サンシャイン通信

サンシャイン・ステート(フロリダ州)発のニュースレター

アラカン大学生2024年春学期の成績は?

2024-07-27 09:01:27 | アラカン大学生活
いよいよアラカン大学生・2024年春学期の備忘録の最終編です。
ファイナルプロジェクトでFootlooseでオリジナルダンスを発表した翌週、総合成績が出ました。
やりました!今学期もAを取得出来ました!
ただ残念だったのがファイナルプロジェクトの成績がチェックできなかったこと。
中間テストのように点数や教授のコメントがチェックできなかったのです。
リサーチペーパーやエッセイ等の提出やテストなどは全てオンラインプラットフォーム経由。
従って成績もオンラインでチェックします。
だけどファイナルプロジェクトが終わった数日後(ファイナルプロジェクトの成績が出る前)に
受講中のクラスがオンラインプラットフォームから消えてしまいました。
仕方ないので大学のアカウントにアクセスして総合成績をチェックした次第。
実はこれは毎学期のこと。昨年受講したクラスもファイナルの成績がチェックできませんでした。
総合成績はAだったのでよかったですけど・・・・
ファイナルの成績を詳しく公表せずに総合成績を出すのは、教える側にとったら手っ取り早いやり方ですけどね。
出来ることなら私も母校で勤務する際にやりたい!毎学期末、採点地獄を味わいますから。

遂にGrading Hellから脱出! - サンシャイン通信

前回のブログ更新の後、引き続きワシントン・ミニバケーションネタで更新する予定でいたのですが、忙しくて、忙しくてブログ更新どころではありませんでした。学期末で課題...

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これはダンスクラスに限ったことなのか。それとも大学の方針なのか・・・
何はともあれ最高成績を取得することができてよかったです。
ちなみに中間、期末の実技テスト以外にはオンラインでのテスト、ジャズダンスの歴史のリサーチペーパー、
学期中にダンス(ジャンル不問)の公演を観に行き、それについてペーパーを書く課題、
(もちろん4月にワシントンで観たトロカデロの公演について書きました。)
全ての課題でAを撮ることができました。頑張ったね、私。

春学期を振り返ると総合成績でAを取得する位、嬉しかった出来事がありました。
通常の授業はウォームアップ、コンディショニングを30分程やった後、
アクロス・ザ・フロア(across the floor)、振り付け(コンビネーション)という流れ。
アクロス・ザ・フロアは文字通り、スタジオの端から端までステップや短いコンビネーションを
やりながら移動する練習。
私のクラスでは3人ずつで順番にやります。
ここで教授のチェックが入り良かったとか、改善点を指摘されたりするわけです。
全員が端まで移動したら同じステップやコンビネーションで元に戻る。
これを20分位やって振り付けの練習に入ります。
あれは忘れもしない3月28日、アクロス・ザ・フロアーの時に短いコンビネーションをやった時のこと。
シェネ、ファンキック、ピケターン、ピケターンでパッセにした足を延ばしてスプリット(開脚)、
この後、床に座ったままちょっと踊って立ち上がるというコンビネーション。
これをやった時、教授が「ビューティフル、〇〇〇(←私の名前)!」と言ったのです。
具体的にコンビネーションのどの動きを褒められたのかわからなかったけど、
とにかく褒められたことが嬉しくて、モチベーションアップ!
全員、移動し終わって同じコンビネーションで(向きというか進む方向が違うのでリードする足や
回転する方向は逆だけどね)元の場所に戻る時もまた褒められました。
それで全員、移動し終わった時、教授に呼び出されました。
「皆の前でコンビネーションを踊って見せて。
シェネターンからファンキックへの移行がスムーズで連動しているのが良かった。
ファンキック(Fan Kick)も文字通り、扇が開くように弧を描いて綺麗だった。」と教授。
ここでシェネターンとファンキックを褒められたのだと判明。
緊張しながらクラスメートの前でコンビネーションをやったら、皆、拍手してくれました。
シェネターンとファンキックの間で一瞬動きが止まってしまうクラスメートがたくさんいたそうで
良い見本として私のダンスを取り上げてくれたことは、総合成績でA取ることと同じ位嬉しいことでした。
シェネターンとファンキックのビデオ、載せますね。




