小説 「カラ-リスト マユミ」
この小説はフィクションです
Copyrights(C)Takahashi
1-2 Spring
パ―ソナルカラ-診断では、色々な流派が存在する。
私の場合は、一番主流とされている
4シ―ズンを使っている。
季節の特徴になぞらえた4つの色のグル―プ。
それぞれ似た特徴を持つ色をグル―プ分けにしていて
春・夏・秋・冬----どのグル―プにもそれぞれに様々な色相が入っている。
あなたは春タイプです、とか夏タイプです、というように
診断をしていくのだけど、血液型のようにきっちりと
分けられるわけではない。
肌の特徴、瞳の特徴、ひとりひとり微妙に違うのだから
4つにきちんと分類するほうが無理というものだ。
私の場合は、ファ―ストシ―ズンとセカンドシ―ズンを
決めて、全部で16タイプの分類を行っていた。
これならもっと詳細に分析ができる。
「お疲れ様でした、こちらにお戻り下さい」
ファ―スト・セカンドシーズン、ベストカラ-、アクセサリ―カラ-など
一通りの診断が終わり、私はこれまでの診断結果を
まとめて彼女に伝えた。
「意外でした。。。。こんな明るい色が私に似合うなんて。。。」
「この水色やピンクもとてもお似合いでしたよ。」
「今まで黒が多かったけれど、これから春になるから
少しは明るい色も着たいなあ、と思っていたので
なんか嬉しいです。」
黒はファッション的には、どちらかといえば外せない色。
ワ-ドロ―ブの常連かもしれない。
けれど、心が違う色を欲しているなら
もっともっと冒険するチャンス。
似合っている色なら自信を持って
身に着けてほしい。
パ―ソナルカラ-が派手すぎて、こんな色の服は
着れない、という方もいる。
けれど、いくらベストカラ-がその色だからといって
全身その色にする必要は全くないのだ。
顔映りが良いように、意識して顔の近くに
似合う色を持ってくればいい。
スカ―フやストール、アクセサリ―を
選ぶときに自分のパ―ソナルカラ-を
知っているのと知らないのとでは大違い。
そこで、魅力アップできるのとできないのとで
運命の分かれ道、といっても言い過ぎではないかもしれない。
「ではコスメのカラ-チェックをしますので、いつも使っているものを
見せてください。」
「最近、この色を買ったのですけど、これは大丈夫ですか?」
続く
この小説はフィクションです
Copyrights(C)Takahashi
1-2 Spring
パ―ソナルカラ-診断では、色々な流派が存在する。
私の場合は、一番主流とされている
4シ―ズンを使っている。
季節の特徴になぞらえた4つの色のグル―プ。
それぞれ似た特徴を持つ色をグル―プ分けにしていて
春・夏・秋・冬----どのグル―プにもそれぞれに様々な色相が入っている。
あなたは春タイプです、とか夏タイプです、というように
診断をしていくのだけど、血液型のようにきっちりと
分けられるわけではない。
肌の特徴、瞳の特徴、ひとりひとり微妙に違うのだから
4つにきちんと分類するほうが無理というものだ。
私の場合は、ファ―ストシ―ズンとセカンドシ―ズンを
決めて、全部で16タイプの分類を行っていた。
これならもっと詳細に分析ができる。
「お疲れ様でした、こちらにお戻り下さい」
ファ―スト・セカンドシーズン、ベストカラ-、アクセサリ―カラ-など
一通りの診断が終わり、私はこれまでの診断結果を
まとめて彼女に伝えた。
「意外でした。。。。こんな明るい色が私に似合うなんて。。。」
「この水色やピンクもとてもお似合いでしたよ。」
「今まで黒が多かったけれど、これから春になるから
少しは明るい色も着たいなあ、と思っていたので
なんか嬉しいです。」
黒はファッション的には、どちらかといえば外せない色。
ワ-ドロ―ブの常連かもしれない。
けれど、心が違う色を欲しているなら
もっともっと冒険するチャンス。
似合っている色なら自信を持って
身に着けてほしい。
パ―ソナルカラ-が派手すぎて、こんな色の服は
着れない、という方もいる。
けれど、いくらベストカラ-がその色だからといって
全身その色にする必要は全くないのだ。
顔映りが良いように、意識して顔の近くに
似合う色を持ってくればいい。
スカ―フやストール、アクセサリ―を
選ぶときに自分のパ―ソナルカラ-を
知っているのと知らないのとでは大違い。
そこで、魅力アップできるのとできないのとで
運命の分かれ道、といっても言い過ぎではないかもしれない。
「ではコスメのカラ-チェックをしますので、いつも使っているものを
見せてください。」
「最近、この色を買ったのですけど、これは大丈夫ですか?」
続く