大阪市の橋下徹市長は31日、自身の「ツイッター」で、安全保障関連法案に反対する市民団体などが30日に東京・永田町の国会議事堂周辺で開いた集会に関連し、「日本の有権者数は1億人。国会前のデモはそのうちの何パーセントなんだ?」「こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、サザン(オールスターズ)のコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」などと書き込んだ。

 橋下氏は「デモは否定しない。国民の政治活動として尊重されるのは当然」とし、政治家は国民の声に耳を傾けるべきだとする一方で、「デモで国家の意思が決定されるのは絶対にダメだ。たったあれだけの人数で国家の意思が決まるなんて民主主義の否定だ」と指摘した。

 30日のデモについて、主催者側は約12万人が参加したと発表したが、警察関係者によると約3万人が集まったとみられる。


「サザンのコンサートで決定する方がよほど民主主義」かどうかは別として、数万人が参加したデモのニュースを見て、国民のほとんどが安保法制に反対しているかのような印象を持つ国民がどれだけいるか…。

安保法案に反対する人々は、万が一の時、どうやって日本の安全を守ろうと考えているんでしょうかね。