サンシャイン通信

サンシャイン・ステート(フロリダ州)発のニュースレター

教員免許更新&教育委員会の意外な対応

2023-05-20 07:50:41 | 教師生活
4月下旬から数週間、大学の春学期末で課題の採点に追われていて、
リアルタイムでアップ出来なかったネタです。
(実は大学講師と同時進行でアラカン大学生としても学期末の課題に追われていた私。
こちらもおいおいアップしますね。)
タイトル通り、フロリダ州の教員免許を無事更新しました。


フロリダ州の教員免許は5年間有効で、更新するには大学の講義を受けて6単位取得するか、
研修等を受けて120ポイント取得しなければなりません。
詳しいことはこのブログ記事を読んでね~!

夏休みが始まった!(でも明日からお勉強・・・) - サンシャイン通信

昨日(6月1日)、本年度の勤務が終わり夏休みがスタートしました。地元の公立校は先週の金曜日(5月27日)で終わり。3連休明け(月曜日は祝日でした)、火・水曜日の2日間、...

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のブログ記事に記した通り120点中20点はSWD (Students with Disabilities 障がいを持つ生徒) 関連の
トレーニング等を受講して取得しなければならず、去年の6月に地元の教育委員会認定のオンラインクラスを受講、
無事にポイントをゲットしました。

オンラインクラス修了! - サンシャイン通信

6月3日のブログ記事で教員免許更新に必要なポイントを取得するためSWD(StudentswithDisabilities障害児)に関するクラスをオンラインで受講しなければならないとお伝えしまし...

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今回の更新で心配だったのが、ポイント数を証明するトランスクリプトの発行。
公立校の教師は地元の教育委員会から与えられたアカウントにログインして、
受講した研修、ワークショップ、そして取得したポイントをチェックするシステム。
でも私は去年の6月に離職したのでアカウントにアクセスできなくなりました。
だから正確な取得ポイント数もチェックできず。
アカウントを管轄する教育委員会のプロフェッショナル・ディベロプメントのオフィスに問い合わせると即、
トランスクリプトを発行してくれました。かなり意外でした。
今までの私(&同僚)の経験からすると、こういう問い合わせの返事をもらうには
少なくとも1週間、時には数週間かかったこともあったので。
免許更新以外にも様々な問い合わせの返事待ちに今までどれだけ気をもんだことか。
仕事が遅い&上から目線の対応に辟易していたのです。
教育委員会、やればできるじゃない!!

トランスクリプトをチェックすると前回の更新から昨年の学年末まで194ポイント取得したことが判明。
あ、これにはSWDのポイントは含まれていません。なのでトータルで214ポイント取得したことになります。
必要な書類が揃ったところで州の教育庁のアカウントでアプリケーションを記入、提出。更新料を払いました。
この後、再度、地元の教育委員会に連絡して取得ポイントがオフィシャルであるという証明書を
教育庁に送ってもらうよう依頼。(ややこしいシステムだね。)
これもね、メールで依頼したら即、返事がきて「早速、証明書を教育庁に提出しました。」ですと。
教育委員会、やればできるじゃない!!

今までの対応とは大違い。気が付いたらお礼のメールを送っていた私。この時午後3時15分。
そしたら3分後(3時18分)に You are welcome. (どういたしまして。) という返事が来たよ~!!


今までだったら必要最低限のメールしかよこさなかったのに。

新しい免許発行まで6~8週間かかるとのことでしたが・・・
3週間半ほどで発行されました。
フロリダ州の教育庁、
やればできるじゃない!!


