朝一番で浣腸の儀を済ませた私は前日までの不安から解放され
気分爽快で早々と手術着に着替え看護師さんのお迎えを待っておりました
手術開始は10時の予定で
9時半ごろに看護師さん二人がやってきて
夫に見送られながら病室を後にしました
ベッドに乗ったまま病室を出てから手術室に行くまでの間に
何人もの看護師さんにベッドは引き継がれ
その都度、自分の名前と手術個所の確認をされました
間違い防止のためなのでしょうがすごい念の入れ方だなぁと思いました
手術室内で執刀医にも挨拶を済ませ名前と手術個所を告げたところで
麻酔科のドクターによる麻酔の儀が始まったのでした
狭い手術台の上で背中を丸めた姿勢でじっとしていると
背後で麻酔科の女医さんが
ごそごそと麻酔をかけはじめました
痛みなどは全くなくて
身体を押さえてくれている看護師さんの腕があったかくて気持良いなぁ・・・
なんてことを思っているうちにいつの間にか眠りについていたようです
誰かに名前を呼ばれて目を覚ましたときは
自分の病室にもどっていて
枕元でいろいろな処置をしてくれている看護師さんに言われるまでもなく
お腹に感じる痛みから手術が終わったことを知りました
目を覚ます前からうわごとのように痛い痛いを連呼していたようで
次男ファミリーが心配そうな顔をしていたのが視野に入ってきましたが
それからふたたび眠ってしまったようで
再度目を覚ましたときには次男ファミリーの姿はなく
ベッドの傍らには長男がおりました
こんなに痛いなんて聞いてなかったよ~と涙ながらに訴えると
痛いのは生きてる証拠だよ!
・・・ってオフクロがいつも言ってるじゃん
と笑っていましたが
痛み緩和のために背中をさすってくれたり
痛みどめの注射を頼んでくれたりしました
痛みどめと言っても注射をするのではなくて
麻酔時に取り付けられた硬膜外の管から
痛みどめの薬を注入する仕組みになっていたようです
全部で10回注入できるので痛いときは遠慮なく言って下さいとのことでしたが
結局、3回だけの使用でなんとか乗り切ることができました
というか、痛みどめの注射に比べると劇的な効果があるわけでもなく
気休め程度の感じでしかなかったため途中から頼むのをやめたのです
そんなあまり役に立たない
背中に入れられたその管と薬が入った野球ボール大の袋の鬱陶しさと
足にとりつけられたエコノミー症候群予防のためのマッサージ機と
酸素マスクの煩わしさのせいでとても安眠できる状態ではありませんでした
おまけに私を心配して病室で泊まることになった夫は
痛みで眠れない私をしり目に大きないびきをかいて熟睡する始末で
私は痛みの中、体力を振り絞って
何度も夫をゆり起こしてはいびきを止める作業をせねばならず
ナンテコッタの夜となったのでございます
とは言え、いつも傍にいてくれた夫には感謝いたしております
・・・と日記には書いておきます
気分爽快で早々と手術着に着替え看護師さんのお迎えを待っておりました
手術開始は10時の予定で
9時半ごろに看護師さん二人がやってきて
夫に見送られながら病室を後にしました
ベッドに乗ったまま病室を出てから手術室に行くまでの間に
何人もの看護師さんにベッドは引き継がれ
その都度、自分の名前と手術個所の確認をされました
間違い防止のためなのでしょうがすごい念の入れ方だなぁと思いました
手術室内で執刀医にも挨拶を済ませ名前と手術個所を告げたところで
麻酔科のドクターによる麻酔の儀が始まったのでした
狭い手術台の上で背中を丸めた姿勢でじっとしていると
背後で麻酔科の女医さんが
ごそごそと麻酔をかけはじめました
痛みなどは全くなくて
身体を押さえてくれている看護師さんの腕があったかくて気持良いなぁ・・・
なんてことを思っているうちにいつの間にか眠りについていたようです
誰かに名前を呼ばれて目を覚ましたときは
自分の病室にもどっていて
枕元でいろいろな処置をしてくれている看護師さんに言われるまでもなく
お腹に感じる痛みから手術が終わったことを知りました
目を覚ます前からうわごとのように痛い痛いを連呼していたようで
次男ファミリーが心配そうな顔をしていたのが視野に入ってきましたが
それからふたたび眠ってしまったようで
再度目を覚ましたときには次男ファミリーの姿はなく
ベッドの傍らには長男がおりました
こんなに痛いなんて聞いてなかったよ~と涙ながらに訴えると
痛いのは生きてる証拠だよ!
・・・ってオフクロがいつも言ってるじゃん
と笑っていましたが
痛み緩和のために背中をさすってくれたり
痛みどめの注射を頼んでくれたりしました
痛みどめと言っても注射をするのではなくて
麻酔時に取り付けられた硬膜外の管から
痛みどめの薬を注入する仕組みになっていたようです
全部で10回注入できるので痛いときは遠慮なく言って下さいとのことでしたが
結局、3回だけの使用でなんとか乗り切ることができました
というか、痛みどめの注射に比べると劇的な効果があるわけでもなく
気休め程度の感じでしかなかったため途中から頼むのをやめたのです
そんなあまり役に立たない
背中に入れられたその管と薬が入った野球ボール大の袋の鬱陶しさと
足にとりつけられたエコノミー症候群予防のためのマッサージ機と
酸素マスクの煩わしさのせいでとても安眠できる状態ではありませんでした
おまけに私を心配して病室で泊まることになった夫は
痛みで眠れない私をしり目に大きないびきをかいて熟睡する始末で
私は痛みの中、体力を振り絞って
何度も夫をゆり起こしてはいびきを止める作業をせねばならず
ナンテコッタの夜となったのでございます
とは言え、いつも傍にいてくれた夫には感謝いたしております
・・・と日記には書いておきます