昨日の当ブログをご覧頂いた国民のみなさまへ
本日、頂戴いたしましたコメント欄を拝見しておりましたらば
得体のしれぬ生き物の正体を最後まで明かしておらなんだがために
トンだご迷惑をおかけしてしまったようでございまして
正体はいったいなんぞや!?とそれが気になって家事に身が入らなかったという方や
おやつが喉を通らなかったと言う方
いつもながらの稚拙で不行き届きな端折り文をお許しくださいませ。
ここにお詫びして真相解明をさせて頂く所存にございますが
ホントに気色悪いため、気持悪くて食欲がなくなって体重が激減したじゃないか!
と言う類の苦情には一切応じられませんのでその旨ご了承願います。
その昔、我が家にはチュウタロウ一家が暮らしておりました。
当初、核家族だったチュウタロウ一家は我が家の天袋を無断占拠しておりました。
それまでチュウ一族と同居の経験などなかった我々は
天井で物音がするのを聞いて、泥棒が潜んでいるのでは・・などと思い
それはそれで不安な日々を過ごしておりました。
チュウタロウ算とかチュウタロウ講とか・・言いますが
チュウタロウ一家が勢力を広めていくのに時間はかかりませんでした。
ホントにあっという間にチュウタロウは傘下の組員を増やしていったのでございます。
そして、大胆にも天袋から活動の場を押入れにまで伸ばしやがったのでございます。
しかもお客様用の羽毛布団類が眠る一番良い押入れをアジトにされてしまったので
我が家には上等のお客様は泊まれなくなってしまったのでした。
しかし、押入れを荒らすくらいはまだ序章に過ぎなかったのでございます。
夜中に室内を徘徊したような跡が見受けられるようになり
我が家はチュウタロウ一家の支配下に置かれてしまったのでした。
もちろんいろいろな対策を講じましたが、イタチゴッコでして(チュウタロウなのに)
あるときなど、肥満のチュウタロウ親分があろうことか私の車庫で天寿を全うしていたため
そのまま車をユーターンして家族が帰るまで家に入れなかったなんてこともありました。
猫を数匹飼っている隣人宅では、チュウタロウなんぞ出たことがないと言うので
夫が、隣家の猫を借りてきたらどうだなどと申します。
トムもジェリーも両方いる家なんていやだ~、と夫の提案は多数決で却下されたのでしたが
我が家がチュウタロウ問題で悩んでいるのを察したのか
いつの頃からか、お隣の猫が交代で見張り番をしてくれるようになったのでございます。
というか、勝手に我が家の庭に入ってきてはうろついているのです。
おかげでそれ以降はチュウタロウ一家も出没しなくなったのですが
時々、得体のしれぬ生き物の屍を運んできては我が家の庭に放置する癖があるのが
困ったものです。
と言う訳で、昨日の得体のしれぬ生き物の正体とは
その隣の猫がどこからか運んできたチュウタロウだったというわけです。
で、長男が青虫もチュウタロウも退治してくれて一件落着~と思ったら
夜のロープ踏んづけ事件!?勘違いで良かったよの巻だったのでございます。
昨夜から二話連続して
最後までおつき合い下さいましてありがとうございました。
(by 『謎ときはランチのあとで』作者より)
正体はコイツですぞ。
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