グダグダ cobamix

グダグダと書いています

「横暴すぎる老人」のなんとも呆れ果てる実態 暴力、セクハラ、万引き…社会は耐えきれるか

2016年03月14日 23時44分54秒 | コラム・ルポ

「横暴すぎる老人」のなんとも呆れ果てる実態 暴力、セクハラ、万引き…社会は耐えきれるか

「横暴すぎる老人」のなんとも呆れ果てる実態 暴力、セクハラ、万引き…社会は耐えきれるか

「横暴すぎる老人」のなんとも呆れ果てる実態

(東洋経済オンライン)

豊富な知識と経験を持ち、みんなから敬われる存在だった高齢者。ところが最近は「突然怒り出す」「暴力を振るう」「理不尽な要求をする」――といった迷惑な老人が跋扈している。高齢化が進む中、暴走する高齢者は社会の重荷となりかねない。

「おいっ、タクシー代を出せ!」。

昨年末の深夜のこと。60歳過ぎの男性が駅員に大声で怒り狂っていた。その男性は都内のある駅からA駅へ行くつもりが、年末の忘年会で酔っ払っていたのか、間違った電車に乗って路線も名前も違うB駅に着いてしまった。A駅とB駅は直線距離で50キロメートル以上。すでに引き返せる電車はない時間で、駅員にむちゃな要求を始めたのだ。

理不尽な要求が多い高齢者

週刊東洋経済3月19日号(14日発売)の特集は『キレる老人』です。画像をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

当然、鉄道会社がタクシー代を支払う必要はないため拒否した。すると男性はこう詰め寄った。「私は明日、数億円の商談がある。もし間に合わなくて破談になったらおまえたちに責任が取れるのか」。それでも駅員が頑として応じずにいると、今度は「おまえみたいな下っ端じゃ話にならない。もっと上の責任者を出せ」と言い出す始末。タクシー代をしつこく要求され、らちが明かないと判断し、「警察で話し合いましょう」と切り出すと一転してトーンダウン。すごすごと立ち去ったという。

「若い人たちは終電で乗り過ごしても自分に落ち度があると理解していて理不尽な要求をしてくることはあまりない。たちが悪いのは高齢者ですよ。タクシー代だけでなく『ホテル代を出せ』『始発までホームで待たせろ』などいろんなことを要求する。雨の日だと傘が凶器になる可能性があるので怖い」(前出の社員)

週刊東洋経済は3月19日号(14日発売)で『キレる老人』を特集。高齢者のさまざまな暴走や親の扱いに困る子ども世代の悩み、会社の迷惑シニアなどを取り上げた。鉄道駅における高齢者の横暴さはデータでも明らかになっている。

JR6社や日本民営鉄道協会などの調査によると、鉄道係員に暴力を振るった加害者の年齢別では60代以上が2014年度まで5年連続でトップだった。ちなみに加害者全体のうち6割弱が飲酒しており、発生した時間帯は22〜翌5時が最も多い。酒を飲んだ後の終電時刻前後でのトラブルが多いと推測できる。 

高齢者は自尊心が強いのも特徴だという。「人に注意されたり、何かを教えられたりするのを嫌がる人が多い。よくあるのが指定席の券売機でのトラブル。操作方法がわからないまま挑み続け、後ろに行列ができる。係員が助けに入ろうとしても『うるさいな』と拒否。そのうち後ろに並んでいる人から『早くしろ』という怒りの声が飛び、もめ事になる。尋ねてくれればすぐ解決する問題なのに…。言葉は通じなくても何でも聞いてくる外国人のほうがよっぽど対応しやすいですよ」(社員)

病院での暴力・暴言、セクハラも多い

東京・新橋の東京慈恵会医科大学附属病院は2004年から「院内交番」と呼ばれる渉外室を設置している。配属されているのは警察OB。患者からの暴力や悪質なクレームなどに対応するのが目的だ。

