たんぽ
2014-12-20 | モノ
「たんぽ」は室町時代に中国から日本に伝わってきた。
「たんぽ」じゃ分かりにくかろうと日本人は考えた。
そうだ、湯を入れて使うのだから…と「湯」を付けてみた。
「湯たんぽ」…よし、これでよく分かるじゃないか!
「たんぽ」を漢字で書くと「湯婆」、すなわち「ゆたんぽ」を感じで書くと「湯湯婆」と言うことになる。
いかにもやけどしそうである^^;
「婆」という漢字は本来 妻や母のことで、「湯婆」は妻や母親のようにあたたかいものを抱いて寝る、ということらしい。
体が寒い時、冷たい時には抱き寄せ、体が温まってどうでもよくなったら放っぽり出してどこへやら…確かに妻や母親の在り方に似ている。「湯婆」とは上手く名付けたものだ。
部屋の高い所にある冷暖房機よりも、ガスファンヒーターよりも、石油ファンヒーターよりも、どんな暖房機器よりも昔ながらの反射式石油ストーブが好きな私、お湯ばかり沸いて沸いて…
そんな私は「湯たんぽ」派。