Re:born

津波被災GPZ900R再生記

メインハーネス搭載

2012-01-29 21:43:58 | 作業記



フレーム周りは塗装作業も完了して、あとはエンジンを載せるだけ。


…ではないんです。



エンジンと合体させてしまうと、寒い寒い外での作業が
必然的に増える。

極度の寒がりな自分は、外での作業は極力減らしたい訳です。

作業の順番を頭に描き、自宅でコツコツ作業を進めている訳ですが…。


フレームの一大作業である塗装は完了。
ステム周りのベアリングレースも圧入済み(写真無し)、
残す作業は取り外したワイヤーハーネス取り付けのみとなりました。






ここで取り外したワイヤーハーネスはうちのベランダで放置状態。

ようやく洗浄作業に入り、キレイになったフレームと合体します。

ただ、電装品なので水洗いは避けたい…。
なのでコツコツ雑巾で拭いてからの搭載作業です。






前所有者であるI大先輩から受け継いだハーネスは、こんな感じでエレクトロタップで
電源を取っている場所があったりするため、一つ一つ確認作業をしてからの搭載作業。

状態を見極め、加修した上で、搭載作業に入る訳です。







様々な作業を経て、こんな感じで無事に車体とハーネスは元に戻りました。


作業中の写真は、元に戻すだけのツマラン作業なんでありません(笑)


ハーネス付くと、ただの鳥ガラみたいだったフレームが
急にバイクっぽくなるね ♪( ´θ`)ノ





今週末の作業はこれだけ。


エンジンとの合体は、エンジン塗装作業や、外装部品の塗装(ライン出し)
作業があるのでしばらくお預け。
今、急いでエンジンと合体しても、足周りやら何やらで
保留状態なるのは明白だしね。










ハイ。


皆様お察しの通り作業は遅れています(苦笑)



復活(車検取得)は4月中旬に見据えているんだけど、
いよいよ黄信号か??



どこかで辻褄合わせる…しかないですけどね(´・ω・`)


ホイール加工その3 カラー作成編

2012-01-28 17:16:14 | 作業記



 ※ホイールその1はこちら

 ※ホイールその2はこちら



↑にリンク貼った過去のブログ見ていただければ分かるのですが、
新品購入したフロント用ホイールは加工必須。

図面引いて、ホイール左右及び左右ベアリング間の
ディスタンスカラーを作成しなきゃならんのです。







図面引きました。

時間は相応にかかった(苦笑)


以前、初号機作成した際にもカラー作成してフロントホイールは組み付けました。

ま、正確に言うと、XJR1300用の純正右側カラー加工と
XJR1200用のメーターギアを加工したんだけれども。

その際に作成したカラーで現車データ合わせ済みだから、
その寸法に基づいて右側カラーを純正部品加工からアルミ削り出しで新規作成、
メーターギアが付いている左側カラーも新規作成しようという目論みです。



左側カラーをディスタンスカラーにてホイールを取り付けるという事は、
メーターギアどうすんの?という声も聞こえてきそうですが…。







今はこんな便利なスピードメーターがあるんですねぇ…。



ただ、この日のブログで書いているように、
ninjaの純正メーターには多少のこだわりがある…。


デジタルメーター使わないとなると、次なる方法は??



近日発表します(笑)





で…。






取り外し済みハブと、自作派お馴染みのトガシエンジニアリングで
購入したアルミ丸棒(♯2017)を持って、いざ旋盤屋さんへ。




今回加工をお願いする旋盤屋さんは…







うちの近所の看板すら無い、素人なんか一切寄せ付けない頑固親父がやってそうなトコロ。

普通に考えたら、こんな超絶敷居が高いトコは絶対に行こうとは思わないだろうけど、
日本の工業を支えている町工場、僕はキライじゃないんです。





シャッターの奥へ入り、デカい声で作業中の親父を呼ぶ。

こちらに向かってくるが、強烈に感じる「お前何しに来た」オーラ。

でも、経験上、こういう職人との話し方は心得ています。


図面見せ、多少無駄話をして、作業の依頼。
たぶん気持ち良く、依頼を受けてもらいましたとさ。

「今すぐやるか?」とも言ってくれたけど、
今やってる仕事止めるのも悪いんで、一週間預ける事にしました。


来週は、密かに作業依頼していたフォークインナーの加工も上がってくるだろうし、
楽しみな週末になりそう ♪(´ε` )




