中橋怜子の 言の葉ノート

自然、人、モノ、そして音楽…
かけがえのない、たおやかな風景を
言の葉に込めて

源九郎狐のお話

2016-01-17 | 言葉小箱 ーことのは こばこー
「源九郎狐」と聞いて、「義経千本桜」で静御前と佐藤忠信の道行初音の旅の風景が目に浮かぶ方はかなり歌舞伎通の方ですね。

義経を訪ねる静御前にお供する佐藤忠信、実は忠信は源九郎義経が化けています。
源九郎狐は静御前の持つ「初音の鼓」が恋しくてなりません。なぜならば「初音の鼓」には、源九郎狐の親の皮が使われているのです。源九郎狐は、道中、静御前を、そして静御前の持つ初音の鼓をしっかり守ります。

佐藤忠信が美しい白狐・源九郎狐に早変わりする光景は、数ある歌舞伎の舞台の中でもとても印象に残る美しい場面です。

その源九郎狐ゆかりの神社が奈良県の大和郡山市にあります。歴代の歌舞伎役者さん達も、公演に際して、必ずお参りに来られるそうです。

郡山城の城下町、かつて遊郭として栄えた洞泉寺町、面影をそのままに風情ある建物が軒を連ねる細い路地の奥にある源九郎稲荷神社。

この春に、ここ大和郡山に伝わる源九郎の物語を演じさせて頂くことが決まり、先日、源九郎稲荷神社を訪ねました。そして宮司さんに民話、お祭りなどについてお話をうかがってきました。

何しろ神通力がある源九郎狐のこと、その武勇伝の多いこと!さらに口から口へ伝わるうちに少しずつ形を変えて行ったのでしょう、別のお話かと思うぐらい内容が異なっていて、さらにお話の数を増やしています。
大和郡山市の図書館に足を運び、稲荷神社の宮司さんや地元の方々のご協力をいただきながら、ただ今「うた語り」の台本『源九郎狐物語』(仮題)書きに奮闘中です。

昨日「そう言えば顔が狐っぽくなってるよ」と友人に言われました。
そう言えば昔、「こっくりさん」ってありましたね。やり過ぎると狐に取り憑かれるとか言ったことを思い出しました…。

いえいえ、完成まで、源九郎狐さんと仲良くやりたいと思います。
源九郎狐さん、どうか私に神通力を!

初演は3月12日、奈良県立美術館にて。


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《言葉小箱》10年目の地元公演

2015-12-02 | 言葉小箱 ーことのは こばこー
本日、今年最後の《言葉小箱ーことのは こばこ》公演が終わりました。
《言葉小箱》10年目にして、やっと地元公演に辿り着きました。

私自身の子育ての記録がきっかけで始まったような公演でした。この記録は、息子に相談する間も無く『おかんへのプレゼント』と題し、出版ということになってしまいました。

「絶対、奈良ではしてくれるな!」これが息子が私に出した、出版・公演の条件でした。
当初は、公演の中で『おかんへのプレゼント』の中の私自身が最も心に残る1ページを朗読していたからです。

《言葉小箱》が奈良以外での公演が圧倒的に多いのには実はこんな経緯があるのです。

今日は、初演から10年目という節目の年最後の《言葉小箱》公演でした。
奈良も奈良、地元、生活圏内での公演でした。
会場には、子育てに悩んでいたあの頃の私と同世代のお母さんがぎっしり集まってくださいました。
「今日は子どもに優しくできそうです」
「私もこうして育ててもらったんですね」
目も鼻も真っ赤にしながら話しかけに来てくださったたくさんのお母さん方から、私はまたたくさんの力を頂きました。

初演の時、大学生だったピアニストもいつしか「子育て支援公演」にお集まりくださるお母さん方と同年代に。
10年、124回。改めて月日の流れ、そして多くの出会いに深く感謝する日となりました。

折しも、今夕は『おかんへのプレゼント』に登場する私たち親子の大恩人である校長先生・ひがのぼる(比嘉昇先生)の祝賀会。
先生はこの度『関西・こころの賞」を受賞されました。
長年にわたり不登校の子供たちの教育に献身的な努力を重ねてこられた先生の功績が世に認められたことが嬉しくてなりません。

