Re:born

津波被災GPZ900R再生記

デビュー戦決定

2012-03-31 21:20:46 | 作業記



ケツが切られました。




…あ、痔になったり、アーッ!って事になったわけじゃなくて(笑)







先週、フレームとエンジンをご提供いただいたI大先輩よりメールが。


 「5月12日にツーリング行きます」

 「完成したら来てねー」



文面は柔らかいけれど、僕は「そこまで仕上げろ!」という形で理解しました(笑)

つまり完成までのケツが、切られたわけなんですねぇ…。



とりあえず↑のツーリングに照準合わし、バイクを仕上げて行く事に目標変更。
まず手始めに、4月25日は仕事の休み取りました。

車検取得するためです。


その車検取得目標までの土日は、今週含めてあと4回。

時間を有効に使って、丁寧に仕上げて行くしかないね。




そいや↑のツーリング、10人以上に声かけているようなんだけど、





こんな超高級バイクや…





こんな高級大人なバイクが参加するらしいんだけど、
はたして、僕のピンク色&爆音のバイクが参加してもいいのかが謎…。



ま、いっか。

外見派手でもしっかり作り込んで、「魅せる・走れる」バイクだったらオッケでしょ。


と、ポジディブに考えてみる(笑)





さて今日も作業…と思ったら、今日はやんごとなき事情でバイクには触れない日。。

某所にて舞台鑑賞した後は、無理矢理秋葉原に移動。


秋葉原で何するかって?


萌え萌えキュンキュンするため…ではなく(笑)、
配線関係の部品購入のためです。





ちょっと路地入れば、こんな感じで電気関係部品売っている店が数え切れない程あります。

そこで熱収縮チューブやら配線やらをご購入。


そして本当の目当ては…





初号機にも使用していた、極小サイズのスイッチの購入。
 (写真は初号機のもの)

あえて車用ではなく、こんな部品使うのも僕の小さなこだわりだったりします。

このスイッチを何に使用するかは、今後公開して行きます。



明日は朝から作業予定。
天気が良ければいいなぁ…。

リヤLEDウィンカ作成その1

2012-03-28 21:36:57 | 作業記



この日作成したテールに続き、リヤウィンカもLED化します。


初号機のリヤウィンカも、もちろんLED化していました。


だけど…





シートレール根元からボッキリ折れ、ユニットは粉々…(苦笑)


リヤウィンカは純正品の中古を入手。

僕は、ninjaのバカでかいリヤウィンカに結構こだわりがあったりします。





入手したのは中古品なため、経年による劣化は隠せない。
なのでスコッチブライトで足付けして、塗装。





半ツヤ黒にて。
この後に半ツヤのクリア吹いて完了です。



ウィンカレンズはクリアレンズ化していました。

だけどここまでウィンカユニットが粉砕していれば、もちろん
レンズも割れちゃっていたので、新品購入。


…しようかと思ったら、当時付いていた同じ物は廃盤。。



今、新品で買えるクリアレンズは…




こんな感じ。


僕的にこのレンズは、クリアというよりホワイトレンズな訳で…。



どうしても当時取り付けていた「クリア」レンズが欲しくて、
ヤフオクを巡回する日々…。

で、ついに見つけた!

いつもヤフオクで落としてもらっている、僕のブレーンの
Y君には「いくらでもいいから落とせ!」と指示。





無事に、初号機に付けていたのと同じレンズを入手!
これぞクリアレンズ!というものです ♪(´ε` )


で…。


初号機用に作成したウィンカは、周りから見えん!と
一緒に走ってた人達には評判が悪く…。


それもそのはず。


テール作成の時にも書いたけど、指向性が悪く、
真後ろからでないと光が良く見えない状態でした。





↑これ。

直線的に光が届く砲弾型LED、しかもかなり個数が少ない。
おまけにカットが無いレンズなんで、光は全く拡散しない状態…。

これじゃ、見えないと言われてもしゃーないね。





試しに通電。

テールと同様に光った!