それからもう1つ嬉しかったのが、春学期最終日(ファイナルプロジェクト発表日)にもらった教授からの言葉。
「秋学期もダンスクラスを取るの?」と聞かれたので「もちろん!」と即答。
秋学期もこの教授のクラスを受けるつもりだと言いました。
実はコンテンポラリー・モダンダンスのクラスを受講したいと以前から思っていたのですが、
なんだか敷居が高いと言うか、自信もなくてずっとパスし続けてきたのです。
従って秋学期に受講予定のクラスもコンテンポラリー・モダンダンスではない
別のジャンルのクラスを受講予定。
昔取った杵柄は通用しないほどブランクがあるので、基礎から学べるレベルIのクラスがあれば
絶対受講するのですが、どういうわけかコンテンポラリー・モダンダンスだけレベルIのクラスがないんですよ。
教授との会話は続きます。
教授「コンテンポラリー・モダンダンスを受ける気はないの?私、秋学期にクラスを教えるのよ」
私「興味はあるのですが何だか自信がなくて・・・」
教授「そんなことない!私のクラスに十分ついていけるスキルがあるし、勉強になるわ。」
ホントですか??この教授からの言葉、とってもとっても嬉しかったです。
この日、帰宅してよ~く秋学期のクラススケジュールをチェックしたら
教授が教えるのはコンテンポラリー・モダンダンス・レベルIIIクラスでした。
自分のダンススキルに自信を持てた出来事でした。

春学期最終日(ファイナルプロジェクト発表後)に撮ったクラス写真。

ファイナルプロジェクトは2日間に渡って発表。私は最終日でした。
だから既にプロジェクトを発表したクラスメート数人はこの日は欠席という
学期最終日あるあるのクラス写真です。

さて肝心の秋学期ですが、結局コンテンポラリー・モダンダンスクラスは
スケジュール調整がつかず見送り、別のクラスを受講予定です。
秋学期のアラカン大学生ネタのブログ記事、乞うご期待!(誰も期待していないか・・・)
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ファイナルプロジェクトは Footloose!

2024-07-20 03:00:08 | アラカン大学生活
アラカン大学生・春学期の備忘録。今回は学期末の課題、ファイナルプロジェクトについて。
昨年受講したダンスクラス同様、ファイナルプロジェクトは創作ダンスの発表。
教授が指定したジャンプやターン等、授業で習ったいくつかの動きやステップを取り入れる以外は
ジャズダンスのジャンル内で自由に創作してよし。使用する曲も自由。

そろそろファイナルに使う曲を決めないと・・・と思い始めたのが3月中旬。
昨年、ジャズダンスクラスを受講した時のファイナルプロジェクトで使用したのが
アイリーン・キャラのFame (同タイトルの映画のテーマ曲)です。
ジャズダンスを始めたきっかけやニューヨークにダンス留学を決めた思い入れのある曲。
その時のブログ記事です。

今さらですが春学期を振り返って(アラカン大学生活編) - サンシャイン通信

前回は大学講師としての備忘録でしたが、今日はアラカン大学生編です。昨年、一念発起して大学でダンスを学ぶことを決意。春学期はジャズダンスのクラスを受講しました。春...

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なので今回も前回同様、私のジャズダンス人生を振り返り ( ) 思い入れのある曲で踊ろうと思いました。
数曲候補があって(どれも80年代のミュージカルやダンス映画の曲)、その中から1曲決めるのがなかなかハード。
一番念頭にあったのがケニー・ロギンスのFootloose(同タイトルの映画のテーマ曲です)。
でも他に候補にあがった曲もとても思い出のある曲だったので、最終的な決断ができずにいました。
そして1週間程経った時のこと。授業が終わった時に教授が言いました。
「そろそろ本格的にファイナルプロジェクトの曲を決めて振り付けに取りかかってね。」
すると数人のクラスメートが
とっくに曲を決めて振り付けもほぼ完成した
とか
コスチュームを注文した
と言いました。
教授とクラスメートの言葉を聞いて焦り始めた私。今日中に曲を決めて振り付けを考えないと・・・
と思いながら帰宅途中、ハイウエイを運転中にカーラジオから流れてきたのがFootloose
何というタイミング!鳥肌が立ちました。ここで迷いが消えました。
これはこの曲を使えということだと勝手に解釈した私。
昔(40年前)にリリースされた曲だけど、年代を問わず知名度が高い、
つまりクラスメート達(Z世代)も知っているから発表時に盛り上がるかなと目論んだ。

それでこの翌日だったかな、こんなニュースが飛び込んできました。

Footlooseの撮影に使われたユタ州の高校がケビン・ベーコンをプロム(学年末のダンスパーティー)に
招待していて、それに正式に参加すると発表したのです!