私の地元での公演とこの日が偶然同じ日になったこと、その意味を、今、噛み締めています。


奈良市立登美ヶ丘小学校・幼稚園PTA主催
《言葉小箱》ー子育て支援公演
「いのちの絆」



登美ヶ丘 グリーンホール





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言葉小箱 ー10年目を迎えて

2015-09-28 | 言葉小箱 ーことのは こばこー
沖縄のある高校で公演させて頂いた時のこと、開演前の私の紹介で、
「では、中橋怜子さんによる言葉の小箱、いや、言の葉の箱、いや、言の葉の小箱…いや…では中橋怜子さん、お願いします~」
ついに言えなかった校長先生。ただでさえやりにくい高校の全校生徒を対象とした公演。生徒の笑いを取って校長先生から渡されたバトン、いやマイク。

「言葉小箱」を一回も噛まずに「ことのはこばこ」と紹介して貰えることの方が実は少ない。

朝から散らかったデスクを片付けていたら、突然「言葉小箱」初演のプログラムが出て来た。
2005年7月16日 地元、学園前ホールでの初演であった。

この1年ほど前に、人口脳の研究をされている方と何かでお隣の席になったのがきっかけで、根こそぎ頭の中が覆され、思いがけない方向からコンサートのプログラミングを考えるようになった。

通うのはレッスンでもコンサートでもなく図書館、向かうのはピアノではなくデスク、開くのは楽譜ではなく研究書、そんな生活がしばらく続いた。

そして迎えた「言葉小箱」初演、どん底に落ちそして這い上がる「人の一生」、とてつもない表現に挑んだ。
突然、ホールの中の照明が全部消え、私はその間に舞台裏から客席の後ろの扉に向かって裸足で全速力で走り、その裸足のまま後ろ扉から真っ暗闇の中、神の歌を歌いながら登場した。
友人の一人があまりの衝撃で過呼吸でパニック症を起こした。幸い軽度であったため救急車は呼ばずに済んだ。

想像を超えるのは公演の内容だけではない。このプログラム。
一枚一枚カッターで六角形に切り抜いたカード、それが各場面ごとのプログラム、それを収める六角形の入れ物、これまた一枚一枚切って折って貼っての手作り。これをスタッフ総動員で300個作った。

どうして六角形なのか、深い意味もあるにはあるが、単純には写真の奥に見える、こけしの絵の木箱。お嫁入りして来た時に義母からもらったもので今も小物入れとして使っている。義母が結婚したころに買ったとか貰ったとか、とにかく大切にしているものだった。

私の演奏活動は義母の存在なしには叶わなかった。義母は嫌な顔一つせず孫の世話、家事を手伝ってくれた。いや、私が手伝っていたという方が正しいかもわからない。何もかも優しい義母に頼りっ放しだった。六角形は私の大好きな優しい形。

10年の間に約120公演、一回に100人としても1万人以上の人に聴いて頂いたことになる。
お世話になった方々の数も数えきれない。今でも公演に駆けつけて下さる方、温かいエールを送って下さる方、中には連絡の取れなくなった方も…本当にたくさんの方々のお陰で今の私があり、この公演がある。どれほど感謝しても感謝しきれない。「いのちの絆」同様、誰一人欠けても今の私、今の「言葉小箱」公演はない。

昨日は初演のピアニスト、渡里拓也のピアノで歌うことができたことが何より嬉しい。
彼は次男と同じ中学校出身、年も次男と1才違い、しかも次男と同じ名前ときている。時々次男とステージに立っているような錯覚を起こす。

奇想天外な私のアイデア、私の我儘にしっかり着いて来てくれる最高のパートナーである。
昨夜の「やまと采女ものがたり」は彼の作曲。私が渡した台本、歌詞にあっと言う間にあれだけのメロディーを付けてくれた。
多くは要求せずに渡した歌詞に、私が思い描いていたイメージのメロディーがついて返って来た。

一人では何もできない、たくさんの歯車が噛み合ってやっと一つのことができる。そんなことを実感する今日この頃である。

「おめでとう!」電話から聞こえる友や仲間の祝福の声にもどことなく10年の年月を感じる。私の声も間違いなく年を重ねている。

あとどれだけこの声帯が、この体が頑張ってくれるのか、それは神様にしか分からない。

妙な意地やプライドは捨てて、言葉小箱なんて誰一人知る人がいなかった初演の時のことを思い出し、体当たりで挑んだ初心に戻ってやりなさい!