真ん中に2コ配置した10ミリ径のLED見てもらえばよく分かるんだけど、
真正面から見れば同等の光を放っているのに、ちょい角度ずれると
こんな感じで光が少なく見えてしまいます。


そこら辺を改善するため、テール同様にFlux型LEDを使用、
基盤にできるだけ多く配置していきます。





まずは基盤切り出し&シルバーペイント。





こんな感じで、隙間が無いくらい敷き詰めて行きます。

LEDの下にある、青や茶色のモノは電流制御用のCRD(定電流ダイオード)。
テールはLED1ユニットにこれを1つ配置し、15mA流してたけど、
ウィンカは更に一つ追加し、30mAの電流流して大光量を確保します。





隙間ギュウギュウの基盤に、2つもCRD配置するのは骨が折れますが、
LED下の小さな隙間にも配置して、何とか場所を確保…。




と、ここまで書いたはいいけど、現在もなお作成中。。

仕事帰ってきて、家でチマチマ半田付けしてますが、
なんか時限爆弾でも作成してるんじゃねぇか?というような錯覚に陥ります…。


「家に帰って半田付けしてます!」とか女のコに言ったら、ドン引きなんだろうなぁ…(苦笑)

バッテリーあれこれ

2012-03-27 21:12:08 | 作業記



エンジン始動の前にはFCRキャブのオーバーホールしなきゃならんのだけど、
内部シールがバックオーダーのため、なかなか進まず…。


気が早いと言われそうだけど、来る日のエンジン始動に備えて、
バッテリーをどうするか検討します。


ninjaの純正はYB14L-A2というサイズ。
一昔前のバイクなんで、もちろん液入りの開放型。

僕の初号機に付けてたのは、XJR1300純正のGT14B-4というサイズ。

今時のバイク用なんで、もちろん密閉式。
ただ、横幅がデカいので、バッテリーボックスは一部加工して取り付けていました。

どうしても密閉式付けたかった…というのではなく、前フォークを
取り外したバイクに新品同様の物が付いてたので、有り難く頂戴した次第です。


廃材利用…いや、エコですよ、エコ!(笑)



今回の復活も、もちろんXJR用の密閉式使おうと思ってました。
今時は中華製が3000円くらいから買えるしねぇ…。



で、中華製の安物を購入。





…というのはこのブログらしくない訳で(笑)






検討を重ねた結果、新し物好きの自分にとって飛びつきたくなる商品が。


 「自己放電率が少なくメンテナンス無しで1年後でも使用可能」

 「速いクランキングが可能で始動性抜群」

 「鉛バッテリーと比較して平均約1/5の超軽量」

 「米国防総省のミルスペック適合のカーボンコンポジットプラスチックケースを採用」
  ↑NASA開発とか、そういう言葉にみんな弱いでしょ?(笑)



お、いいことづくめじゃん!! ←いいお客さん


従来の鉛バッテリーと違い、リチウム鉄角柱型セル使ってるんだって。


リチウム鉄角柱型セル?



ようワカランけど、何かすごいんでしょ?(笑)





って事で。





SHORAIバッテリーをご購入。


見てください、この小ささ。
iphoneより背が低い!





iphoneよりタテヨコが小さい!

そして重さも公称700グラムと、中身入っているのかすら疑いたくなる程の超軽量。
ninja純正が5キロ超らしいから、かなりの軽量化になりますな。





純正バッテリーボックスにはマジでスッカスカ。

余ったスペースにETCやら何やら入れられるけど、
アルミでバッテリーケース製作するのもいいかもね。



さて。

途中からいい事ばっか書きまくってますが、僕はSHORAI社の回し者でも何でもありません。

購入にあたって色々と情報を集めましたが、良い評価と悪い評価、
半々くらいかなぁ…。

某巨大掲示板ではやはり叩かれまくってるし…。



ま、わかっていますよ。

人柱になる覚悟ですから(笑)




皆様。ツーリング先でエンジンかからなくなったら、盛大に笑ってください。

そして笑ってくれた後は、エンジン始動のお手伝いを今からお願いしときます (´・ω・`)

新旧バックステップ

2012-03-26 21:44:26 | 作業記



僕がバイク乗る上で欠かせないアイテムがバックステップ。

膝を窮屈に曲げて乗るスタイルが大好きなんです。


じゃ、家で正座でもしてろよ!…とかは言わないで(笑)






初号機についてたのは、コレ。
ツキギ製のフルプレートタイプ。

ただ切り出しただけのようなプレートにステップが突き出るような
何ともスパルタンなデザイン。


ポジションはなかなか良かったんだけど、チェンジ側が
何とも意味不明なリンクを介していたため、動きが渋かった思い出。


津波に揉まれ、ステップも折れずに無事生還…と思いきや。






ステップバーは無事だけど、プレート側が曲がってる。。
このステップバー、どんだけ強いんだよ(笑)