15年前に州の教員免許試験すべてに合格、免許取得に必要な学位を取得したという証明書を発行してもらった時も、
初めて教員免許を申請、発行してもらった時も、過去に更新手続きをした時も、こんなにスムーズに行かなかったので拍子抜けしました。
何はともあれ、無事に更新できて良かったです。

さて、教師の仕事を離れてもうじき1年経ちます。
現在、8月から始まる来年度の教師採用のための面接をやっている学校も多く、
私もいくつか面接のオファーをいただきました。でも、教職に復帰する決心がつかずにいます。
小学校教師に復帰するか、このままアラカン大学生活&大学講師の仕事を続けるのか、
新たなチャレンジをするのか・・・・・
よく考えて来年度の身の振り方を決めたいと思います。
コメント (7)
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実は教師を辞めました・・・

2022-10-25 18:55:39 | 教師生活
タイトル通り、私、小学校教師の仕事を辞めました。
辞めたのは6月上旬の学年末。
6月3日に年度末の勤務を終えて夏休みに入ったことをブログ記事にした時
辞職したことを発表しようと思ったのですが、ついついタイミングを逃してしまいました。
夏休みに入ってからは教員免許更新に必要なポイントを取得するための勉強で忙しくしていたし、
その後はZINCONレポ、フットボール、東京マラソン当選、ハリケーンやハリケーン関連の記事など
発信したいことが次々に出てきました。
でも、いざブログで辞職を発表しようと思っても、決心するまでの経緯を文字にする気力がなかったというのが
正直な気持ちかも知れません。
なので直接お会いしたり連絡を取り合った方以外には、仕事を辞めたことは知らせずに
4か月半が経ってしまいました。

この2年程(特に昨年度)職場でいろんなことがあり過ぎて、何度辞めようと思ったことか・・・
(実際、学年末を待たずにかなりの同僚が辞めていきました)
タイミングよく学年末に向けて「来年度はぜひ我が校に!」というお誘いをいくつかいただいたので
他の学校に移る選択肢もあったのですが、思い切って一度、現場から退き
ひと休みするのもいいかと思い辞める決心をしました。

20年前、日本から引っ越しフロリダで生活を始めました。
最初の年はこちらの生活に慣れることが先決。子供達が新しい環境に慣れるようサポートに徹しました。
翌年、子供の外国語教室で日本語を教え始め(パートタイム)、その翌年にフルタイム勤務になり
日本語を教える他にオフィスワークや、他の講師のサポートなどもやりました。
この頃、フロリダで教師になることを決心。
思えばアラフォーで教師になることを決心して大学に通い始め、在学中に代行教師の仕事を始め、
卒業後はすぐ大学院に通い、教師になってからは本当に多忙な生活を送ってきたので
お休みは今まで頑張った自分へのご褒美と思うことにしました。
長い人生、こんな時間もあっていいよね?

あと夫が5月末でフルリタイアしたので、私も休みを取ってのんびりするのもいいかなと思ったのも
辞職を決心した理由のひとつです。

それから数年前から挑戦したかったことがいくつかあって・・・・
でもフルタイムで仕事(+大学非常勤講師&ズンバ・インストラクター)をしていたら、時間の余裕がなくて無理!
この際、思い切って新しいことに挑戦しようと思いました。(実はそのうちの1つは既に始めました!)

果たしてフルタイムの教師に戻るのか、それがいつになるのか未定です。
教えることが恋しくなってまた現場に戻りたいと思ったら、
その時は教師という仕事にもっとやりがいを感じるし、有意義なものになるでしょう。
残念ながら、この数年は(特に昨年度)新しくやって来たアッパーアドミン(アドミンに指示を出す立場の人間)が
教師の気持ちや置かれているシチュエーションを全く理解しようとしない人間で、
それが原因で仕事量が増え、ワーク・ライフ・バランスが大きく崩れてしまいました。


これは私だけでなく、たくさんの同僚も経験。結果、たくさんの同僚が辞めていきました。
皆、ピリピリして職場の雰囲気も険悪になり、教えることに集中できなくなりました。

小学校教師の仕事は辞めましたが、大学の非常勤講師の仕事は続けるので
完全に無職になったわけではありません。(ズンバも細々と教えています。)
先月、年明けの春学期に教えるクラスも正式に決まり、現在シラバス作成で忙しくしています。
しばらくは大学で教師の卵達を教えながら、ゆっくり進路を決めたいと思います。

