Re:born

津波被災GPZ900R再生記

ホイール塗装完了

2014-06-28 19:02:19 | 作業記






ninjaが、↑こーんな姿になって2週間。
ようやくホイールが塗装を終えて西村コーティングさんから帰ってきました。



ggrks(ググレカス)…という言葉があるように(?)、
西村コーティングにホイールを塗装に出すにあたっては、色々と
Google先生に評判やら受注の仕方やらを聞いてみたりしました。


駄菓子菓子!
詳しく受注の過程やら仕上がりやらを詳しく載せているのが見つからない。

僕の検索能力が低かったらサーセンwって感じですが。。



なので、受注から受け取りまでを詳しく載せてみましょう。



まずは西村コーティングのHPを熟読し、塗装に出す準備を。
汚れの除去、ベアリング類を全て外さなきゃならないのね。
ま、バイクのホイールを塗装に出すなら当たり前の事ですな。


んで、色はどうなんだ?
僕はレクサスの色番号214の黒に塗ってもらいたいんだが…。

調色に関しては別途料金がかかる以外はHPに載っていない。
さ、電話で聞いてみよう。


西 「西村コーティングです」

僕 「あのー、レクサスの214でホイール塗ってほしいんですけど」

西 「色番号で言われてもわかりません。色見本を同梱してもらえればそれに合わせるから」


…という感じでした。

車の鈑金塗装工場であれば、色見本帳から調色できるけど、
どうやら西村コーティングは車の色見本帳が無いようです…。



 (画像はネット上より拝借 m(_ _)m)


ホイールは普通の黒にするのではなく、透かし方向から見ると
紫や青へと複雑に変化して、メタリック感が強く感じられる
レクサスハイブリッドの専用カラー、ブラックオパールマイカにしたいんだよね。

普通に見れば黒。ただ、よく見れば深みのある複雑なこの色は
外装の派手さに負けない…と思ってのチョイス。
色のこだわりだけは、どうしても譲れない。


だけど色番号で調色できないって言うんだからしょうがないなぁ。
面倒だけど、トヨタ部品行って色付き部品買ってきたよ…。





↑レクサスCT後期の牽引フックカバー、@500円くらい。

わざわざ部品取り寄せたんだから、しっかり色出ししてもらわないとね…。


以上で塗装に出す準備は終了。

準備が整ったらホイールを宅急便で送ればOKとの指示だったけど、
どんな工場で塗装するのかを確認しておきたかったので、持ち込みを打診。
土日は休日らしいけど、仕事が立て込んでいる都合で土曜の持ち込みも大丈夫との事。

んで6/14にホイールを持ち込み。




工場に行った印象は、車の鈑金塗装工場とは雰囲気が全く違うってこと。
天井がやたら高い工場で、鉄骨とか建築関係の塗装を元はやってた
工場なのかな?って感じでした。わかんないけど…。


で、預けて2週間経った今日。無事に納品されました。
納品に関しては宅急便を依頼。代金の支払いは代引きにて。

そして仕上がったホイールが↓これ。





引きで見れば、ただの黒。

しかし…。





透かしで見れば、↑こーんな感じでギラギラしたメタリックな質感です。

あ、エアバルブはタイヤ外したついでに、黒アルマイトの横向き型に変更。




さてさて…。

受注から納品までを無事に終えたホイールですが、
感じた事を以下に。


・西村コーティングの応対
まぁ、普通です。
変に職人気質で、素人を寄せ付けない的な雰囲気等は全くありません笑

・仕上がり
塗装に出したらここが一番気になるトコですよね。

こちらが指示した色の再現性は、5段階評価で4くらいの出来。
まぁ、問題ないレベルで色は再現できていると思います。

ツヤに関しては、5分や7分等のツヤとか指定できるみたいですが、
僕はツヤ有り、がっちりグロス感を出してくれ!と指示しました。

だけど、ツヤはごく普通の光沢。そしてその光沢の下にある
塗装肌の質感は、はっきり言って車の補修塗装には劣るレベルだと思います。
車の外装をこのレベルで塗装したら、「なんだこの柚子肌は!」と
うるさい客からは突き帰されるレベルかもしれません…。
 ※個人の主観です。 ←いちお書いとく

また、ブツ噛み(塗装表面への細かいゴミの付着)も多少あって、
仕上げでブツ取りをしないんだなぁ…と。
磨き無しのノンポリッシュで仕上げてるだろうから、仕方ないんだろうけどね。
 ※ブツ取りについては、こちらのブログに詳しく載っています。

あと…。



色垂れもありました。。。

・総評
塗装肌の質感は、↑にも書いたけど、え?という感じ。
外装ではなく、フレームとかホイールはそんなクォリティなんだよ!と
言われればそれまでかもしれませんが、僕のようにウルサイ客も居るって事で…ね。

だけどホイールという部品で考えれば、タイヤ交換の際に伴うリスク(工具を当てた等のトラブル)
は多聞に想定される事でもあり、そういうリスクを考えれば西村コーティングのダイヤモンドコートは最高レベルなのかもしれません。
また、ホイールは地面が近く、タイヤが跳ねた飛び石の接触も十分に考えられるので、
そういう日常的な出来事からもダイヤモンドコートの強烈な密着力は守ってくれるのかもね。

これから使い倒して、今後を見守っていこうと思います。

気になる料金は…
 前後ホイール塗装料金   62,000
 リヤハブ取外工賃      2,500
 調色料           5,000
 送料            1,500
 梱包料           2,000
 代引手数料         600
 TAX            5,888
 合計           79,488

でした。
これを高いと思うか安いと思うかは…あなた次第です笑




あ、塗装前に外したタイヤですが…





レバー当ててせっかく塗ってもらった塗装削っちゃったよ!

