マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

独り暮らしを考える

2014年05月25日 | 半径1mの話
一昨日、二男からまごまご1号の運動会のパンフレットの画像と
明日、運動会だよ~のメールが届きました。

来てね、などとお誘いの文言がないのは、
体調が良ければ、その気になれば来てねと言う、出不精母への配慮なのでしょう。

ここ数日、頭痛&胃痛の、パッとしない日が続いておりましたので
本心を言えば、家でゴロゴロしていたかったのでありますが
お嫁さんの母上さまが、土曜日もお仕事のため
二親等血族が一人も行かないのは可哀想だと思い、出かけることにいたしました。


出がけに、長男が起きてまいりましたので
一応、誘ってみましたらば、
きょうは、不動産屋さんとアパートを見に行くことになっているから・・・と申します。


えっ? 結婚するの? と尋ねましたらば

いや、そうじゃないけど・・・いいところが見つかったから、とのこと。


田舎チックなところに住みたいというのは知っていましたが・・・

詳しい話をする間もなく、まご登場の時間に間に合うよう、私は運動会に向かったのでありました。


長男が結婚したら母さまは実家に戻って、この家は貸家にしようと思っている
と言うようなことは、前に話したことがあったのですが
結婚をするわけでもないのに、どうして急にアパートを探したのかが解せません。

結婚は先だけど、誰かと一緒に暮らすと言うのなら、それはそれで構わないし
理想の環境に住みたいと言うのなら、それも本人の自由でしょうが
私が早く実家に戻れるように、自分が家を空けねばと考えてのことだとしたら
本末転倒であります。

長男が結婚したら、実家に戻って暮らそうと思ってるけど、結婚する気配が全然なくて困ってる
と言うようなことを父や義姉と電話で話しているのを聞いて
考え込む性質の長男としては追いつめられていたのかもしれません。


だとしたら・・・ごめんね・・・。


そんなことを考えていたら
段々センチメンタルな思考になっていき、
二男ファミリーの運動会も、これが見納めかも・・・
とすべてのものとのおさらばを迫られているような気になってまいりまして
会場到着後すぐに始まった、ソーラン節の踊りを見ながら
あの小さかったまごまご1号が、こんなに踊れるようになって、よよよ
と不覚にも涙がこぼれてきたのでありました。

さりとて、私が実家に戻る構想を抱いているなどと二男に言った日にゃ
だったら、少しでもまごまご達に会わせておかねばと我が家に日参されても困るので
いつかその日が来ても、離陸寸前に報告しようと思っておりまする。


元来、私は諦めが良いと申しましょうか、面倒くさがり屋と申しましょうか
決定事項に関することは黙って聞き流す習性があるのですが

長男が、家を出る理由が、私のためだとしたら寝覚めが悪うございますゆえ
理由を聞いてみました。


そういうつもりもなくはないけれど・・・と、はっきりした理由はようわからんと言うことでしたが

あまりに結婚結婚とプレッシャーをかける母に追い出されているような気分になったのでしょうか・・・(反省)

自宅を借家にする計画も、
風水的に、我が家の立地条件はよろしくないと思っている長男ですから
結婚したら当然他のところに居を構えると思い、ならば貸家にしようと思ったまでのことで

長男が結婚してこの家に住んでくれれば
煩わしい手続きやら、荷物の処理などに追われることもなく実家に戻れるわけで
ほんでもって、好きなときに遊びにも来れるし
誠に好都合だと思っていることなど、私の企んでいることはちゃんと伝えることができました。

(諸般の事情により、長男がこの家で結婚生活を送ることはないと思われますが。)

とりあえず、追い出すつもりなど毛頭ござらぬと言うことはわかってもらえました。


それにしても、いい歳をしたおっさんの独り暮らしをあれこれ心配するなんぞ
私も案外、子離れできていないんだなぁ、と私自身も自分の気持ちがようわからんと思った次第でありました。









本日3杯目のコーヒーは、パソコン部屋に出前してくれました。
長男が居なくなるとコーヒーが飲めなくなるのは残念無念でありまする。
・・・と日記には書いておきます。

34歳になった長男の話

2014年05月20日 | 半径1mの話
本日は、長男の誕生日です。


あっという間に三十路も半ばになってしまい
ほんまもののおっさんになるばかりでございます。


プレゼントの用意をしなくなって久しゅうございますが、
先日拝見したブロ友さんの記事に触発されて
今年はスペシャルなプレゼントを用意いたしました。



じゃ~ん!









どうだ、スペシャルだろぉ?