教師の仕事を辞めてスッキリしたのはいいのですが、やっぱり職場で起きたこと、
今のアメリカの教育制度に対するモヤモヤは消えません。
辞めるまでの経緯は、おいおいアップしていきます。
今まで体験した憤りや怒りをブログ記事にすることで、愚痴を聞いてもらっているような錯覚に陥って
気分がスッキリすると思うので。
今までのことを記録として残すため、アメリカの教育現場の実態を知らせる機会にもなるとも思うので
お付き合いください。
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オンラインクラス修了!

2022-07-03 12:25:53 | 教師生活
6月3日のブログ記事で教員免許更新に必要なポイントを取得するため
SWD (Students with Disabilities 障害児)に関するクラスをオンラインで受講しなければならないと
お伝えしました。
そのクラス、昨日無事に修了しました!!
2週間位で修了出来るだろうと思っていたのですが・・・
結局1か月、かかっちゃいました。
夏休みに入って最初の1週間は何だかやる気が出なくて・・・
(本年度は職場でいろんなことがあり過ぎて、それがかなりのストレスで。バーンアウトになったのか?)
これではいかん!と心機一転、勉強を始めたのですが、そしたらPCが故障!
修理に出したりで、思うように勉強が進みませんでした。長い道のりでしたわ。
でも私、頑張りましたよ。コース中、8つのテストがあったのですがトータル81問中、80問正解。
そしてファイナルテストも98%(50問中、49問正解)で合格!
(あ~、でもコース中&ファイナルのテスト両方で1問ミスして何だか悔しい!
出来ることならパーフェクトスコアを取りたかった!)
そしてファイナルプロジェクト。
実際の教え子のIEP (Individualized Education Program 個別指導計画)を再考察して、
このコースで学んだことを今後のIEPにどう反映させたら、今まで以上に生徒のニーズを満たし、
学習目標をクリア出来るかという内容のペーパー書き。
そのペーパーを書き終えたのが火曜日。このペーパーを提出するにはアドミンがペーパーをチェックして、
このコースのファイナルプロジェクトにふさわしい内容のものであると判断したという証明書に
サインをしてもらわなければりません。
夏休みに入る前に私が勤務するキャンパス常勤の校長に、このコースやプロジェクトについて話していたので、
即、ペーパー&証明書をメールで送りました。
そして昨日(7月1日)、校長がサインした証明書を取りに学校へ行ってきました。
帰宅して証明書をスキャン、そして提出。無事、修了しました!
コースの修了のサーティフィケート。


地元の教育委員会の私のアカウントに、このコース修了+ポイントが反映されるまで
時間がかかりそうですが、とにかく必要なポイントを取得することができてよかった!
肩の荷が下りた感じです。これでやっと夏休みを満喫できます!
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ついに記念のポートレートお持ち帰り~!

2022-06-11 13:25:34 | 教師生活
先週、本年度の勤務を全て終了したとブログでお知らせしました。
教室の片付けを終えて、学校から借りたラップトップや教室の鍵を返して
最後の最後の仕事は記念のポートレートをゲットすることでした。
一昨年の9月にTeacher of the Year (ティーチャー・オブザイヤー)に選ばれました。
毎年、地元の公立校のTeacher of the Yearを受賞した教師は記念のポートレートを撮ってもらいます。
私もTeacher of the Yearに選ばれた数週間後、ポートレートセッションに出かけ写真を撮ってもらいました。
それからしばらくして勤務先の学校にポートレートが2枚送られてきたと副校長が教えてくれました。
2つのサイズの違うフレームに収まったポートレートには私の名前、学校名、Teacher of the Year 2021-22と
記されていて、とっても綺麗なポートレートだとも教えてくれました。
私宛に送られてきたのに、校長達が勝手に開封してポートレートを見たことにちょっと腹が立ちましたが・・・
この記念のポートレート、家に持ち帰ったらどこに飾ろうか?
考えた結果、大きいフレームはリビングルーム、小さいフレームはホームオフィスに飾ることにしました。
しかし、この記念のポートレート、私の手には届かず、学校のオフィスのロビーに飾られました。