実は私、この映画を公開初日(1984年2月)にニューヨークの映画館で見ました。
(当時、ニューヨークにダンス&語学留学をしていました。)
映画のラストのプロムシーンでは踊り出すお客さんもいて、日本では考えられない光景を目にしました。
そんな思い出のある映画のテーマ曲、プロジェクトに使用しない手はないでしょう。
前回はアイリーン・キャラへのトリビュートでしたが、
今回はFootlooseリリース40周年記念と自分勝手なテーマを決めてプロジェクトに取りかかりました。

さてファイナルプロジェクトのコスチュームですが・・・
映画のラストのプロムシーンでこの曲に合わせて高校生達が踊るわけですが
プロム仕様の正装(ロングドレス)だと動きが制限されるので、キャラクター(田舎の高校生)の普段着に決めました。
映画のワンシーン (画像はお借りしました)


Tシャツ、デニムのレギンス、プレイドのシャツを腰に巻いた80年代の「田舎の高校生」コスチュームに決定。
中間テストに引き続き今回も安上がりな「普段着」コスチュームになっちゃった!

それでケビン・ベーコンが例のユタ州の高校を訪れたのがなんと期末試験ウィークで、
私のプロジェクト発表日の数日前だったのです!
ケビン・ベーコンが高校生と交流したり、40年前の思い出話をする様子がテレビで放送されました。
発表日が近付いていてナーバスになっていたのですが、それを見て少し緊張感が解け、
モチベーションがアップしました。

そして迎えたプロジェクトの発表日。
中間テスト同様、ダンスの楽しさを伝えることを念頭に置いて全力を尽くしました。
2回踊ったのですが(1回目は教授が採点するため、2回目は教授もオーディエンスになって楽しむため)
一番嬉しかったのが、2回目に踊った時のクラスメートからの声援。これがハンパなかった!
皆、採点用のプロジェクトは発表済みだから気が楽になって
歌を口ずさみながら手拍子するクラスメートもいました!
やっぱり誰もが知っているこの曲を選んでよかった!気持ちよく踊ることが出来ました。

クラスメートが私のダンスをビデオに撮ってくれたのですが、撮影しながらたくさんスクショも撮ってくれました。
あまりにもたくさん撮ってくれたので、スマホのアルバムに保存されたダンスのスクショのスクショを載せますね。(なんという横着!)
かなり掲載しましたが、これでもクラスメートが撮ってくれたスクショの一部です。








発表を終えてクラスメート数人から
良い選曲だった
楽しいダンスだった
Footlooseの曲が頭にこびりついて離れない!

と言う嬉しい言葉をもらいました。

これで春学期が終了!あとは成績が出るのを待つのみ。
気持ちよく踊れた達成感に包まれて帰路に就いたのですが、ここで信じられないことが!
1か月前に選曲で迷っていた時、授業を終えて帰宅途中にハイウエイを運転中、
カーラジオからFootlooseが流れてきましたが、なんとなんとこの日も帰宅途中、
ハイウエイを運転中にこの曲が流れたのです!
本当です!作り話じゃありませんから!!
イントロが流れ始めた時、思わずうっそ~!!と叫んじゃいました。そして鳥肌が立ちました。
クラスメートが言ったように、それからしばらくこの曲が頭にこびりついて離れませんでした。

次回はいよいよアラカン大学生・2024年春学期の備忘録の完結編 ( ) です。
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中間テストはフォッシーダンス

2024-07-11 03:33:48 | アラカン大学生活
ダンスを学ぶアラカン大学生・春学期の備忘録の続きです。
今回は中間テストについて。
テスト内容はウォームアップルーティンフォッシースタイルのダンスコンビネーション。
そして3日以内にビデオに撮った自分のダンスを見て自己採点、よくできたところ、
もっと練習が必要なところについてペーパーを書くという課題。

実技テスト当日は4人のグループに分かれて20分のテスト時間が割り当てられました。
まずは10分のウォームアップルーティン。
そしてダンスコンビネーション。自己採点用に撮ったビデオのスクショです。




