経験値

まいど、どーも。

母親留年希望。

2012-08-08 21:14:23 | おうち
深夜。

ベッドに入り、うつらうつらしていると、どうやら長男が帰宅した様子。

ひとつ昇格してからは毎晩帰宅が深夜帯と遅く、疲れを若さで乗り切っている。

あぁ、今日も無事帰ったなと思いながら安心して眠りに落ちると、

そこには幼稚園児の弟の手を引いて、私のバイト先のピザ屋を訪ねてきた幼い長男の得意気な顔があった。

「二人で歩いて来たの?」驚いて尋ねる私に、顔を高揚させて『うん!』と答える長男と次男。

突然訪ねて、お母さんをビックリさせてあげようという愛らしさ。これは過去、現実にあった事を夢に見ているのだった。

夢を見ている今の私は、愛しくて愛しくて抱きしめたくなった。

そこで目が覚めた。

え?!ここまで?当時の私はどうしたの?
よく来たねと言ってあげた?もう少しみせてよ(T_T)。。


若くして母になった私には、子育て中の自分を振り返り、やり直したいと切望するシーンが山ほどある。

例えば、二人が私を喜ばせようと一生懸命、ステーキにミートソースを作って、かけてくれた時。

せっかくのステーキが台なしだと、私は幼い二人を怒ってしまったのだ。

思えば幼い二人はいつも私を喜ばせようとしてくれていた。

けれど早くに出産し、ガキのまま母親になった私は、怠け者であったうえに、思い上がり、非常に愚かな母親であった。

今だって、そうやが。(-_-;)

でも出来ることなら、もう一度、二人を育て始める所からやり直したい。

時折開く、色んな過去の引き出しを覗く度、自分の未熟さにもがき、私はそう切望する。

でも神様はそんなこと許してくれないだらうな。。

悪魔なら。悪魔なら代償を払えばやってくれそうな気がするよね。

私の、このあとの人生と引き換えとかね。

もう、喜んで取り引きする。

けれど、どちらもあてにならない今は、とにかく出来る事を。

目覚めたあと、5分くらいの間にそんなことを考えて、眠い目をこすり

『 おかえり。お疲れさん 』と声をかけに起き出した。


肩でも揉んであげようね。。



 

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