以前に何度かお知らせしましたが、私の学校は小中一貫校。
(一昨年、高校も開校したけどアドミンが別なので、同じ学校という感覚があまりないんだな・・・)
ポートレート・小は私が勤務するキンダー(年長)~2年生のキャンパス、
ポートレート・大は3年生~中学のメインキャンパスのオフィスのロビーに飾られました。
ポートレートを手にすることが出来ずガッカリしましたが、Teacher of the Yearの写真を学校のロビーや廊下に
飾るのはよくあること、光栄に思うことにしました。

そして去年の学年末(ちょうど1年前)。ポートレートを持ち帰ってもいいかアドミン達に聞いたのですが
まだしばらく飾っていたいとのでした。
翌年度のTeacher of the Yearが決まって、その先生のポートレートと入れ替わる時にもらえると信じて私も納得。
なので去年の年度末にオフィスに飾られたポートレートと記念撮影。
上段は私が勤務するキャンパスで、下段はメインキャンパスで。

普段、顔出し写真OKなのですが、この写真、あまり映りがよくないので加工しました。

そして去年の9月、本年度のTeacher of the Yearが決定!
私と同じ1年生を教えるJ先生が選ばれました!本当に嬉しかったです。
J先生は1番仲が良い同僚。教室も隣り。3年前、私がこの学校で勤務を始めた時に彼女も
他の学校からやって来たので、慣れない環境でお互い助け合ってきた仲なのです。
ある日、J先生が「明日、ポートレートを撮ってもらうの!」と嬉しそうに話してくれました。
やったあ!これで私のポートレートも無事任務を終え(?!)、私の手に!!
数週間後、J先生のポートレートがロビーに飾られました。しかし私のポートレートはそのまま。
我がキャンパスのアドミン達に話を聞くと、2年連続で私達のキャンパスからTeacher of the Yearが選ばれて、
しかも2人とも1年生担任。こんな誇らしいことはない。
しばらく私とJ先生の写真を一緒に飾っておきたいとのことでした。
毎年Teacher of the Yearはキンダー~2年生、3~5年生、中学の教師から投票で一人ずつ選ばれ、
校長、副校長などアドミンが選ばれた3人の教師の授業を見学して決定するのです。
ですから我がキャンパスのアドミンの言い分も理解できるし、仲の良いJ先生のポートレートと一緒に飾ってもらえるのも
嬉しかったので学年末まで待つことにしました。
そして先日、学年末を迎え1年8ヶ月の時を経て(大げさ!)記念のポートレートを家に持ち帰ることが出来ました!
そ・れ・で・・・・
ポートレート、今どこにあるかと言うと、リビングルームの片隅に教室から家に持ち帰った私物と一緒にただ置いてあるだけ~!(笑)
こんな感じです。


毎年のことですが学校から持ち帰った私物を新学期が始まるまで、どう効率よく家に保管するかが
夏休みの最初の宿題です。
この写真の他にも本棚や学級文庫の本(←アメリカでは教師が自腹を切って購入するのが主流)などが
ガレージに陣取っている状態。
現在、教員免許更新に必要なクラスをオンラインで受講中なので、荷物の整理をする時間的余裕がありません!
待ちに待った記念のポートレートを手にしたのはいいけれど、こんなぞんざいな扱いをしている私・・・ごめんなさい!
早く飾りたいと思います。
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夏休みが始まった!(でも明日からお勉強・・・)

2022-06-03 12:31:23 | 教師生活
昨日(6月1日)、本年度の勤務が終わり夏休みがスタートしました。
地元の公立校は先週の金曜日(5月27日)で終わり。
3連休明け(月曜日は祝日でした)、火・水曜日の2日間、教職員は勤務。
2日間、教室の片付け、カリキュラムや備品のインベントリーのチェック等に追われ勤務終了!