ま、補修部品は出るはずもなく、こりゃ修復不能ですね。






ということで、ナイトロ製の新品をご購入。

肉抜きされたプレート、ナイフエッジ型のアーム、ベアリング入り等、
ものすごく今時…って感じです。





ただ、初代バックステップより削り加工が入ったボルトは移植。

勿体無いとかではなく、初号機あっての参号機製作だから、
使えるものは極力移植。魂はしっかり受け継ぐよ。






車体への取り付けはサックリと完了!
ガタも少なく、動きも極めて良好 ♪(´ε` )

ダウンチューブとのマッチングも、同メーカーなんでばっちりです。


早速またがってポジション確認したいトコなんだけど、シートレール周りを
自宅にて加工しているためしばらくお預け。仕方ない。




ところで…。

この日溶接したサイドスタンドストッパ。






スタンド跳ね上げると、狙い通りのいい位置で止まった!


この後にもう少しリヤ周りの車高が上がる予定なんで、
チェーンはもう少し下を通る予定。

大体のチェーンラインを思い浮かべてストッパを溶接したんだけど、
ここまでうまく行くとは思わなかったよ。。

ステンレスのサイドスタンドはピカピカに磨き上げて、初号機から移植です。


で、この日発覚したフレームに残してしまったナットは、
チェーンスライダーで対応。



一つ一つ問題解決して行って、完成へ着実に向かっているけど、
まぁ、とにかくお金がかかりますなぁ。


しょうがない。明日もがんばって働くか…(笑)

チェーン周り組み付け

2012-03-25 17:15:32 | 作業記



現役ninja乗りで、とにかく自作パーツが凄いGPZ900R Collection様にリンクしていただきました。
このブログもご紹介いただき、非常に恐縮やらお恥ずかしいやら。。

作者のbon様が製作したアルミ部品もお譲りいただける事となり、僕のバイクの完成がますます楽しみになりました\(^o^)/




さてさて。

先週ようやくエンジン搭載したので、今日はその後の細々した箇所の組み付け。





今日もいい天気♪


先週はとりあえず部品取り付けただけで、各所のボルトも
締まっていない状態だったりします。

とりあえず二足で立たせる事を優先したもんで…。






何やら年季が入ったメガネレンチ。

スイングアーム取り付けたはいいけれど、ピボット部のボルトが30ミリ。
そんなレアなサイズ持っているはずもなく…。

知り合い数人に声をかけるも、持っている人がなかなか居ない。

もしや?と思い、会社の大先輩W田さんに聞いたところ、
たぶんあるよ~とのお返事。
こちらから借りに伺おうと思ったら、わざわざ持ってきていただけました。


心より感謝します!>W田さん。





ピボットシャフト締め付けOK!

スイングアーム新調したので、シャフトも新品です。



スイングアームも無事に付いたところで…





チェーンの登場!


今回、所々に使用しているメカ部品の差し色が黒。
それに合わせて、黒プレートのチェーン。

ピンのゴールドが唐突的に登場する色だけど、ワンポイントとしてはオッケでしょ。
後ろ足のオーリンズともオソロだしね。





チェーンカッターは、外装の鈑金塗装をお願いしているトコからお借りしました。






チェーンカッターの取り説読むと、ピンはそのまま抜けるようだけど、
借り物壊しちゃいけないので、抜きやすいようあらかじめピンは削っておきます。





チェーンカッターでサックリと切断。


切断したところで車両へと取り付け。





写真はプレート圧入工程。





で、カシメまで終了。

今回お借りした南海部品製のチェーンカッター。
すごく使いやすくて作業ラクラクでした。
 (ステマじゃないよww)





次の難関はFスプロケのナット締め。
インパクトレンチあればすぐなんだけど…。


しかし。


僕はインパクトレンチ持っているんですよ ♪(´ε` )









これ。


廃材じゃないよ!!
ベランダに放置してたからこうなっただけ!(笑)


下側にソケット付いているの分かる?
ソケットをナットに合わせ(当たり前)、ラバー付いた上部をハンマーで叩く。

立派な手動インパクトレンチです。


元々は車のクランクプーリーのボルト外し用で持ってたんだけど、
こんなトコで役立つとは思わなかったよ…。





無事にナットが締まったところで、ナットの上にアルミのボルトを載せる。

これが何になるかはそのうち公開します。





他にライト周り取り付けしたり、エンジン周り配線して今日は終了。


今日は改めて、色々な方の手助けがあっての僕のバイク再生作業なんだなぁと痛感しました。

皆様、ありがとうございます m(_ _)m