「病人かつ高齢者となると『いたわってもらって当たり前』という認識がある。そのため自己中心的な振る舞いをしがちで、院内暴力につながっていく」。慈恵医大の渉外室設立時から昨年3月まで勤務していた、警視庁OBで同渉外室名誉顧問の横内昭光氏はそう話す。

私立大学病院医療安全推進連絡会議が2011年、11施設の全職員に調査を実施(有効回答約2.3万人)したところ、患者やその家族から暴力を受けたことがあると回答した職員は4割超に上った。院内暴力などをふるった人を年齢別で見ると、暴力は70代、セクハラは60代が最も多く、暴言についても60代が2番目に多い。

院内暴力や悪質なクレームによって、優秀な職員が辞めてしまうことも少なくない。病院が警察OBを採用して院内暴力などに対処する動きは全国に広がっており、病院関係者の危機感は強まっている。

高齢者による犯罪も深刻な問題だ。一般刑法犯の検挙人員数を年齢別に見ると65歳以上は約4.7万人に上り、14〜19歳に次ぐ水準だ。全体の数は約25万人と10年前から3割強も減少しているにもかかわらず、高齢者の数は約1割増加している。高齢者犯罪で最も多いのは窃盗で約3.5万人と断トツで10年前と比べて約3割増、暴行(約0.35万人)は約4倍、傷害(0.16万人)も約5割増となっている

年をとれば穏やかな性格になり、好々爺然としてくる――というイメージを抱いている人は多いかもしれない。だが実は高齢者の暴言やエキセントリックな言動など「キレやすくて自己中心的」になるのは必然だという。

加齢によって脳の機能が低下

ヘタに注意をしようものなら・・・・(写真:F.こっトン / PIXTA)

人の感情をつかさどる脳は年を重ねるごとに萎縮することが明らかになっている。萎縮に比例して脳の機能は衰えるため、物忘れのような老化現象が現れる。そして脳の中で早い段階から萎縮が始まるのが、衝動の抑制や理性、意欲などを担う「前頭葉」。これによって感情抑制機能の低下、判断力・意欲の低下などが起こる。それ以外にも喫煙や飲酒などの長年の生活習慣によって脳の機能低下は起こる。

いまや日本の人口の4人に1人が65歳以上の高齢者だ。2060年には2.5人に1人になると推計されている。上記の迷惑行為に限らず、高齢者をめぐる課題は今後もさらに膨らむとみられる。年老いた親を抱える現役世代にとっても人ごとではない。

議論の方向性を間違うと深刻な世代間対立にもなりかねないが、肝に銘じておかなければならないのは、誰もがいずれ高齢者になるということだ。多様な高齢者を社会としてどう受け入れていくのか。その態勢作りが不可欠になっている。


我が家でも困っているのが…ね。

他人のこともそうだけど、自分もそうならないように注意しなくちゃ。 

コメント

JR大阪環状線「真田丸」ラッピング列車公開15日に出陣

2016年03月14日 23時31分26秒 | のりもの

JR大阪環状線「真田丸」ラッピング列車公開15日に出陣

JR大阪環状線「真田丸」ラッピング列車公開15日に出陣

[写真]主役の姿もバッチリ。縁の地の写真も掲載されている

(THE PAGE)

 JR西日本は14日、今年1月から放送されているNHK大河ドラマ「真田丸」の大阪環状線ラッピング列車を大阪市城東区の吹田総合車両所森ノ宮支所で公開した。

 同社によると「大坂の陣」の舞台である大阪城、天王寺エリアが真田信繁(幸村)が生涯の中で長くすごすなどゆかりの地が多いことから、同線での運行を決めたという。すでに和歌山線では運行している。

 同線で出かけやすい場所の写真もいくつか描かれている。幸村が境内で戦死したと伝えられ、境内に戦死跡之碑がある大阪市天王寺区の「安井神社」などの写真も掲載されており、ファンにとっては見ごたえのある出来となっている。

 使用車両は201系(8両編成)、大阪環状線・JRゆめ咲線を中心に15日から12月までの予定で運行される。


やっと今年の大河ドラマを見始めました。 

コメント