…なぁんていう事もなく、前後共に組み込み完了しました。
手組みでやったタイヤ脱着は動画に収めてあるので、そのうちニコニコにでもUPすると思います。





ホイール塗装準備

2014-06-15 09:23:36 | 作業記







あー。もう。。

気になる。気になる。。。



一度気になりはじめたら、もう、ずーっと気になってしょうがない。






2014年仕様ってことで、各所を黒化したんだけど、
自分的に取り残されたようになっている、ホイールがすっごく気になる…。


このままではninja見る度に憂鬱になりそうなので(?)、
梅雨のこの時期を利用して塗装に出しちゃうことにしました。


塗装に出すってことで、まずはタイヤ外しから…。






チェンジャー無しでのタイヤ外し一つ目の難関であるビード落としは、
激安工具でお馴染みのストレートでビードブレーカーを買いました。

これのおかげで、ビードはサックリと陥落 \(^o^)/






照りつける日差しから逃れるように、日陰でタイヤとの戦い開始。
ヒーヒー言いながら、片側を外しましたよ…。






途中でくじけそうになりながらも、何とかリヤタイヤ離脱完了。






フロント側は、リヤ側で掴んだコツのおかげで、サックリと離脱!

ここからホイールは、ベアリング等を外した上で塗装屋さんに持って行きます。






今回ホイールの塗装をお願いするのは、知る人ぞ知る西村コーティングさん。
あのヨシムラを始めとする、有名チューナー御用達のお店。

料金はちょっとお高いですが、仕上がりは折り紙つきなので
ダイヤモンドコートとやらで、ばっちりキレイに塗ってもらうとしましょう!





あ、ホイールが無い状態でのninjaですが…。








こーんな感じで、廃タイヤやら、木やらで支えている状態…。






なんか、数年前に僕の車がホイール盗難に遭ったときの状態に似てなくもない笑


こんな状態でのninjaは車体丸ごとは持って行かれないだろうけど、
なにぶん不安定な状態なので倒れないかが非常に心配…。

塗装完了する2~3週間の間に、強風や地震やらが来ない事を切に願います。。


ポンプベアリング取替

2014-06-01 21:50:07 | 作業記


夏らしくなってきましたね。


寒がりなため、この時期は非常に大好きです。








自分的にバイクに乗りやすい気温だけど、今日はメンテナンスです。







今日の主役は、こっち。海のバイク。

このブログ、基本的にninjaの事しか書かない予定だったけど、
今日は特にネタも無いし、いいでしょ。 いいよね?笑



このマシーン、Sea DooのGTI-SEっていいます。
1500ccの3気筒で155馬力を発揮するステキな乗り物。

バイクに比べれば絶対的なスピードは出ないけど、道の無い場所を自由に走れる
ということや、着座位置が低いので体感速度は倍くらいに感じられるという
なかなか面白い乗り物です。

スピード以外にも、波を飛び越えて大ジャンプ!という
特技があるんだけど、それはまさに、空を飛べる感覚。
一度その感覚を味わったら、もう海のバイクの世界からは抜けられません…。

地上のバイクももちろん楽しいけど、海のバイクも違った楽しさがある。
どっちも比較できないくらいの魅力があるんだよねぇ。


しかし、こいつ。
昨シーズンの最後に船底からの水漏れが発覚。

面倒な場所からの水漏れだったので、先日ショップに預けて無事に退院してきました。

ようやく水遊びに行ける!って事で先週海に行ってきたんだけど、
なんとポンプ部のベアリングが逝っちゃってて、エンジンかけると
甲高いベアリングの異音が盛大に響き渡るという事態に…。

ポンプ部のベアリングが逝くって事は、バイクで言うと
ホイールのベアリングが壊れて、走る度にベアリング音が響き渡る…ってな感じかなぁ。
そのままにしておくと、ベアリングがバラバラになって大惨事になります…。

結局、先週の水遊びは自分のマシーンには乗れず。。
不完全燃焼なままに帰ってきましたとさ。


修理するのに、またショップに入院させて工賃払うのもバカらしい。
ポンプ部のベアリングだったら自分でできるでしょ…
という甘い考えのもと、分解作業に入ります。






これがポンプ部。

ジェットスキーは、船底部から水をポンプ部に取り入れ、
このポンプから水を噴射し推進力を得る構造なのです。

このポンプはエンジン直結。ミッションなんぞ無い、シンプルな構造です。






操舵部を取り外し、ポンプインペラが見える状態に。






ポンプケース真ん中の三角コーンみたいな部品外すと、ベアリングがこんにちは。


はい。ベアリング内に海水と砂が入り込んで、グリスが乳化してエライ事になってます。
何というか…、ウ○コでも入ってるのかと思ったよ笑






非常に残念な感じですね…。

おまけに、三角コーンみたいな部品を留めてたネジ、海水による錆固着で全部折れちゃってるし。。

ninjaといい、こいつといい、僕の乗る乗り物は何かと海水の錆に縁があるんだよなぁ…笑


折れちゃったネジはドリルで揉んで、ヘリサートかなぁ。
ベアリング交換はどうしよう。。なんか面倒になってきた笑


今日の作業はここまで。
あとは部品入手後にどうするか考えよう。。