔が狐っぽくなってるよ」と友人に言われました。
そう言えば昔、「こっくりさん」ってありましたね。やり過ぎると狐に取り憑かれるとか言ったことを思い出しました…。
いえいえ、完成まで、源九郎狐さんと仲良くやりたいと思います。
源九郎狐さん、どうか私に神通力を!
初演は3月12日、奈良県立美術館にて。
義経を訪ねる静御前にお供する佐藤忠信、実は忠信は源九郎義経が化けています。
源九郎狐は静御前の持つ「初音の鼓」が恋しくてなりません。なぜならば「初音の鼓」には、源九郎狐の親の皮が使われているのです。源九郎狐は、道中、静御前を、そして静御前の持つ初音の鼓をしっかり守ります。
佐藤忠信が美しい白狐・源九郎狐に早変わりする光景は、数ある歌舞伎の舞台の中でもとても印象に残る美しい場面です。
その源九郎狐ゆかりの神社が奈良県の大和郡山市にあります。歴代の歌舞伎役者さん達も、公演に際して、必ずお参りに来られるそうです。
郡山城の城下町、かつて遊郭として栄えた洞泉寺町、面影をそのままに風情ある建物が軒を連ねる細い路地の奥にある源九郎稲荷神社。
この春に、ここ大和郡山に伝わる源九郎の物語を演じさせて頂くことが決まり、先日、源九郎稲荷神社を訪ねました。そして宮司さんに民話、お祭りなどについてお話をうかがってきました。
何しろ神通力がある源九郎狐のこと、その武勇伝の多いこと!さらに口から口へ伝わるうちに少しずつ形を変えて行ったのでしょう、別のお話かと思うぐらい内容が異なっていて、さらにお話の数を増やしています。
大和郡山市の図書館に足を運び、稲荷神社の宮司さんや地元の方々のご協力をいただきながら、ただ今「うた語り」の台本『源九郎狐物語』(仮題)書きに奮闘中です。
昨日「そう言えば顔が狐っぽくなってるよ」と友人に言われました。
そう言えば昔、「こっくりさん」ってありましたね。やり過ぎると狐に取り憑かれるとか言ったことを思い出しました…。
いえいえ、完成まで、源九郎狐さんと仲良くやりたいと思います。
源九郎狐さん、どうか私に神通力を!
初演は3月12日、奈良県立美術館にて。