コンビネーションは教授から教わった振り付け+自分で考えた振り付けをやるパートがあって
緊張したけどフォッシーさを私なりに表現して踊ることができたのはよかったかな。
とにかく全力を尽くしました。

実はね、この日スタジオに着いてビックリしたことがあったのです。
私のグループにはSちゃん、Jちゃん、Kちゃんがいて
前出の写真を見たらお分かりになると思いますが、皆、前々回のブログ記事に載せた
ビデオのダンサーのようなコスチュームを着ていたのです。


写真でピンクのドレスを着ているのがJちゃん、後方にいるのがSちゃん、
写っていないKちゃんもドレスアップしていました。
(ちなみにKちゃんはフォッシーのブログ記事に載せた写真の一番手前のブロンドのポニーテールの子)
だからね、ドレスアップしたクラスメートの中でコスチュームなしの私は超浮いてしまいました。
それでもフォッシーをイメージしてトップスもボトムスもシューズも黒にした努力はわかってほしい・・・
(全て普段の授業で着用しているものなんだけどね。)
3人ともバッチリ決めたのはコスチュームだけではなく、ビデオのダンサーみたいにメイクもバッチリ。
しかも福来スズ子も顔負けの付けまつげのステージメークだったの!(画像はお借りしました)


Sちゃんにいたってはこの日のテストのために、ビデオのダンサー数人が被っているような
キラキラのウィッグをアマゾンで注文そうで。
でもそれが届くのが間に合わず、テストの日に使用できずメチャメチャ悔しがっていました。

実はテストの1週間程前、教授がコスチュームを着たらエキストラポイント(5点)をあげると言ったのです。
皆、さらっと聞き流しているようだったので、コスチュームを着てテストを受けるクラスメートは少ないだろうと思いました。
コスチュームを着なかったからと言って減点されるわけでもないし
多分1度しか着ないコスチュームにお金をかけるのはちょっと・・・(せこい?)と思ったので
私はダンスで勝負することに。
今思うとダンスのみで勝負するのが苦しい学生への教授の思いやりだったのかな。

そして後日、中間テストの結果とともに教授からメッセージが届きました。



Knowledge of Exercise, Musicality, Effort, Technique
と4つの採点項目がありTechniqueで1点の減点。私にとっては上出来です。
この項目で満点を取れたらカンパニーで十分やっていけるレベルですから。

こちらが教授からのメッセージ。


全訳はしませんが、まだまだ練習が必要な動きを再確認できてよかったです。
Make sure you close 1st every time in degage.
速いテンポでデガジェをやる時、足を1番ポジションに戻すのがいい加減になっちゃうのよね。
自分でも気を付けているんだけど、まだまだ練習が必要。頑張ろう!

でも嬉しいコメントも!
Great arms on the pirouette prep.
私にとって安定のピルエットは永遠のテーマ。
ピルエットの腕のプレパレーションがうまくいきました!

そして見て見て、最後のコメント!
+2.5 for extra credit for costume
コスチュームでエキストラポイント2.5点
いやあ、教授にはわかっていたんですね。
黒いトップス、ボトムス、シューズ=フォッシーという私の努力。
でも“普段着”でほぼすっぴんだったから、半分の2.5点。
結果は15点満点で16.5点。結局エキストラポイントに頼らなくても良い成績(A)を取れました。
めでたし、めでたし!
春学期の備忘録はまだまだ続きます・・・
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ダンスコンビネーション3&4:コンテンポラリージャズ&ミュージカル

2024-07-03 04:10:59 | アラカン大学生活
春学期で練習したダンスコンビネーションのラスト2つは
コンテンポラリージャズとミュージカル(ダンスのジャンルで言うシアトリカル)。

コンテンポラリージャズで使用したのはこの曲。Hazlett の Blame the Moon (アーティストも曲も私には初耳)


コンテンポラリーは教授の得意分野。
コンテンポラリー独特の床に寝転んだり、座ったり・・・という振り付けが満載。
私、フロアーでの動きは苦手。
床に寝たり座ったまま踊ったり、フロアーに移行、そして立ち上がる時の動きが難しい。
ぎこちなくなっちゃうのよね。それをいかにスムーズに連動させるかが私にとっての課題でした。
(今回も自主練用ビデオのスクショを載せますね)




若い頃、ジャズダンスを習ったり教えていた時は(あ、独身時代、ダンスインストラクターをやっていたのよ)
マイケルジャクソンなど流行っていた曲を使用することが多く、
コンテンポラリー・ジャズはあまりやる機会がなかったのでとても勉強になりました。

このダンスの自主練用ビデオのスクショはこちらの記事にも載せたので見てね。

還暦を迎えました - サンシャイン通信

実は私、今月上旬に誕生日を迎え60歳になりました。還暦です!若い頃、還暦と聞くと年寄り、老人という言葉を連想しましたが、いざ、自分が還暦を迎えてみると、まだ年寄り...