長男も大喜びでした。

と、日記には書いておきます。



さてさて、



その後も、コーヒーの研究に余念がない長男。
お湯の温度でも味が変わるからと言って
先日、温度計まで買ってまいりました。

そんな修行の甲斐あって、最近は、本当に美味しいコーヒーを淹れられるようになったのですが

見かけによらず懲り性のようでして

豆のブレンド比率の研究に加えて
焙煎後何日目の豆が美味しいのか、
ということを2つの豆屋さんで買ってくる数種類の豆でやるものですから、
毎回、違う味わいのコーヒーが登場するわけで

ご馳走になる身といたしましては、

研究の成果を称えるようなコメントをせねばならず
コーヒーを飲むときはヒコマロさんになった気分であります。


が、ヒコマロさんがどんなに絶賛しても、本人的に納得がいかぬ時は、何度でも淹れ直すので、
その度にお付き合いせねばなりません。


先日など、ヒコマロさんは入浴中だと言うのに、


さっきと別の豆で淹れたから味見して~と、洗面所まで出前に来たのでありました。










素っ裸でコーヒーを飲むなんて、わたしゃ、アフリカの原住民かっ!?

なんともいやはやな姿でコーヒーを飲む自分が、滑稽かつ恥ずかしくもありましたが、
コーヒーの出前も時にはイイもんだ



・・・と日記には書いておきます。






夕食要らないよメールが届きましたので、バースデーケーキを本人不在で食べるわけにもいかんじゃろうし
シフォンケーキを2個買ってまいりました。

父からの電話 2

2014年05月16日 | 半径1mの話
一昨日、父から電話がありました。

数日前の電話では、

長兄から、しみったれた格好をしていないで新しい服を着るように言われたので
しみったれた服は、全部棄てることにしたが
財産を処分するわけだから、一応おまえにも言っておかねばと思ってな、はっはっはっ。

などと、ご丁寧な報告を頂戴したので

今度は、どんな財産を処分するんかいなと思っておりましたらば

近いうちに白内障の手術をすることになったので、その付き添いを
おまえに頼みたいんじゃが・・というものでした。


半年以上前に白内障と診断され、長兄からは早く手術をするようにすすめられていたようですが、

白樺農園の野菜スープ信者の父は、手術はせずに野菜スープで改善を図ったのでありました。


で、最近は、テレビもよく見えるようになったわいと喜んでおったのですが

一昨日の診察で、穏健派の院長ではなくて別のドクターだったのが運のつきでありまして、有無を言えずに手術が決定したと言うわけでした。

父からの付き添い依頼要請の電話は、ちょっと意外でした。

と言うのも、
子供らに迷惑をかけちゃならんと言うのが口癖で、
いかなる場合も、余計な心配をかけぬようにと、事後報告のパターンだったからであります。

私に頼みごとをするなんて、それだけ父も歳をとったというわけで

白内障の手術ごときに付き添いが必要か?と思わなくもありませんでしたが

もちろん何はさておき馳せ参じますとも。


お父さんは、手術と言うものをしたことがないから緊張するだろうけど
簡単な手術だから大丈夫だよ、と申しましたらば


バカを言え。父ちゃんは今までに3回手術をしたことがあるんだぞ、と声を大にして言うではありませんか。

あれれ?


父が手術をした記憶などありませんので、またまた冗談をばと思っておりましたらば


中学のときに盲腸と痔の手術をした。あと、おまえが結婚した後に顔にできたオデキの手術をしたんだぞ!ですと。


まっ、手術には違いありますまい。



通院中の眼科医は高齢のため、手術は別の病院でやるそうで
そこからの案内の手紙が来ないことには、詳細はわからないとのこと。


だが、何年も先ということはなかろう、と父が申します。

(そりゃそうですぜ。)


てなわけで、おそらく来月あたり帰省することになるのでしょうが

一週間ほど休めるかと父に言われ、ふたつ返事で引き受けたものの

いくら暇な職場とは言え、白内障の付き添いで一週間の休みを頂戴するのはちと気が退けますし


どんな理由にしようかと、通勤途中ずっと悩んでおりましたが

理由を聞かれることもなくすんなりOKが出たのでありました。

(どんだけ暇な職場なんだ~)


