秋学期のハイライトは何と言っても発表会。
年に2回、秋学期と春学期に発表会があるのですが、春学期はカンパニーメンバーによる発表会。
秋学期はダンスクラスを受講している学生全員が発表会に出ます。
これも課題の1つ。練習、リハーサル、発表会に出演しなければ点数をもらえません。
3年前、アラカン大学生になった時も出演しました。
さて今回はバレエとダンススコンポジション・インプロヴァイゼーション、
2クラス受講したので、2つのダンスを発表しました。
バレエクラスはステージをダンススタジオに見立てて、
バレエのレッスンを再現するルーティンでした。
実際にステージにバーを設置。バーレッスンから始まり、センターレッスン、
コンビネーションという流れ。
使用した曲はビバルディの四季。
ストーリー性のあるダンスで最後は落ちがあってコミカルな動きを取り入れました。
ダンスコンポジション・インプロヴァイゼーションは文字通り、
ダンスの構成と即興を学んだのでそれを披露することに。
まずダンサーがステージに一列になって並び音楽がスタート。
リーダーのGo!というかけ声で私達は一斉に客席に向かい、
各自、お客さんに様々な質問をして即興ダンスのテーマを決めます。
私は好きな食べ物を聞きました。答えはピザ。
難しいテーマだったけど、それまで学んだダンス構成のメソッドを取り入れて踊りましたよ、ピザダンス。(笑)
クラスメート達も客席に散らばって、お客さんのリクエストしたテーマをもとに踊りました。
一番注意したのがコケないこと、お客さんに怪我をさせないこと。
傾斜のあるシアターの客席の通路で踊るわけで(ステージに向かって下り坂)、
実は私、リハーサルで転びそうになりました。
通路も狭いのでキックした足がお客さんを直撃しないように気を付けました。
通路で即興ダンスを踊った後、ステージに戻り私達はお客さんから出されたテーマをシェア。
そしてその中からテーマを1つピックアップ。
私のテーマ、ピザは即却下。(ホッ!)
私達はSummer (夏)というテーマを選びました。
今度は私達がそのテーマをもとにステージ上で即興ダンスを踊りました。
各々、即座に考えたダンスをするのですが、時々コラボしたり
(ダンスを真似るのはなく、クラスメートのダンスに応えるダンスをする・・・
授業で学んだメソッドの1つです)動きを予想してフォーメーションを工夫したり・・・
秋学期が始まった時は即興で踊ることに恐怖を感じることがありました。
動きが止まってしまうこともしばしば。
でもこの時は自信を持って踊ることが出来ました。とても充実感、達成感がありました。
発表会が終わってロビーで観に来てくれた友達や家族と談笑していたら、
全く面識のない若い男性(20代前半・発表会を観に来たお客さん)に
You did an excellent job!
と言われたのも嬉しかったです。
教授が発表会の前日のドレスリハーサル前と当日のウォームアップのビデオを撮り、
大学のインスタのアカウントに載せました。そのスクショです。

そしてこちらは発表会が終わって楽屋が同じだったクラスメート達と記念撮影。

こんなオバサンを仲間と呼んでくれて、
そして私と一緒に踊ることが出来て楽しかったと言ってくれた皆、本当にありがとう!!