鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会NEO

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

なんまの七不思議と言い伝え

2022-05-12 | 南摩

5月9日(月)

GWも終わり、天気の悪い月曜日…

ちょっとだけ憂鬱な気持ちを抱えながらも、取材のために上南摩小学校を訪問させていただきました

 

予定より少し早く学校に到着すると、ちょうど登校してきた子どもたちの姿が

みんな元気に「おはようございます」とあいさつしてくれて、パワーを分けてもらった気がします

 

 

8時10分、学校支援ボランティアの福田さんによる読み聞かせが始まります

今日のお話は、”なんまの七不思議”の一つ、『勝願寺の木の股地蔵』についてです。

勝願寺(油田町)の入り口にあるケヤキ。

大人4人でやっと囲えるほどの大木です。

そのケヤキの根元に洞(うろ)があって、そこにはお地蔵さまが祀られています。

 

どうしてお地蔵さまがいるのか

 

これは、今から300年も前のお話です。

年の暮れの寒い日、このケヤキの下に1人の女性がうずくまっているのを村の人が見つけます。

近づいてみると、女性は小さな子どもを大事そうに抱えた状態で亡くなっていました。

村人たちは、この母子を可哀想に思い、石仏を作って供養します。

母に見立てた一つは洞の中に、子どもに見立てたもう一つはケヤキの枝の間に置きました。

木に置いた石仏は、今では幹の中に取り込まれてしまって見えなくなっていますが、洞にある石仏は、今では『子さずけ地蔵』とも呼ばれ、安産や子どもの健康を願う多くの人が訪れています。

※詳細な部分については、諸説あります。

 

勝願寺は、南摩小学校の裏手にあります。

子どもたちは、お隣の小学校の近くにこんなお話があるのか…と、興味津々に聞いていました

南摩小に行くときの楽しみが一つ増えたかな

 

 

南摩地区には、このほかにも不思議な言い伝えや七不思議があります

気になった方は、調べてみてはいかがでしょうか

※こちらのリーフレットは、南摩コミセンにて配布中です



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