今日、このプログラムが突然私の目の前に現れたのはきっとそういうことだろう。



昨日《采女祭》にて
うた語り「やまと采女ものがたり」










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愛に生きる

2014-06-03 | 言葉小箱 ーことのは こばこー

これまでに「ことのは・こばこ(言葉小箱)」を100回以上公演させていただいてきました。いのち、親子の絆、子育て、平和…さまざまなテーマに取り組んできましたが、どうも自分として煮え切らないものがあります。

人間は、きれい事、正論だけでは割り切れない一面を持ち合わせています。そういう人間の弱さ、人間臭い部分をこの公演で表現したい、そんな思いをいつのころからずっと心に抱いていました。

子を愛せない親もいれば、親を愛せない子もいます。いつも祝福される恋に巡り会うとは限りません。人に話すに話せない、墓場まで持っていくしかない…そんな心の翳りに一筋の光を降ろしてみたいと願ってきました。そんな願いがかなって…

6月7日(土)18時30分(18時開場) 京都「ちおん舎」において、「愛に生きる」を公演させていただきます。初演と謳っていますが、今回の評判によっては2回目はもうないかもわかりません(^-^;

男と女の愛、体当たりで挑戦したいと思います。

※お陰さまで満席となり申し込み締め切らせていただきました。ありがとうございました。

 

 

 


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ことのは・こばこ 大阪公演

2013-09-07 | 言葉小箱 ーことのは こばこー
《ことのは・こばこ》とはどんなコンサートなのかを知っていただくための公演を開催します。
企業関係者の方々を中心に、一般の方々もご入場いただけます。

■2013年9月23日 13時30分開演(13時開場)
 エル・おおさか プチ・エル
 入場料 3,000円

■お申し込み・お問い合わせ
電話:090-8365-8739
E-mail:info@cotonohacobaco.com
「音楽を読む研究所」まで。





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ことのは・こばこ 高島市公演

2013-09-07 | 言葉小箱 ーことのは こばこー
高島市女性の会連絡協議会からのご依頼で、高島の安曇川公民館「ふじのきホール」で公演させていただきました。
女性の会とお聞きしていましたので、お客様は女性ばかりかと思っていましたが、男性もたくさんご参加!
会場いっぱいのお客様にあたたかく迎えていただき、忘れられない滋賀県初公演となりました。
高島市のみなさま、また、ご遠方より駆けつけてくださいました滋賀県のみなさま、本当にありがとうございました。

終演後、本日の出演者で記念写真。
この人のピアノなしではほぼ公演不可能に近い大切な存在!ピアニスト木口雄人さん、
そして「ことのは・こばこ」にはもはやなくてはならない、あわづゆきこさんの「お花」。
今回も、ピアノとお花と一緒に、思い存分、歌い語らせていただきました。



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オードリーの言の葉・言霊

2013-07-05 | 言葉小箱 ーことのは こばこー
7月4日、ロテルド比叡でのカラコロ塾で「オードリーをうたう」と題して小さな「ことのは・こばこ」を公演しました。

「今日はオードリーになりきってオードリーの言葉を朗読させていただきます」
「オードリーになりきって…」自分が無意識に発したこの言葉に急に心が震えだし、しばらくすると本当にオードリーが自分の中に入ってきたような奇妙な気分になり、その「ことのは・こばこ」は始まりました。



彼と出会ったときの衝撃と言ったら、まるで頭にレンガが落ちてきたみたいでした。
私は愛する男性と結婚して、その人の人生をいきたいとと願っていました。
愛していたら、その人の全てに夢中になるのが当然です。

愛は言葉だけではだめなのです、行動しないと。
素晴らしい歌だって、歌詞だけではなくメロディーも大事でしょ?
言葉だって、どのように言ったかが大切なのです。

私たちは生まれたときから愛する力が備わっています。
でも、それは筋力と同じで鍛えなくては衰えていってしまうのです。
愛は心の奥深くにある感情、生命力の最も大切なものなのです。
(朗読より抜粋)


●薔薇「オードリー」と共にステージで


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〈ことのはこばこinちおん舎〉京都町家公演、実現しました!