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そして学期末に習った最後のコンビネーションで使用したのが、ミュージカル(映画も有名)「美女と野獣」から
Be Our Guest (邦題:ひとりぼっちの晩餐会)

ミュージカルの曲なのでフォーメーション、ポジショニング等を学べたのは大収穫!
このダンスで教授から出された課題はエンディングの振り付け。
貼り付けたビデオの3分10秒あたりでテンポがゆっくりになるところから
ラストまでの振り付けを考えるという課題。
フォーメーションを変えるのも採点対象だったので、個人ではなくクラスを2つのグループに分けて取りかかりました。
これがね、楽しかったの!クラスメート達とアイディアを出し合って
曲、ストーリー、キャラクターにマッチした振り付けを考え、ミュージカル調に仕上げました。
そして発表。私のグループも他のグループも予想以上にいい出来で教授にも大好評。

教授は早速、私達の振り付けをビデオに撮って言いました。
「みんなの振り付けを夏のミュージカルで使わせてもらうわ!」

私の大学では毎年、夏に中高生を対象にしたミュージカルプログラムをやっていて
今年は美女と野獣をやるのです。
教授はそのダンス指導をやるので私達が考えた振り付けを取り入れたいと言ってくれたのです!
中高生対象といってもダンス、演技、歌などのオーディションを受けて合格しないと
ミュージカルに出演することは出来ません。
夏休みに入る6月から練習を始め、7月にキャンパス内のシアターで6回公演を行います。
舞台装置もかなり本格的。裏方クルーも中高生で結成するのです。
こちらは先日フェイスブックに掲載されたクルーの写真。


ちなみに去年のミュージカルはSister Act (シスター・アクト)


一昨年はシンデレラ


この夏のミュージカルプログラム、昔からやっているのですが、私は一度も観に出かけたことがないのです。
初演まであと2週間余り。今年はスケジュールが調整出来たら観に出かけようと思います。
今頃、私達が考えた振り付けを出演者達が練習しているのかと思うと何だか嬉しい。

話がそれましたが、春学期にいろんなジャンルのジャズダンスのコンビネーションを学んだことで
ジャズダンスの奥深さを改めて体感。本当に勉強になりました。

春学期の備忘録はまだまだ続きます・・・
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ダンスコンビネーション2:待ってましたのフォッシー!!

2024-06-25 04:05:02 | アラカン大学生活
ダンスコンビネーション2つ目で使用したのは大好きな振付師、ダンサー、俳優、演出家等々
多岐に渡って活躍したボブ・フォッシーが手掛けたミュージカル(映画にもなった)、
Sweet Charity (スィートチャリティ)からRich Man’s Frug

この曲です。ビデオはミュージカルではなくシャーリー・マックレーン主演の映画から

過去のブログ記事で何度も触れましたがフォッシー大好き!命!の私。
前回のアラカンが踊るにはちょっと・・・な曲と打って変わってテンション上がりまくり!
今回も自主練用に撮影したビデオのスクショを掲載








教授が考えたフォッシースタイルの振り付けも超カッコよくて鳥肌ものでした。
このコンビネーション、ウォームアップのルーティンと一緒に中間試験で採点すると言うので
気合いを入れて練習しました。

中間テストの様子と成績は後日改めてブログ記事にしたいと思います。
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ダンスコンビネーション1:アラカンにはイタイ“ミーン・ガールズ”

2024-06-20 03:24:20 | アラカン大学生活
春学期に大学で受講したジャズダンスの授業では4つのダンスコンビネーションを練習しました。
ジャズダンスと言ってもそれぞれ全くジャンルの違う曲、
従って全く違うダンススタイルを学べたのでとても勉強になりました。

