新・仏像ワンダフル!

千年の時を超えて仏像との新しい出会い
いやいや街を見渡せばよく似た人がいたような・・

絹本著色十一面観音坐像  太山寺・兵庫 鎌倉時代(13世紀)

2012-06-24 06:04:38 | 旧仏像ワンダフル
十一面観音を絵画で平面に表現しようと
すると、こんなんなるんですね~

つまり正面から十一面見えるようにする
ので鈴なりの果物のようになりにけり。

そしてもうひとつ、かなり女性的に
感じられるのは爪が長くて髪の毛が
長くなびいているからでしょうか。

ネイルアートをしているかもしれません。

蓮の花、つぼみ、種 という
現在・過去・未来
悠久の時の流れを手中にして
たたずんでいます。