2013-06-30 | 言葉小箱 ーことのは こばこー
100回公演記念企画第2弾、私の生まれ育った京都での公演。
カラコロ塾でも何度か利用させていただいている「ちおん舎」、ここで公演するのが夢でした。
それほど広くないし、古い建物は音響どころの話ではないし、何より床は畳、よくない条件が揃っているのですが、
私はここの雰囲気がとても好きで、京都でするならまずはここで、とずっと思っていました。

タックの藤井さん、寺田くん、お花のコトちゃん、他たくさんの方々のお陰で実現しました!
お隣の方と肩が触れ合うほどの窮屈なお席であったにもかかわらず、みなさん、歌に朗読にピアノに聴き入って下さり、
これまでにない最高の雰囲気であったと私はとっても満足しています。
みなさん、本当にありがとうございました。


●会場の「ちおん舎」
 

●このお部屋が公演会場に変わるまで
・この公演では長年お世話になっているタックの藤井代表自らが音響、照明などを手がけてくださいました。


・綺麗だけではない、お花への、そして贈る人への愛情・真心あふれるコトちゃんのお花が大好きです。
 ちおん舎の雰囲気、この日の私のドレスに合わせて創作中。


●満員御礼
会場ぎっしり詰めかけてくださったお客様。
じっと目を閉じて、涙を拭いながら、聴き入ってくださった皆様に心から感謝申し上げます。


●お花と私
公演三日前にコトちゃんに当日着るドレスの写メを送りました。
どうですか?
私は「お花」ではなくもはや「共演者」と呼びたいです。
私が歌い語る横で、お花たちも静かに何かささやいていたのでしょうね。お花も達成感あふれる顔をしています。




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公演の控え室

2013-06-30 | 言葉小箱 ーことのは こばこー
「ことのはこばこ」はかなり特殊な公演で、たいてい前日か前々日にプログラムが決定します。
「この公演はナマモノですから…」なんて私は自慢げに人に話すのですが、そのお陰で一番苦労するのはピアニスト。
ひどい時は本番直前にも演奏曲目が変わったりするので、ことのはこばこピアニストは単なるテクニックだけではなく、
特殊な才能を要求されます。

本番前の控え室風景はあまりお見せするものではないのですがほんの少しだけご紹介します。
緊迫感が伝わりますでしょうか?

何やら音源を聴きながら真剣に楽譜に向かうピアニスト。
何をしているかと言いますと、リハーサルの私の歌を聴きながら、その日に渡したばかりのメロディー譜に伴奏のポイントを書き込んでいます。これ本番30分前!
私は「ドラえも~ん!(;▽;)」と助けを求めて涙ながらに叫んでいる「のび太」状態。
彼の神技的才能に心から感謝!



私も「ナマモノ公演」で自分で自分の首を締めています…





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100回記念企画 やまと郡山公演

2013-06-30 | 言葉小箱 ーことのは こばこー
6月1日のやまと郡山城ホール(レセプションホール)での公演が終わって30日!
随分ブログの更新をさぼったものです。
たくさん公演をさせていただいた6月、6月のことは6月のうちに!
まとめて報告します!

まず、地元奈良県での公演。
今回はタックさんのご協力もあり、タックさんの地元、郡山で公演させていただきました。
やまと郡山城ホール、レセプションホールでの公演、事実上この公演が100回記念企画公演の皮切りとなります。

2ヶ月近く悩まされた喉の不調、公演3日前になっても思うように声が出ず酷く落ち込んでいるところに友人からメール。
「姫さんのこと、きっと神技的奇跡の回復をするよ!」(あるグループの人たちからは「姫さん」と呼ばれてます、すみませんm(_ _;)m)
このメールを何回繰り返し読んだことか…。

当日の朝、祈る気持ちで発声。
『ひっかからない!出る!神様ありがとうございます!○○ちゃん、ありがとう!』

公演100回を迎えるということで、どこか自惚れていた自分を大いに反省、感謝のスタートとなりました。
満席で迎えた郡山公演、応援してくださったみなさん本当にありがとうございました。


公演後、私のドラえもんこと木口雄人氏とコトちゃんことあわづゆきこさんのお花と
出演者三人?揃って記念ショット。
どんなことがあっても私の歌にぴったり寄り添ってくれるドラえもんのピアノ、
私の後ろで、「大丈夫よ」とやさしい笑顔で見守ってくれたコトちゃんのお花、
みんな、ありがとう!


