アート情報et猫たちと日々の風景

アート情報と日々の風景。生き物と自然と。アートフェスティバル、クラフトフェア、地球環境展も記しています。

地域猫

2009-01-02 21:01:25 | 日々の風景
「地域猫」とは、いのちは大切にしようという考え方で、地域住民の合意のもとに、「飼い主のいない猫」を適正管理しながら、人と猫が共生していくものです。

「飼い主のいない猫」に去勢・不妊手術を行い、これ以上増やさないようにしたうえで、一代限りのいのちを全うできるように、適切に餌を与え、食べ残しやふんの清掃をして管理していきます。

このような管理が続けば、「飼い主のいない猫」の数は減少し、不幸な猫や、猫による被害を減らすことができると考えられます。

大切なことは、先ず猫を増やさないこと、捨てないこと、迷子にしないことです。


この街でも、幾つかの地域や公園で、動物ボランティア団体が「飼い主のいない猫」に去勢・不妊手術を行い、毎日餌を与えて、置き餌をしないようにし、健康状態などもチェックしながら管理しています。

最近、このような管理下にある公園で、アイドル猫の行方が分からなくなり、関係者や動物ボランティア団体が心配することがありました。

突然猫の姿が見えなくなれば、業者や虐待目的の捕獲、病気や事故で動けなくなっているのではないか、気まぐれで連れて行かれて遺棄されるのではないかと心配します。


行政からの支援がないこのような活動には多額の費用が掛かりますが、動物ボランティア団体の努力と市民の善意に支えられて続けられています。

どうぞ、活動へのご理解とご支援をお願いします。
私たちは、私たちの活動の一環として、動物ボランティア団体を支援しています。

嬉しいニュース(1)

2009-01-02 20:54:23 | 日々の風景
公園からいなくなっていたアイドル猫が戻ってきました。

長年、猫を管理してきた人たちの思いと心配に応える形で、連れて行った人から戻されました。

ニュースが伝わった時、その猫を知っている人たちはほんとうに喜びました。

猫1匹のことで、と思われるかもしれませんが、毎日猫たちに餌をやり、世話をしていた人たちにしてみれば、どうしていなくなったのか、誰かが連れて行ったのなら誰が何の目的で(虐待するためなら許せないと)、また今どこでどんな状況にあるのか、事態が判明するまでは心配し、探していたのです。

戻ってきて嬉しかったのは私も一緒です。心が明るくなりました。

私がこの猫の存在を知ったのは数枚のポストカードからです。
凛とした存在感があり、『この猫にどこで会えますか?』と聞く人もいるような猫で、皆から愛されていました。

またボス猫でもあり、テリトリーの均衡を保ち、仲間を守っていたといいます。

この猫の行方を心配し、応援してくださった方々にお礼申し上げます。