先週、生徒達と一緒に撮った写真&片付けを終えてさっぱりした教室。

毎年のことですが、年度末に教室を去る時は感傷的になってしまいます。

今日、夏休み初日はのんびり過ごしました。でも、明日から教員免許更新に向けてお勉強です。
フロリダ州の教員免許の有効期間は5年で、私の免許は来年の6月30日に失効します。
免許を取得した日にちに関わらず、取得日の年度を含み5年目の6月30日まで有効と言うシステム。
全教師の免許の失効日が6月30日なので、年度末は更新手続きをする教師がたくさん。
結果、更新に時間がかかっちゃうんだよね。

更新手続きは失効する年度の初日(7月1日)から可能。
私の場合、来月1日から更新手続きが始められるわけで、夏休みの間に準備を始めようと思ったわけです。
更新するには免許が有効な5年間に、大学のクラスを受講して6単位取得するか、
研修、トレーニングなどプロフェッショナル・ディベロプメントと呼ばれるクラスを受講して
ポイントを稼がなければなりません(120点必要)。
更新に必要な大学の単位6つのうち1つ、またはポイント120点中の20点は
SWD (Students with Disabilities 障害を持つ生徒)に関するクラスを受講して取得しなければなりません。
幸い、更新に必要なポイントは取得できたのですが、SWDがまだ。
前回の更新時同様、オンラインでSWDクラスを受講することにしました。
これを修了するのにけっこう時間がかかるのですよ。
リーディングの量もハンパない。各モジュールにテストもあるし。
全てのモジュール&テストを受けたらファイナルプロジェクトがあります。
これを提出するには校長のサインが必要。先日、校長にその旨を話したら了解してくれました。
でも今月いっぱい学校で勤務をするけれど、来月に入ったらバケーションに出かけるので
なるべく早く提出してほしいとのことでした。
(アドミンは教師と違って年中勤務。夏休みはありません。)
今年は教員免許更新に必要なポイントを取得してから、夏休みスタートです。
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今年の勤務終了!

2021-12-19 22:46:43 | 教師生活
2週間のご無沙汰でした。一昨日(12月17日)、今年の勤務が終了し、ホッとしているところです。
前回のブログ更新から目が回るような忙しさでした。
まず、毎年恒例の校長達による授業のオブザベーション。これで教師の評価が決まります。
その準備に追われていました。無事オブザベーションが終わり、一昨日、校長とのミーティングがあり、
そこで授業のフィードバックと評価結果を聞きました。
今年も一昨年、昨年に引き続きHighly Effective(最高評価)をもらいました!

そして12月13日からは日替わりのホリデーイベントがあり(これも毎年恒例)、その準備で大忙し。
イベントと共に身に付けるものも日替わり。ホリデーハット、ソックス、セーター等など。
最終日の金曜日はパジャマデー。この時期、アメリカの学校でやる超ベタなイベントですな。
パジャマ姿の生徒達。


こちらはホリデーセーター・デーに撮ったもの。


そうそう去年は教室のドアのデコレーションコンテストがあり、クイズ形式でブログ記事にしました。
でも今年はなし。従ってデコレーションは任意。
年末で忙しいのでスルーしようと思ったのですが、気合いを入れて飾り付けをする同僚に感化され結局やりました。
今年は生徒の写真を張り付けたオーナメントを作って飾りました。
もちろんオーナメントは一昨日、生徒にプレゼント。


こちらはキンダーの教室の廊下。

キンダーの先生方、ドアのデコレーションはもちろん、テーマ(雪だるま、雪の結晶)&色(ブルー、シルバー)を決めて
廊下の壁、掲示板、天井の飾り付けをしました。素晴らしい!
我が1年生の教師はテーマを決める前に早々とドアや掲示板の飾り付けをした先生が数人いたので、
(彼女達の飾りを外して違うテーマで新たに飾り付けをするのは申し訳ないので)それぞれでデコレーションすることに。

