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中橋怜子の 言の葉ノート

自然、人、モノ、そして音楽…
かけがえのない、たおやかな風景を
言の葉に込めて

仕合わせ

2010-03-10 | 徒然なるままに
 《言葉小箱》「いのちの絆」公演の中でよく取り上げさせてもらう曲の中に中島みゆきさんの「糸」という曲があります。最近は某電力会社のテレビのCMでもお馴染みです。先週の土曜日、友人の息子さんの結婚式でこの曲を歌ってきました。
     
     縦の糸はあなた 横の糸は私 
     逢うべき糸に出逢えることを 
     人は仕合わせと呼びます

これは「糸」の最後の一節の歌詞ですが、「しあわせ」という歌詞が「幸せ」という字ではなく「仕合わせ」という字であること、ご存知でしたか?歌詞の通り、出逢うべき人に出逢うこと、つまり、出逢う運命にあった人に出逢うことを「仕合わせ」と呼ぶのだそうです。歌ってしまえば同じ「しあわせ」なのですが、私はいつもここを歌うとき、大きな歌詞カードを掲げたくなります。
 でも、赤い糸で結ばれていた運命の人に出逢えることは「幸せ」なこと、「しわせな」お二人には字なんてどっちだっていいんでしょうけれど…。どうぞ末永くお幸せに。

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忘れ潮

2010-03-09 | 徒然なるままに
 「忘れ潮」という言葉をご存知ですか?潮が引いた後に砂浜や磯に置き去りにされた水溜りのことをこう呼ぶそうです。この水溜りの中を覗いてみると、小さな魚やカニ、きれいな貝など、思わぬ発見をすることがあります。「忘れ潮」は大きな潮の忘れ物なのですね。
 私たちも時代の流れの中にいろいろなものを置き忘れてきます。もしかしたら、忘れられてしまうものの中に大切なものが隠されているのかも分かりませんね。 
 言葉もそうです。きれいな言葉、やさしい言葉、あたたかい言葉…忘れられてしまいそうなすてきな言葉たちを綴っていきたいと思います。

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