まず最初のコンビネーションの練習を始める前に教授が言いました。
「最近リリースされた映画“Mean Girls (ミーン・ガールズ)”のテーマ曲“Not My Fault”で踊るのよ。」
これを聞いて喜ぶ女子数名。けっこう流行っている曲らしいけど私にはさっぱり。
そう言えば昔、同タイトルの映画があったな・・・と思ったら2004年に公開された映画のリメイクだった。
ミュージカルにもなったので2004年の映画と比較してどっちが良かっただの、悪かっただの
リメイク版が楽しみ、いや、きっと期待外れだよ・・・と話に盛り上がるZ世代のクラスメート達。
でもその輪に入っていけない私。
2004年の映画もミュージカルもストーリー(学園コメディ)が私の興味範囲外なので観てないのよ。
映画の予告編


あらすじはここをクリック!

ダンスに使用した曲、Not My Fault

ダンスの振り付けは曲調、映画の主人公のキャラクターに合わせてあるので
ビデオに見られるようなアラカンにはイタイ振り付けがあったりして・・・

しかもオバサンにはあらら・・・な、きわどい歌詞もあって決して踊りやすい曲ではなかった。
和訳ビデオ


でもこれも学業の一部。選り好みをしている場合じゃない!
教授が教えた振り付けの後に32カウントの振り付けを各自考え、
スタジオで披露するという課題も出たし。

教授が考えた振り付けの要素を引き継いで曲に合った振り付けを私なりに必死に考えましたとも。
自主練ビデオのスクショ。




そしていよいよダンスの披露
ダンスはテクニックだけではダメ。プレゼンテーションスキルも採点対象。
顔の表情にも注意を払い、文字通りミーン・ガール(意地悪な女の子)になったつもりで踊りました。

リープ(片足で跳んで反対の足で降りる跳躍)がちょっとうまくいかなかったけど
他は満足のいく結果を出せました。
ちょっと怖気づいてしまった最初のダンスコンビネーションですが、これを練習していた数週間、
Get out of your comfort zone! (居心地の良い場所から抜け出せ!)
と自分に言い聞かせて頑張りました。
ぬるま湯に浸かっていてはダメ。居心地の良い場所から飛び出して
新しいことや苦手分野に挑戦しなければ何事も上達しないと体感した
ミーン・ガールズのダンスコンビネーションでした。
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ダンスの教授はSwiftie!

2024-06-13 02:10:25 | アラカン大学生活
バタバタでリアルタイムでアップ出来なかった春学期アラカン大学生ネタを・・・
春学期は12週間のセッションでジャズダンスのクラスを受講しました。
昨年の春学期に受講したジャズダンスの1つ上のレベルのクラスを。
授業初日は一時帰国から戻った2日後でまだ時差ボケで朦朧としていました。
教室(と言うよりスタジオ)に行くと既にかなりの学生が。もちろん私と同年代の学生は皆無。
今学期もZ世代の学生と一緒に学ぶことに期待と不安が入り混じった複雑な心境。
でも昨年受講したジャズダンスのクラスメートのJちゃんとDちゃんがいてちょっと安心。
「久しぶり~!元気だった?」と挨拶を交わし授業が始まるのを待ちました。

教えるのは秋学期に受けたダンスの人文学と同じW教授。年の頃は30代前半~半ばかな。
でもこのクラスはオンラインだったので、この日初めて顔合わせ。
私のことを覚えていてくれて出席を取った時、「私の人文学のクラス、取ったわよね?」と言いました。
初日の授業は自己紹介の後、シラバス、スケジュール、課題、スタジオでのルールについて説明、
質疑応答がメイン、本格的なダンスの授業は次回というのが一般的な流れでしたが、今回は違った。
自己紹介はなくて、課題やスケジュールについて大まかな説明をした後で
即、ダンスの授業が始まりました。
まずはウォームアップ。ホワイトボードにはウォームアップのルーティンが書かれていて
「中間テストでこれらのルーティンを私の指示なしてやってもらうから。
ひとりで出来るように今から頑張って練習してね。」とW教授。
ホワイトボードに書かれたルーティン。数回の練習じゃ覚えられないから早速写真に収めました。