さて、年明けは1月3日が仕事始めです。日本人として納得いきませんが・・・
それでも2週間の冬休みがあるだけありがたいと思わなければ。
のんびりしたいところですが、年明けから始まる大学の春学期の準備もあるし(まだ大学講師やってます)、
勉強しているフィットネスの資格の試験を今年中に受けなければならず、けっこうテンパってます。
頑張れ私!!
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Crazy Hair Day

2021-10-31 13:23:48 | 教師生活
先日、私が勤務する小学校でクレージー・ヘア・デイがありました。
クレージーな髪型で登校する日。アメリカの学校ではよくやるイベント。我が校の年中行事です。

これは任意参加。私のクラス、けっこうな数の生徒達が参加しました。
この子はキャンディ頭。


よく見たら中に HI-CHEW (ハイチュウ)の個包装の袋が!!


アメリカにもハイチュウファン、けっこういるんですよ。
私がフロリダに引っ越して来た頃(19年前)はアジアンスーパーでしか入手できませんでしたが、今は普通のスーパーでも売っています。

この子はカップケーキ頭。


上から見た図。


クレージー・へア・デイと言えば、髪をスプレーで染めたり、奇抜なアクセサリーやウイッグ付ける生徒がほとんど。


なので今年はハイチュウとカップケーキが大ウケでした。

こちらは副校長と同僚。


ちなみに私は参加しませんでした。一昨年、ピンクのウイッグを付けて参加して以来、傍観者です。
賞品が出るのなら、モチベーションも上がって参加するのでしょうけど。
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1週間で生徒&教職員感染者が627人も増えた!

2021-08-24 23:04:11 | 教師生活
1週間前にアップしたブログ記事で、地元の公立校の生徒&教職員のコロナ感染者数をお知らせしました。
その時の画像

8月10日の新学期スタートから1週間で317人が感染。

そして今日発表された感染者数がこれ。

トータルで944人。
たった1週間で627人(教職員70人、生徒557人)が新たに感染しました。
相変わらず小学校での感染が多いです。
40人以上の生徒が感染した学校もあり、この学校は明日から今月いっぱいオンライン授業に切り替わることに。
学級閉鎖になった小学校もあります。もうね、言葉がありません。
毎日、教室では授業を教えることに専念しているけれど、こうして数字を見ると気持ちが折れます。

先週の木曜日、教え子の母親から連絡がありました。
「家族全員が感染者と濃厚接触があった。取り急ぎ受けた検査では陰性で今のところ全員無症状。
プロトコルに従って学校は月曜日まで欠席、再検査を受けて陰性だったら学校に戻ります。」
という内容のメールでした。
まだ再検査の結果待ちです。とっても心配。

そして1週間前のブログ記事に書いた、発熱して帰宅した同僚。
あれから彼女はずっと欠勤。風邪で休んでいるのか、コロナに感染して休んでいるのか・・・
一緒に仕事をしている私達が事実を知る権利がないこのシステムにも疑問を感じます。
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新学期スタートから1週間

2021-08-17 22:27:59 | 教師生活
新学期がスタートして今日でちょうど1週間経ちました。
コロナ感染に関しては不安材料は山ほどありますが、何とかやっています。
初日は恒例のFIRST DAY OF SCHOOL (新学期初日)のサインで写真撮影。


去年はフェイスシールドを着用しての写真撮影。
照明がフェイスシールドに映り、生徒の顔がうまく撮れず時間がかかりましたが、
今年はマスクはオプショナルだから、写真を撮る時だけはずしてもらって撮影はすぐ終了!

