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聖教新聞(2015/ 7/30) 名字の言

2015年09月13日 23時50分41秒 | コラム・ルポ

聖教新聞(2015/ 7/30) 名字の言

 フランス料理の名シェフ、三國清三さんが駐スイス日本大使館の料理長になったのは20歳の時だった。若さを心配する周囲に、推薦した総料理長は断言した。「あいつなら大丈夫です。私が責任を持ちます」▼自分を心から信頼してくれる人がいると知れば、挑戦の炎は勢いを増す。人間としても大きくなれる。東日本大震災後、三國さんは“子どもたちが笑顔になるなら”と、被災地の小学校を訪れ、児童の昼食に、その腕を惜しみなく振るった▼母、姉と家族3人で暮らし、創価大学を目指して浪人生活を送る青年がいた。かつて姉は、創価女子短大に合格するが、経済的な理由で進学を断念。その姉も、弟を進学させてあげたいと、母と共に必死に働いた▼同志も応援を惜しまなかった。ある婦人部員は、自宅で一人、勉強する彼に四つの茶わん蒸しを差し入れた。「一つは温かいうちに。あと三つは家族がそろった夜に温め直して食べてね」。“わが家族”の思いで一家を励まし続けた同志と、母、姉の支えを糧に、彼は努力を実らせ、創大に進学。今、社会人となり、悩める友に尽くす広布のリーダーとして、報恩の道を歩む▼まさに「信頼」こそ、青年が伸びゆくための最大の栄養。それを声、言葉、行動にして送ろう。(白)


疲れ切っている心に沁みる話だなぁ。

…なんて、他人事じゃないよ。 

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