心の旅、ココロのヤミ

ワタクシと関わるとネタにされます故、笑

裏を取る

2005-03-10 | 所見
面白い本を見つけた。「正に」という表現が近い。惜しむらくは、. . . .


ところどころ裏が十分でない。

何故、ちゃんとしないの ?

アオムシの話(この喩えは絶妙) は、まあ、良しとしましょう。すげー引っかかったのが、


かのエジソンの有名な言葉に、「私の発明は、1% の才能と 99% の努力で成就した」 というものがある。


という条。このあと、この格言らしきものをもとに話が展開していきます。

さて、私の記憶では、


Genius is one percent inspiration, ninety-nine percent perspiration.


この、inspiration - perspiration 対は、かなり有名な話だと思っていたんだけど、それは置いといて。 この人は小さい頃からそういう風に覚えていたのか、それとも捏造したか。 どちらにしても、お粗末な話だなあ。

あ、ちなみに、私は 「才能無き努力の人」 エジソンはタイプ的には好きじゃない。


さて、こういうことを書くと、. . . .

「少しくらい違ってたって、読み物として話はちゃんとできてるんだから、良いんじゃないの」


なんてことを言う人がいる。皇帝の儀礼に関する記述が中国人が読む気を無くすくらい低レベル(専門家でなくてもわかるの意) で間違っていることで有名な吉川英治の三国志に対しても同じことを言うんだろうな、. . . .


ごめん、一緒に遊ぶことはできても、一緒に仕事はできないかも、アナタとは。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
裏を取る・・・ (とも!)
2005-03-10 10:22:42
アマレスならポイントですよね・・・



あ、詳しいコメは後程・・・
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裏を取る・・・ (ダーティーとも!)
2005-03-10 16:12:57
論評物やHow to物は裏が取れるし、また、取らなきゃいけない。でも、時代物や伝記、紹介物は取れない物があるし創作もある。エジソンの「ins-pers」は後世の創作、いわば捏造。



吉川英治の新平家も古典の平家も読んだけど、ほとんど創作、いわば捏造。義経の八艘跳びも清盛の熊野大返しも史実にはなかった。しかし治承4年にはもう原版ができてたそうな。



忠臣蔵の「赤埴源蔵涙のとっくり」も「遙泉院の血判状」も創作、いわば捏造。磯貝を浅野の男妾と書いた脚本など当時はなかったがこれは真実。



誇張、創作を時代のニーズと捉えるか、正史を欺く捏造と捉えるか。論破すべきであるならば捏造は是であり、読み物、聞き語りとするならば創作を是と見る。



正史を知った上で読んでも聞いても詰まらない。よく分からないうちだから泪も笑いもでる。文献を漁り後から歴史を知り、真実を知る、但し分かる範囲で、さすれば「創作」を「捏造」とも詩える。これぞ「裏を取る」



阿部麻鳥が崇徳を慕い瀬戸内を渡る・・・

後白河の番兵の目を盗みながら奏でる横笛・・・

こんな男に僕もなりたい・・・ちゃは!





















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やはり、 (うに)
2005-03-10 19:36:32
来ましたね、にやり。



儀礼に関してであってストーリーに関してでは無いんですが、… キーワードに反応する、ともさんらしいな。
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でしょ・・・ (ダーティーとも!)
2005-03-10 21:53:59
そんで論点ハズすとこも・・・
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