そしてもう一つ、新学期初日のお決まり事があります。
それはこの絵本”The Night Before First Grade”でストーリータイム。


1年生の女の子の新学期前夜と初日のお話。
アメリカで教師になって1年生を教えるのはこれで6回目。新学期初日はこの絵本でスタートします。
実は毎年、このストーリーに登場する先生が私に似ていると生徒達が大騒ぎをするのです。
今年もページをめくると生徒達が
She (挿絵の先生) looks just like you!
と叫び出しました。
こんな先生です。



ただ単にアジア人で髪型が似てるだけなんですけどね。
大騒ぎをする生徒を見て可愛いと思うのが、新学期初日のルーティンなのです。

さて、ここからはやっぱり無視できないコロナウイルスについて。
今年も教育委員会が市内の公立校の感染状況をまとめたダッシュボードを開設しました。
先ほどチェックしたら8月10日の新学期スタートから今日までの1週間での感染者は317人(教職員47人、生徒270人)。


気になるのが小学生の感染者が多いこと。円グラフの青色が小学生の感染を示していますが
黄色が小中、中高一貫校なので、この中に小学生も含まれている可能性大です。
オンライン授業に切り替わるのも時間の問題かな。
でも、おバカ州知事がオンライン切り替え禁止令を出すかも。
ちなみに本日発表されたフロリダ州の新規感染者は21,669人。

実は今日、同僚が仕事中に発熱したのです。もちろん即、帰宅しました。
この同僚はアシスタント・ティーチャーで、彼女が仕事をしていた教室の生徒は即、屋外に移動。
大事をとって教室は消毒したそうです。
コロナウイルスではなく、ただの発熱であることを祈るのみです。
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半端ないストレスとフラストレーション(長文記事です)

2021-08-08 23:58:01 | 教師生活
本年度の勤務がスタートして約2週間。教室や授業の準備等は順調に進んでいるのですが、
コロナウィルスに関してはメンタルけっこうやられています。

フロリダ州はデルタ株の感染拡大が酷く、先月下旬、州全域が感染ハイリスクエリアになりました。
昨日発表された一日の新規感染者数は23,903人。パンデミック始まって以来、最悪の数字です。

こちらは100万人10万人(訂正しました)に対する一日の平均感染者数。私が住む州北東部は見事に最悪レベル。(100人以上)

現在、私が住むカウンティの一日の平均感染者数は1,000人以上で陽性率は25%!

となれば学校でのマスク着用も義務化されると誰もが思うでしょう?
そこはフロリダ、おバカ州知事の命令で義務化してはいけないことになりました。
しかもこの命令に背いたら学校への予算を削減すると脅す始末。もう、どうしようもないです、この人。
先日、勤務先の学校でオリエンテーションがありました。
私のクラスでマスク着用で参加した生徒はたった3人!マスクをしていない父兄もけっこういました。
去年の新学期はパンデミック後、初の対面授業スタートでかなりナーバスになっていましたが、
オリエンテーションもドライブスルーだったし、校内ではマスク着用しなければならなかったし、
新学期は少人数でスタートしました。
でも今年はフルキャパシティでスタート。マスク着用はオプショナル。なので去年以上に恐怖です。
子供の感染も増えていて、先週の友達の子供2人が感染。幸い軽い症状で済みましたが、
市内では先日、基礎疾患のない健康な16歳の子が亡くなったという悲しいニュースがありました。

話がそれますが、昨年度コロナ禍で勤務したフロリダ州の教師には1000ドル(11万円程)のボーナスが支給されることになり、
その小切手が昨日、郵送されてきました。
コロナ禍の最前線で仕事をしたことに感謝する知事からの手紙付き。

ボーナスを支給したからって、教師が味方に付くとか、おバカ振りを許すと思ったら大間違いよ!
ま、もらえるものは文句を言わずにもらっておくけど・・・・(笑)

