あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

韓国の世界遺産第1号 石窟庵 ②」

2015-08-28 13:27:08 | 韓国の世界遺産第1号 石窟庵

   写真は2015/8/16~19  「上越「妙高高原・燕温泉」~信州「安曇野・木曽川下り」                              

   写真上:撮影2015/8/16  妙高高原「いもり池」

                     快晴のときは池に映る逆さ妙高が美しい

 

  さて2013年の4月に行った「韓国桜ツアー」のお話です。慶州観光の当日は朝からとても寒く、なんと仏国寺・石窟庵のある吐含山(トハムサン)は激しく雪が降っていてバスの出発も遅れるほどでした。バスガイドさんも「この時期にこんな雪は初めて!」と驚いていましたが、雪景色はおそらく、雪なし景色よりだいぶ美しかったと思います。

 

  仏国寺から山道を10分ほど登ると「石窟庵」があります。ところが木造の建物に囲まれた内部は薄暗く、石仏までの距離は遠いうえに両側にある柱で視野が狭くなり、石室内はもちろん石仏もはっきりとは見えません。

 

  さらに目の前にはぶ厚い(たぶん)ガラスで遮られていて、当然ながら?ガラス越しでも「写真撮影厳禁!」です。監視の人も睨んでいて、行列の波に押されるように足速に外に出てしまいました。

 

  「ええっ、なんでちゃんと見られないの? もっと近くで感じたいよ~、世界遺産なんだからね」と怒り心頭です。「これではまるでしっかり見られるとまずいみたいじゃん」と思って、「ハッ!」としました。もしかして本当にそうなの?

 

  その後バスの車窓から見学した、世界遺産「慶州歴史遺産地区の大陵苑地区」(新羅王朝の古墳群)では「まるで公園の築山みたい。明日香~高取にある韓国系古墳といわれるものとはまったく違う雰囲気だなあ」と感じました。

 

  するとガイドさんは「これらの古墳はまだ発掘していない」と話すので、「なぜ古墳とわかったのですか?」と聞くと答えをあいまいにして「発掘は子孫へのプレゼントです」と説明しました。「えええっ!?なんでここだけ調べないの?」と疑問を持ったことも拍車をかけました。

 

  どうも気になる、ちょっと調べてみよう。日本に帰ってネット検索や本屋・図書館での文献調べをしてみました。まずはWikiです。誰が書いているか不明、正誤も未確認、などの問題はあるけれど、まあ言って見ればどんなネットサイトでもメディアでも文献でも、なにが正しいのかを決定するのは自分自身です。情報の入り口としてはとっても重宝しています。

 

  最も注目したのは「発見された当時の石窟庵」写真と現在の「如来像」写真の雰囲気が違うことです。ほぼ同じ大きさに印刷して重ね合わせてみると顔の長さ、腕のあたりや肩幅などが微妙に異なっています。

 

  発見された当時の写真の如来像の腕から下あたりは黒く消されている感じで違和感があり、光の加減などを考えると、どうも写真ではなく詳細イラストにも見えます。

※Wikiの写真をここにコピぺできないよ 

           ~~~明日に続く~~~

 

写真:いもり池周辺遊歩道には可憐な花がいっぱい

 

 

              写真:妙高を代表する「苗名滝」 その手前にも花の群生

           写真:落差55m、轟音から「地震滝」の異名も。

               水流で丸くえぐられた巨大岩壁に感嘆!   



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