色味に悩み…

2012-01-23 22:07:26 | 再生記



宙ぶらりんだったタンクもどうにか修理ができる事が判明。

そうなってくると、外装どんな感じで仕上げようかな…
などと、良からぬ妄想が始まってくるわけです。











アッパーとタンクを仮付けしてみた。

タンクにマジックで色々書いているのは置いておいて(笑)、
製作当時に、こだわりまくったアッパーカウルから
タンクへのラインの繋がり。。ステキだ ♪(´ε` )




なんか、シートレールが無いから、さらし首みたいだけどねww










このninjaの顔つき。
久しぶりに見たけど、やっぱカッコイイなぁ…










最後にライト付いた姿見たのはこれだからねぇ。

このライトに溜まっている海水は、僕はninjaの涙に見えたよ…。











んで…。




ニヤニヤしたり、感慨にふけったりするために外装仮付けしたわけじゃありません。

3色塗り分けの最上部、cuteなピンク色部分の色味を若干変える事は決めている。
色味は調色時にフィーリングで決める感じなんだけど。


最下段の白い部分はこのまま白で続行する予定。



今、決めかねているのは真ん中のラインの部分。

これ製作した当時は、「紺色にして」とオーダー。
たぶん、鈑金屋さんに余ってた塗料で塗ってもらった気がする(笑)


このラインの部分をどうするか。
それで外装仮付けしてみました。



今は便利な時代だから、どういう色を使うとどんな印象になるか、
フォトショ使えばPC上でシュミレーションできるから有り難い。


早速…。













今より少し明るくしてみた。

何か、はっきりしないなぁ…。









思い切って、自分のラッキーカラーのパステルブルー。

やりすぎ感アリアリ(笑)









少し暗くして、スカイブルー調。

悪くは無いなぁ…。

でも何かバカっぽい(笑)









一気にブッ飛んで紫。

なんか下品…。









無難な感じの青。

確かに無難。良くも悪くも小じんまりとまとまってるなぁ…。





まぁ、あーだーこーだ言っても結局は決まらないんですけどねぇ。

こうやって悩んでいる時が一番楽しいんですよ。きっと。






※業務連絡

色々と作業進めたいけど、加工待ちや部品待ちでしばし停滞状態となっております。
しばしお待ちを (´・ω・`)


FCRキャブ その2

2012-01-22 19:33:26 | 作業記




この日のブログで衝撃的な状態であったことが判明したFCRキャブ。


周囲の方々から…



「無理!」
「絶対直らない」
「買ったほうが早い」
「あれが修理できるとでも思ってんの?」





等々、紹介し切れない程の暖かいお言葉をいただきました\(^o^)/













着手から1ヶ月以上たった今、どうなっているのかというと…













 














 ↓↓












 ↓↓↓↓↓






















どやねん!











………

























………中古品買いましたよ(笑)










皆様お察しの通りです。

あそこまで砂と錆にまみれてしまえば、直すのは無理です。はい。


皆様の暖かい言葉は正しいですよ(笑)





代替するといっても、何を買おうか…。

絶対的な性能はもちろんだけど、乗り手の気持ちをガンガン盛り上げる
キャブ独特の官能的性能である吸気音には絶対こだわりたい。

というとやはり、FCRキャブに行き着くわけですな。自分的に。



僕がバイクから離れてる間に、あのヨシムラから
こんなん→
とか出てたから心が揺れたんだけど、値段見ると
やはり買えるはずがないよねぇ。。。



って事で、ご購入したキャブは、参号機のエンジンが1000ccになる関係で、
初号機の37パイから39パイへとグレードうpしました。





近日、オーバーホールした上で搭載予定です。









しかし…というか、分かっていた事なんだけど。。。


金かかるなぁ(笑)



タンク再生その2

2012-01-21 20:58:41 | 作業記




この日のブログにて、ようやく作業に着手したタンク。

香ばしいガソリン腐臭をどうにか封じ込め、車に積んで板金屋さんの元へ…。


錆の表面を少し削ってもらい、美観的、タンクとしての性能的に
修理可能か判断していただく感じなのですが。



板金屋さんの判断は…






























重症 (-ω-;)




写真の矢印の黒ずんでいるトコ。
これが錆の根っこが深くまで入っている証拠。

削っても取りきれない。
たぶん穴開く(笑)




さて、どうしましょうか。






まぁ、そこはレストア等の経験豊富な板金屋さんにお願いしてるんで、
色んな提案が出てくる訳ですよ。

現実的なものから、非現実的なものまで、
多種多様な選択肢が。





その中で僕が選択したのは…?














タンク再生その3に続きます(笑)