そして音楽がかかりウォームアップ開始。
流れてきたのはこの曲。テイラー・スイフトのクルエル・サマー(詳しくはLP Giobbi Remixバージョン)。

そうだった、W教授はSwiftie(スイフティー)!つまりテイラー・スイフトのファンだった!
昨年の秋に受講したダンスの人文学クラスでオンラインプラットフォームに載せた
自己紹介文にそう記してあったのを思い出しました。
なのでウォームアップ以外でも授業中にテイラー・スイフトの曲をよく使用していました。
ウォームアップが終わるとコンディショニング&ストレッチ。
W教授はピラティスのインストラクターでもあるので、ピラティスのエクササイズをたくさん取り入れてました。
お陰でインナーマッスル、かなり鍛えられました。
30分余りウォームアップとコンディショニングをやってダンスのステップ練習、そしてコンビネーション。

そんなわけで初日からみっちり体を動かしました。
一時帰国直後のなまった体にはちょっときつかったですが、時差ボケ解消には効果があったかも。
この日の夜から熟睡出来ました。

このクラスでやったウォームアップルーティンとコンディショニングは今でも時々、
筋トレの一部として続けています。
ダンベルやマシーンを使用する筋トレもいいけど、ダンスのウォームアップでやる基礎的な動きや
コンディショニングエクササイズも立派な筋トレ。
しなやかな筋肉目指して、ダンサー体型に少しでも近づけるよう頑張るわ!

春学期の備忘録はまだまだ続きます・・・
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秋学期の成績が出た!

2023-12-17 23:56:21 | アラカン大学生活
ダンスの歴史、文化や宗教との関わり等を学ぶ人文学のクラスの総合成績が出ました。
どの課題もA(というか満点)を取れたので、総合成績もAは確実。
だけどやっぱりオフィシャルな成績が出るまで落ち着かないもので・・・
もしかしたらうっかり提出し忘れた課題があるんじゃないかと(←オンラインクラスあるある)
クラスのオンラインプラットフォームに載っているシラバスや課題のリストをチェックしようと
ログインしてみたら、既にクラスは跡形もなく消えていた!
ってことは既に総合成績は出ている?
早速、大学のアカウントをチェックして無事にAを取得したことが判明!


どの課題も満点を取れましたが、簡単な課題はひとつもありませんでした。
実際、数人のクラスメートがドロップアウト。
でも新しい発見があり、本当に勉強になりました。やっぱりいくつになっても学びは楽しい!
春学期はこのクラスの教授が教えるダンスクラスを受講する予定です。
アラカン大学生、これからも頑張ります!
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とりあえず秋学期終了!

2023-12-08 02:57:31 | アラカン大学生活
ダンスの歴史、文化や宗教との関わり等を学ぶ人文学のオンラインコース。


昨日、ファイナルプロジェクトを提出して全ての課程を終了しました!
(まだ成績が出ていないので”とりあえず”終了ですが・・・)
先週のテーマは“アメリカン・オリジナル”
テキストでは大好きなボブ・フォッシー、ジャズダンス、ミュージカル等が取り上げられていました。
私のお気に入りの分野なので課題もチョロいだろうと思ったのが甘かった!
テキスト、ヒップホップに関する記事を読んで、17本のビデオを見て
教授が提示した5つのトピックについてショートエッセイを書き、
オンラインのディスカッションボードにポスト、
クラスメートのポストにレスを付けるという課題でした。
ヒップホップの記事は東京在住のアフリカ系アメリカ人のジャーナリストが
渋谷で見かけたヒップホップファッションに身を包んだ若者について書いたもの。
その渋谷の若者達がマルコムXやキング牧師、アメリカの公民権運動について全く知らないことに驚き、
自分のルーツやバックグランドが理解されないまま「盗まれた」気がしたという内容でした。
テキストにはミンストレル・ショーも記載されていて、人種差別について深く考えさせるものでした。
ディスカッションのトピックも然り。簡単にダンスと結び付けて自分の考えをまとめられる内容ではありませんでした。
日本人が取り上げられた記事だったし。

