浜松市の浜松駅前で年に数回開催しているアートイベント。出展者は各地から参加しています。
12月のイベント初日、「売れた!イベントの終了時位に」と話す作家は、大きな作品が真っ先に売れて、嬉しそうでした。
毎回好きな作家の作品を見たり、買うために来場して、作家との交流を楽しむ人たちがいます。御気に入りの作家の作品を買い、買物袋を見せて、「前回はこのバッグを買った」と言う人もいました。素材が珍しいと、通りがかりに立ち止まって見る人たちもいます。
木工作家の一人が出展を始めた頃には来場者の関心はそれほどなかったようですが、次第に顧客が増えて、注文もあると言い、毎回出展しています。
イベントに新規出展し、客の関心を得られず、思うほど売れないと次は出展しない人が多いですが、「駅前で、ルイ・ヴィトンやグッチ、ティファニーなど世界的に有名な店の前で販売できる会場は他にないから」と、楽しんで出展する人たちも多いです。
作家に魅力があって出展を続けるとファンが増え、興味をもって作品を見に訪れます。今回も木製の椅子が幾つか売れた作家は、前回購入した人がまた買いに来たのだと話していました。洋服を作っている人たちに顧客は多く、よく売れています。
アートイベントは、作品と展示に魅力があり、人柄や接客に誠意があると顧客、常客が増えて、作家は毎回出展します。「売れる時と売れない時があるから飽きない(商い)」と笑いながら。売上には季節の影響もあるようで・・・・・・。