Re:born

津波被災GPZ900R再生記

シート加工

2011-12-27 22:22:22 | 作業記



乗ってたときから、ずっと謎だった初号機のシート。






着座位置が何となく低く、どうもアンコ抜きしているような感じが。





そんなシート。






やはり被害を受けていて、シート表皮には他物接触による穴が。


ってか、無事な部品って、あるのだろうか…(笑)




穴の開いたシートなんて、カッコ悪くて耐えられないんで、
シート張替えすることにします。



まずは今の表皮を脱がさないと…





シート裏のホッチキス痕。
明らかに純正の物ではないよねぇ。


これを一つ一つ外して、表皮を脱がしていく訳ですが、やはりそんなに容易に脱がせられる訳がない。。

色んなテクニックや、言葉責め等を繰り返した挙句、ようやく脱がしたと思ったら…





表皮という名の服の下には、妙なスポンジの下着を着ている始末。。。


ええい、メンドくせぇ!と荒々しく下着を破って脱がせたところ…






ようやく真っ裸にする事できました \(//∇//)\




んで、裸を凝視すると、やっぱりアンコは抜かれてたのね。

いいですよ、僕は。先客あっても自分色にしてしまうんで。





って事で。





フレームに外装部品の一部を仮付け。






昔から、ninjaの、タンデム部分がシートカウルよりやたら盛り上がってるのが
すっごく気になっていたんですよ。

せっかくなんで、この部分をできる限り削ぎ落とします。




カッター及びアラカンという謎の工具を使用し、削り落とすこと1時間弱。





大量のスポンジカスを部屋に撒き散らす事に成功しました…(苦笑)



…んで。



↑ 元々こんな感じから…




こんな感じに。



結構変わった…はず。



というのも、シートのキャッチや外装を確実に固定していないから、
この状態ではイマイチ判断し難いですなぁ。。。


ま、純正よりは確実に後ろ側が低くなったからよしとしましょう。



自分でのシート加工はここまで。
表皮はクォリティを求めて、業者さんに貼ってもらう予定です。


エナメル貼りとか、3段シートとかにはする予定はないので悪しからず(笑)




フレーム塗装完了

2011-12-25 09:22:12 | 作業記



昨夜、おそらく世界最速のサンタさんを見ました。





ハヤブサ×サンタクロース。

プレゼントを配っている様子は全くありませんでした(笑)






さて、明けて今日。

起きたら枕元にこんなステキなプレゼントが。






ニッシン・クラッチラジアルマスター。

サンタさん、ありがとう!









ま、ラ○コランドで安売りしてたから自分で買ったんですけどね… ( ´⊿`)y-~~


だってさぁ…。





レバー無いし…





ピストン部も固着してますねん。。。


OHするより買ったほうが安いという判断です。
ラジアルマスター、試してみたかったしね。




んで…。






フレームがキレイになって帰ってきました!







見てくださいませ、このツヤ!
もう新品と言ってもいいくらいだね!!





元がこうだったとは、とても思えない!
職人さん、ありがとうございます。




で、フレームが帰ってきたということは、諸々の作業も加速させていかないとね。
外での作業を極力少なくするため、エンジンとの合体はしばらくお預けです。




フロントフォーク再生 その1

2011-12-18 20:50:06 | 作業記



細々とした作業が続く中、フレームに続く大物に着手します。





XJR1300用のフロントフォーク。


初号機を作成する際、純正のアンチノーズダイブシステム付いた
細っそい一昔前のフォークをどうしようかと思ってました。

そんな最中、転倒し軽度に捩れたフォークを偶然入手、損傷のあった
インナーチューブを新品購入し使用していたもの。


43パイ、伸圧フルアジャスタブル、22パイアクスルと申し分無い性能。
倒立フォーク程の派手さは無いけど、見る人が見れば分かる、
そんなマニアックな一品です。

僕的にはninjaのスタイルには正立フォークが似合うと思うしね。


そんな僕のバイクの前足。今回の津波でどんな感じで転倒したかも不明、
曲がりや捩れを懸念していましたが、僕が診る限り機能的損傷は…



無し!