あと州知事同様、どうしようもないと思っているのがアンチ・マスク派の同僚達。
以前からしょっちゅう、マスク着用に対する不平不満を言っているのを耳にしてきました。
4月頃だったと思います。教職員の休憩室でランチを食べている時、隣のテーブルで
5~6人のアンチ・マスク派の同僚がお喋りを始めました。
マスクによる感染防止やワクチンの効果を真っ向から否定していました。
連日のコロナウィルス関連の報道(感染者、死亡者の数等)は嘘だとか、
(‟fabricate-偽装する、でっちあげる“という言葉をことあるごとに使っていました)
絶対ワクチンは接種しないとか・・・・(これは個人の自由ですが、だったらマスク着用を徹底してよ!)
もちろん私は彼女達の会話に加わらず、聞こえぬふりをしてランチを食べ続けました。
すると同僚のひとりの発言に耳を疑いました。
買い物先でマスクをつけていないことを店員から注意されたことに文句を言い始めたのです!
(もちろん、入店するにはマスク着用が必要)
実はこの先生、3月6日のブログ記事に登場したB先生。コロナに感染した先生です。
肺炎、味覚障害、一時的な記憶障害も併発したのに全く懲りていない。
というか会話の中でB先生は自分は風邪をこじらせて肺炎になったと思う、
医師の診断は嘘だったのではないか(ここでもfabricate“という言葉を使用)と言っていました。
ちなみに同じブログ記事に登場したR先生(2回感染)もアンチ・マスク派で、この会話に加わっていました。
開いた口がふさがらなかったです。

そして先週、別のアンチ・マスク派の同僚(以下A先生)と打ち合わせがあって、話していた時のこと。
案の定、A 先生はマスクをして授業をすることに文句タラタラ。
(着用は義務化されていませんが、私達教師は出来るだけマスクをするように言われています。)
私は当たり障りのない言葉を選びながら、子供から感染するケースもあるし、
まだ小学生でワクチン接種が出来ない生徒達の安全のためにも頑張ろうと言いました。
するとA先生、「ワクチン打った?」と聞いてきた。Yesと答えた後、彼女何といったと思います?
だったら感染しても軽症で済むからいいじゃない!
マスクする必要なんてないじゃない!
ですと・・・
私、けっこう落ち着いた性格なのですが、キレそうになりました。
マスク着用は私のチョイス。あなたにとやかく言われたくない!
軽症であろうが感染したくないのよ!
感染が収まらない状況下で、ワクチン接種が出来ない12歳以下の子供を教える立場として
マスクを拒否するのは無責任過ぎる!
と言いたいことは山ほどありましたが、何を言っても無駄と判断。See you later! と言って去りました。

そして一昨日。
前出のB先生と話をしなければならないことがあったので、彼女の教室に行きました。
もちろんマスクはしていませんでした。
話が済んだところでまた始まりました。彼女のマスクの不平不満。
適当に相鎚を打って彼女の話を聞いていたのですが、またまた彼女の発言に言葉を失いました。
あまりにも想像を超える発言だったので、後で何度も頭の中で整理した位。
彼女の言い分
マスクをしても呼吸は通り抜ける。(当然でしょう。でなかったら窒息するじゃない!)
それはおならをするとガスが身に付けている下着や洋服を
通り抜けるのと同じ。

だからマスクをしても感染を防ぐことは出来ない。故にマスク着用は意味がないし理解できない。

信じられます?
コロナウイルスとおならを一緒にする
あなたのメンタリティーこそが理解不可能

と言いたいのをグッとこらえたのは言うまでもありません。まさにアンビリバボーな発言。

私は協調性がある方だと思います。今までも考えの違う同僚ともうまく一緒に仕事をやってきました。
でも今回の同僚達の信じられない発言は、ストレス以外の何ものでもなくこれが原因で最近、
ここは私にとって本当に勤務し続けたい学校なのか?と思うようになりました。
明後日から授業が始まります。果たして何人の生徒がマスク着用で登校するのか?
身の危険を感じたら、精神的に辛くなったら我慢しないで辞職する勇気も必要だと思う今日この頃なのです。
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