土日曜日、望遠レンズを持って浜松城公園を訪れる人が多く、何を撮影するのかと思って訊ねると、ミゾゴイがいると知ったので写真を撮りにきたと言うのです。地球に1000羽位しか生息せず、日本で繁殖して、冬は東南アジアで暮らすサギ科の鳥で、大きさはカラスほどの約49センチの茶色の鳥です。
芝生広場のトイレに近いせせらぎ付近にいると聞いて観に行きました。付近にいた人が鳥の居場所を教えてくれ、視線を向けると茶色の鳥が歩いていました。ミゾゴイです。しばらくして飛び立つと、撮影する人たちは鳥の方向に移動しました。
大勢の観光客が訪れる浜松城ですが、珍しい鳥の存在を知ると望遠レンズを持って各地から写真撮影に訪れる人たちもいるのです。
樹木を移動するタイワンリスも多いので、樹を見上げたり、カメラを向ける人も結構います。
アース・エコ・フェアの出店者で、売上にこだわらず毎回出店する人たちは「公園の自然が好きだから」「樹木の多い公園に癒されるから」と言います。
外国や日本各地から訪れる観光客との交流を楽しんで、「勉強になるから」と言う人もいます。
収入にこだわり、期待するほどの売上が無いと二度と出店しない出店者もいますが、「商い(あきない)ですから」と笑顔で出店を続ける人もいます。
夕方になっても大勢が公園を訪れています。暑い時季は夕方、ペットと散歩に訪れる人も多いですね。