ダイヤルゲージ当てて判断した結果ではありません。

だけど、僕がメカやってた際の経験から分かるんです。


どうしてこういう結果を下したかは…ヒミツ(笑)



さて。





曲がりが無いとは言え、右側のアウタチューブには軽度の他物接触痕有り。
ま、このくらいはペーパー当てて修正できるレベルですね。






んで、もはやお約束の砂の堆積。

今更、多少の砂にはビビらない耐性がつきましたw



邪魔臭い砂を落として、ダストシール外すと…





塩水が溜まっていたおかげで、オイルシール上のサークリップは
真っ赤に錆びているのですね…。






フォーク上部分、左右の同位置には巨大な錆発生。

なんで左右の同一箇所なの????






幸い、摺動部には大きな錆の発生無いみたい。


また新品インナチューブ買うか…?

とも思ったけど、自分の経験上、ヤマハ純正の金属表面加工は
あまりよろしくない。

長い目で見た場合、通常使用で錆びてしまっては悲しすぎるので、
このインナーチューブは再メッキする事にします。


メッキに出すためのフォーク分解、年内中にやっとかないとね…。





そいや、すっかり曇ってしまった、鏡面仕上げしたアウタチューブ。





マザーポリッシュでちょっと磨いただけでこの輝き。

まだ「生きている」んだな ♪(´ε` )


メーター加工 その1

2011-12-15 21:35:42 | 作業記


バイクに跨ると、真っ先に目に入ってくるメーター。

ninjaの古臭いメーターのデザインが何気に好きだったりします。




この、お気に入りの僕のninjaのメーター。





外傷ないのになぜか針が折れている不思議。。。



このメーターを初号機に取り付けてからの走行は、写真の通り3012キロ。
A7メーター移植した際にメーター0に戻したから、僕がninjaで刻んだ
ほぼ実質の走行距離です。



この、刻んできた走行距離があったから、このメーターを再生させたかったんだけど…




裏カバー開けただけでこの砂…orz

ここで心折れましたとさ。。。




んで。





新しい中古品?をご購入しました。




中古なんでしゃーないけれど、4万キロ超もどこの誰が刻んだかも
わからない総走行距離。これはいただけない!








って事で、初号機で刻んだほぼ同じ距離まで戻しました。
 ※よい子はマネしちゃダメ、ゼッタイ!


あとは内部清掃して組み付けしたいところなのですが…。
この古臭いデザインのメーター、少しは今風にしたいよね。


という事で。





こいつを加工し、キラリ☆彡 と光らせてみましょうか。

テールカウル穴埋め

2011-12-14 21:24:45 | 作業記



こないだのフレーム溶接作業。


お前は何もしてないじゃん!


…と、各所から叱責を受けましたが。。


ま、確かにフレームの溶接作業は、あーして、こーしてと口ばかりを
動かしていた事は事実なんだけどねぇ。



ま、フレーム溶接のような派手な作業以外にも、自宅では地味な
作業を色々としているわけですよ。








テールカウルのエンブレム取り付き部の穴埋め中。

プラリペアで穴埋めたから、削るのが硬いのなんのって…。


板金屋さんに、
「余計な事しないでそのまま持って来い!」
と言われそうだけど、ここはあえて自分でやってみます。
初号機作った際も、自分でやった作業だからね。




…ってか。

のんきにテールの穴埋める前に、外装部品で何より先にやらなきゃならない部分。




この、アッパーカウル下側の取り付け部、欠損してるんだよねぇ。
ここも何とかしなければ…。



うーん、気が重い。。。。






あ、今日、板金屋さんから連絡があり、早くもフレームが塗り終わったみたいです♪( ´θ`)ノ
取りに行くのはクリスマスくらいかなぁ…。