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《言葉小箱》(ことのは・こばこ)公演情報

2013-04-10 | 言葉小箱 ーことのは こばこー
2013 言葉小箱「手紙」~大切な人へ~

今年の《言葉小箱》のテーマは「手紙」。
なかなか伝えられずにいる大切な人への想い、
心の中でモヤモヤしている想いを、
ちゃんと言葉にして伝えていただけることができたら…
そんな願いを込めて、
今年も心を込めて歌い、そして朗読させていただきます。

ここ数年は依頼公演を中心に活動してまいりましたが、今年は公演100回目を迎える年でもありますので、
企業、学校などでの公演の他にも、積極的に各地で自主公演を行っていく予定です。
自主公開公演の詳細をブログおよびFacebookで紹介させていただきます。

皆様とどこかでお目にかかることができますように。

●お申込/お問い合わせ
音楽を読む研究所
TEL:090-8365-8739
e-mail:info@cotonohacobaco.com
URL:http://cotonohacobaco.com        


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言葉小箱…ことのは・こばこ

2012-07-24 | 言葉小箱 ーことのは こばこー
一昨日の京都公演が終わり、ようやく2012年夏のツアー公演が終わりました。というわけで、久しぶりのブログ更新です。
(コンサート情報が入手できない、何と役に立たないブログ!と叱られてしまいました。事後報告です、ごめんなさい…)

最近は依頼公演が多くなり、どうも公演が型にはまってしまっているような気がして、ここらで初心に帰り、自分の想いをしっかり詰め込んだ公演をしようと奮い立ち今回このツアー公演に挑戦しました。

6月30「今を生きる」(岡山)、7月14日「いのちを生きる」(東京)、7月22日「たおやかに生きる」(京都)、どうせなら開催地によって演目を変えて、ちょっと自分にカツを入れようという思惑だったのですが、見事に思惑通り!ちょっとどころかかなりカツが入りました。

2005年の7月に初めて地元奈良で開催してから7年、「言葉小箱」は今年で恐らく公演100回目を迎えます。
音楽の力、歌の力はこんなものじゃないはず、もっと大きな力があるはず、何かもっとできるはず、そんな思いではじめたのがこの「言葉小箱」ですが、コンサートの常識を破った、枠を越えたこの公演、正直、これほど多くの方々に愛していただけるとは思いもしませんでした。

幼稚園、小・中・高等学校、病院、企業、県や府の子育て支援事業として、本当に様々な所で公演させていただきました。たくさんの方々に泣いて笑っていただきました。私も泣きました!

親子の絆、夫婦の絆、いのちの絆、守っていかなければならない私たちの美しい地球、平和…「生き方」そのものに言葉と音楽で触れる公演「言葉小箱」を、皆様に支えていただきながら、これからも各地で展開していきたいと思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

ただいま100回記念公演に向けて準備中です。みなさまとどこかでお会いできることを心から祈っております。



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言葉小箱「今を生きる」公演案内

2011-09-27 | 言葉小箱 ーことのは こばこー
       言葉と音楽で綴るコンサート      
     言葉小箱 [ことのは・こばこ]      
    今を生きる


      入場料 前売 1500円(当日 2000円)

◆横浜公演…ひまわりの郷(港南区民センター)
         19時開演(18時半開場)

                  

◆奈良公演…学園前ホール(奈良市西部会館)
         19時開演(18時半開場)

                  

   ※チラシ画像をクリックすると拡大されます。詳細をご覧ください。

    【お問い合わせ】
    音楽を読む研究所
    TEL:080-5306-0153
    FAX:0742-43-7009
    E-mail:info@cotonohacobaco.com
    URL:http://cotonohacobaco.com/

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