いやいや、職場の名誉のために申し上げますれば、私の仕事だけが暇なのであって職員さんは多忙を極めておられます。


まっ、何はともあれ、父の要望に応えることができる運びとなり、めでたしめでたしといったところであります。






枯れ木に石楠花が一輪だけ咲きました。

嫌な名前2

2014年05月11日 | 半径1mの話
回覧板の町内会役員名簿に目を通した瞬間、思わずドキッとした。
そこには、あの嫌な名前があった。


その名前は、ウォーキングの途中にも目にしていた。
嫌ならば視線を逸らせばいいようなものだが、なぜだかいつも目が捉えてしまう。
その時の心理は、うまく説明できないが、
既に心乱される名前でなくなったことを確認しているような気もするし
無視して通る方が、逆に意識しているような気がするからなのかもしれない

何れにせよ、元夫と離婚した私にとって、元夫と関係のあったモノなど関係のないことである。

そんな風に、嫌な名前は、過去の事として葬り去ったつもりでいたのに
役員名簿にその名前を見つけたときの動揺を考えると、未だ断ちがたしということなのだろうか・・・。



小さな墓地の墓石にその名前はある。
大通りから小さな道に入ってすぐのところ、家から100メートルも離れていないところにお寺があり
車で通っているときには、その裏手が墓地になっていることなど気づきもしなかったが、
数年前、ウォーキングを始めた初日にそこに墓地があることを知った。

ひときわ真新しい墓石の、朱色で記された墓標が人目を引く。
他の墓石が、木々に隠れてひっそり佇んでいるという感じなのに対して
朱色で刻まれた名前には、まるでその名を誇示しているかのような不遜さがあった。

朱色の墓標なんて珍しくもないわけで、不遜なのはその名前そのものに他ならない。
要するに、私にとって、いつまで経っても嫌な名前のままなのである。


墓標に記された細かい文字に目をやると、没年は21年前の3月となっていた。

女の夫が交通事故で亡くなった日と、私たち家族がこの町に引っ越してきた日が同じだった。
未亡人になった日に昔の男が近所へ引っ越してきたと言うわけである。

まるで三文小説のような展開だ。

そして、告別式で再会したのを機に元夫と女の物語は始まっていくのであった。





てなわけで、訳アリ物件が近所に住んでいると何かと迷惑な話でありますが
よく考えてみると、こちらの方が新参者なわけですから致し方ありますまい。

昨年度まで町内会役員をしておった私といたしましては
ニアミスが回避できて、ようございましたというお話でありました。


めでたしめでたし。




※画像は、本文とは一切関係ありません。

泥棒の正体は・・・。

2014年05月06日 | 半径1mの話
この時期、連休のUターンラッシュの映像を見るにつけ
出不精の自分に感謝するばかりであります。
と言うわけで、この連休もどこへも出かけず読書をして過ごしておりました。


そんな中、昨日は、部屋の片づけでもしようと自室に籠っておりましたらば
誰もいない階下から物音が聞こえてくるではありませんか。

たまに二男が合鍵を使って、勝手に侵入することはありますが
昨日は、仕事のはずですし

長男も仕事にでかけましたし

ってことは、物音の主は、他人さまということになるわけで
人さまの家に無断で侵入する他人さまがいるとしたら、泥棒以外に考えられません。


連休のこんな昼間っから、泥棒!?

どうせなら私の留守を狙ってほしかった・・・(そんな事を考えている場合ではありません。)


何をするべきか。そうだ。電話。電話。


110番。110番。ちゃんと番号を思い出すあたり、動揺もせず意外としっかりしているではないか。


あれ?いつも携帯している電話がないぞ。

あっ! 階下で充電中だった・・・。


どうしよう、どうしよう、どうしよう~~~~~


ちなみに、私の部屋側の隣家にはSOSを求めるべき住人がいません。
その家の向こう側は大通りなので、車しか走っておらず
電話がないということは太平洋に流された小舟のような状況なのであります。


電話がない以上、外部との連絡は諦めるしかありません。


そういえば、最近の泥棒は3分で仕事を終える、と何かのテレビで言っていたのを思い出し
鉢合わせして痛い目にあうよりも
泥棒が出て行くのを待つ方が得策じゃろと、3分間息を潜める戦法にでました。

その時のテレビで、盗むべき金目のものがないと、腹いせに家の中を汚したり火をつけたりすることもあるので
見つけやすいところに、1,2万円置いておくと良いと言っていたのを思い出しましたが

階下にあるお金と呼べるものは、洗濯時に取り出した長男のズボンのポケットに入っていた小銭だけなので
どんな腹いせが待っているのだろう、などと、そんなことまで脳裏を掠めたのでありました。


3分経過しても、まだ物音が聞こえてまいります。


階下に金目のものが見当たらずに二階にやってくるやもしれません。
いざとなったら窓から逃げる覚悟をしつつ息を潜めておりましたら



何やらテレビのような音が聞こえてまいりました。

ごはんを食べていく泥棒もいると言っていたのを思い出しましたが、テレビを見ながらごはんを食べるなんて
大胆不敵なやっちゃな。


と思っておりましたらば、泥棒が咳払いをしました。



あれれ?

