JR東日本、常磐線相馬〜浜吉田間運転再開「フルーティアふくしま」も運転へ
「フルーティアふくしま」は719系を改造した2両編成で、テーブル付きのボックスシートとカフェカウンターを備える。福島県産フルーツなどを使用したオリジナルスイーツやドリンク類を車内で提供する「走るカフェ」として運行される。
運行区間は磐越西線郡山〜会津若松間となっており、仙台〜原ノ町間を運行するのは今回が初めて。東日本大震災から不通となっていた常磐線の宮城県・福島県の区間が再び線路でつながることを記念し、車内では地元のパティシエが監修する沿線のフルーツを使ったオリジナルスイーツを提供するという。運転時刻は、往路が仙台駅10時40分発・原ノ町駅12時15分着、 復路が原ノ町駅14時48分発・仙台駅16時18分着の予定。旅行商品として発売される予定で、商品の内容や販売方法は後日発表となる。
なお、仙台駅では12月7〜11日に常磐線運転再開記念イベントを開催。地域の名産品販売や宮城県在住の写真家・武川健太氏の写真パネル展、各自治体による伝統芸能演舞、ご当地キャラによる観光PRなどを展開する。