なので感謝祭で帰省した息子がバージニアに戻ってから毎日、課題に追われていました。
思うようにランニングも出来ず、ズンバインストラクター仲間のクラスにも出かけられず、
ストレスが溜まっていました。
昨日は夕方、ズンバクラスを教えなければならなかったので、
それまでにファイナルプロジェクトを提出しようと決めて頑張りました。
(ちなみに提出締め切りは今日の午後11時59分)
そして昨日のお昼過ぎ、無事に提出。達成感と解放感を味わいながらズンバを教えました。
ファイナルプロジェクトはオプションが3つあり、私が選んだのは「今までやったことがなかったダンス、
またはムーブメントを含むアクティビティのクラスに参加して体験談をまとめ、
クラスで学んだことを関連付けてペーパーを書く」というプロジェクト。
教授は「ヨガ、ピラティス、ズンバなど、体を動かずアクティビティなら何でもOK」と言いました。
バレエ、モダン、ジャズ、ヒップホップ等、ダンス系はひと通りやったし、ヨガもピラティスもズンバも経験済み。
なので私にとって「初挑戦」となるものを決めるのにも時間がかかりました。
ファイナルプロジェクトについては後日詳しく・・・
現在、“アメリカン・オリジナル”の課題とファイナルプロジェクトの採点待ち。
どちらも良い成績が取れますように・・・

おまけ
“アメリカン・オリジナル”の課題で見たビデオを一気に掲載します。お時間があったら見てみて。
ジャンルが多岐に渡ります。
ディスカッションのトピックの1つがこれらのダンスの共通点と歴史的背景について
まとめなければならなかったので、ホント大変でした。
































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盆踊りで満点ゲット!

2023-11-23 00:35:05 | アラカン大学生活
大学生活頑張ってます!前回の記事で触れたモダンダンスの課題、予定通り感謝祭前に全て提出しました!
オンラインテストも100点でした。
それで、またまた私が提出した課題がクラスメートにシェアされるという嬉しい出来事がありました!
今月始めにダンスと宗教についてのチャプターを読み、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、アメリカ先住民などの
ダンスのビデオを見てペーパーを書くという課題がありました。
ペーパーは教授が提示した(難しい)質問に答えながら、テキストで学んだことと関連付けて書かなければならず、
これはかなりの時間がかかると思ったら・・・・
ペーパーの代わりに提出できる課題もありました。
テキストには宗教と関わりのあるダンスが4種類取り上げられていて、
そのうちのひとつにあてはまるダンスを実際に踊り、ビデオに撮る。
そしてそのダンスについてペーパーを書いてビデオと一緒に提出するという課題。
そこで思いついたのが盆踊りです!
もちろん、テキストには盆踊りは取り上げられていませんでしたが、4種類ある宗教がルーツのダンスの中の1つの
定義にぴったり当てはまることに気が付きました。
自分が踊っているビデオを撮影するのは嫌だけど、オリジナルの課題のペーパーを書くよりまし。
子供の頃から盆踊りで踊っている地元の民謡をiTunesで99セントで購入。
(このブログをチェックしている家族・親戚・地元出身者なら、どの民謡か察しがつくよね?)
何十年も踊っていないのでYouTubeで検索した地元の盆踊りやお祭りのビデオで練習。
この課題の採点基準のひとつがダンスや宗教に沿ったコスチュームを着用していることだったので
長い間クローゼットに眠っていた浴衣を着て、ビデオ撮影に臨みました。
仏教、お盆、盆踊りとそれらの関係についてペーパーを書き、ビデオと一緒に提出。
この課題で満点をゲット、そして教授から良い出来だったというお褒めの言葉と
ビデオをシェアしてもいいかというメールをもらい、前回に引き続き、ふたつ返事で承諾。
そして昨日、教授がクラス全員に送ったメールで私のビデオをシェアしました。


ファイナルプロジェクトのひとつがダンスビデオとペーパーの提出なので、
そのお手本としてもシェアしてくれたことが嬉しかったです。

毎週、課題を仕上げるのに生みの苦しみ(大げさ?)を味わっているので
提出した時の達成感、良い点を取れた時の嬉しさはひとしおです。
あ、ちなみに先週の課題のバレエのペーパーも満点を取りました!

さて来週のテーマは待ちに待った“アメリカン・オリジナルズ“
テキストには私の大好きなボブ・フォッシー


そして前回の記事で触れたグレゴリー・ハインズなど大好きなダンサーや振付師がたくさん登場します!

映画ホワイトナイツのダンスシーンも載ってる! テンション上がる~!
やっぱりいくつになっても学ぶのは楽しいね。来週も良い成績が取れるよう頑張ります。

それではアメリカ在住の皆さん、楽しい感謝祭を!
HAPPY THANKSGIVING!
コメント (6)
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