あの咳払いは・・・?

咳払いを聞いて、正体が判明いたしました。


ほっとするやら、気が抜けるやら、階下に降りていきましたらば

忘れ物を取りに来た長男がテレビを見ながらお弁当を食べておりましたとさ。


泥棒だと思って怖かった~と申しましたらば

静かだったしオフクロ寝てると思ったから声をかけなかった、ですと。


母さまを恐怖のどん底に陥れた3分間かえして~


それにしても、携帯電話が手元になくてようございました。

皆さまも、早とちりをせぬようくれぐれもお気をつけくださいませ。






3週間前トマト&ナス&ピーマン&インゲンの苗を植えました。



本日の様子。


同居って大変だねの話

2014年05月05日 | 半径1mの話

一昨日、二男が地元仲間との飲み会があると言って我が家に泊まりにやってきました。
夕方、駐車場に車を止めている気配がしたので玄関から覗いてみましたらば
隣家の賄をやっているおばばさまと何やらおしゃべりをしておりました。

初対面なのに、何をそんなにしゃべることがあるんだろうと、家の中に入ってきた二男に尋ねましたらば

「あら!? 太ったわねー。ひげなんか生やしてたっけ? 何だかいつもと感じが違うわねー」


長男だと信じて疑わぬおばばさまの話しかけに、テキトーに話を合わせておったそうであります。




さてさて


翌朝、ごはんを食べているとき、お嫁さんの実家の話題になりました。

昨年の夏、お母さんが住んでいた家を建て替えて、お兄さんファミリーと同居を始めたのですが
順風満帆とばかりは行かないようでありまして

これまでいろいろ我慢を重ねてきたお母さんの堪忍袋の緒が切れたと申しましょうか
お母さんが、お兄さん相手にブチ切れた事件があり
事態収拾までにあれやこれやと二男夫婦もたいそう骨が折れたそうにございます。


お兄さんのお嫁さんと言うのが、ちょっと変わっているらしく(二男談)

一例といたしまして
まごまご2号命名の際、その漢字は自分ちに女の子が生まれたら使うつもりの漢字だから使用しないでなどと
何かにつけて二男ファミリーも嫌な思いをさせられることが多いと言う話は聞いておりましたので
理由はその辺にあるのでしょうが
あの温厚なお母さんがブチ切れるのですから、同居の大変さが伺えると言うものです。


一口に同居と言っても、自分の家に息子ファミリーを入れるのと
息子の建てた家に自分が入るのとでは、大きな違いがあるらしく
居候のごとく、肩身の狭い思いをしているようであります。


同居さえしなければ、独り暮らしで呑気に暮らせたのに
選択を誤ったものじゃのぉと、同居まっぴらごめん派の私は思うのですが


お兄さんは、亡きお父さんと交わした約束を律儀に守って同居することにしたわけで
それはそれで、立派なことだと思います。




その後、何事もなかったように暮らしているようですが

またお母さんがブチ切れそうになったら、あんたの所に住んでもらえばいいじゃんと言うと

とっくに言ってあるよ、と二男。



で、二男から聞いた話を長男に話しているとき、ふと閃いて

そうだ! いざとなったら、我が家に来てもらうって手もあった!
畳の部屋もあるしさ、二男ちよりも居心地良いんじゃない?

と申しましたらば、


どうせ、お嫁ちゃんのお母さんに料理作ってもらおう作戦でしょ。 


長男が言いましたとさ。


ちゃんちゃん。









同居しない特典→ 虎屋の羊羹(ひと口サイズ)を独り占めできます。







二男との会話

2014年05月04日 | 半径1mの話
昨日は、地元仲間との飲み会があると言って二男が我が家に泊まりにやってきました。

長男の駐車場に車を止めている気配がしたので、様子を見に外に出ましたらば


隣家のグループホームの賄をやっているおばばさまと何やらおしゃべりをしておりました。

おそらく、初対面のはずですが、挨拶にしてはやけに盛り上がっております。


家の中に入って来た二男が、笑いながら憤慨しております。


『 あら、太ったわねー』とか、『 ひげを生やし始めたの?』 ってさ

見ず知らずのくせに余計なお世話だよって思ったらさ

『 あらいやだ、お兄ちゃんと間違えた 』ってひとりでウケて大笑いしてた。


縮んだわねー って言われなかったのが不幸中のサイワイでございました(笑)