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オ リ メ ガ。

萌え専用ブログ。ほぼBASARA3の石田三成に陣地占領されてます(笑)。

フラワー・オブ・ライフ(よしながふみ)

2009-08-15 | 漫画全般感想
ゲイがまったく出てこない(笑)ものもあったんですね。
シゲ先生が最初そうだとばかり思ってましたよ。まぁ見た目は男にしか見えないけど(笑)。
白血病で高校に行くのが1年遅れたハル太。骨髄移植によって生還し、やっと楽しい高校ライフが
送れるとばかり、意気揚々と常に明るい。
そこで出会った仲間たちとの青春の日々をつづったお話で、かなり面白かったです。
漫研に入って同人誌作ったり、結構マニアックな(笑)展開が多かったりして、一般の人にはどう
なんだろうとかも思いはしたけど、全体的にはすごく「ああ、わかるわかる!」っていうあの頃の
10代特有の何か、痛い感情とか色々共感できて良かった。
近親者が骨髄移植(型が合う)って結構多いみたいですね。私も昔勤めてた職場にそういう人が
いて、3人姉妹の二番目のお姉さんが白血病になった時、末っ子の骨髄が合ったらしくものすごい
ブットイ注射で骨髄を抜かれるんだそうで、それがまた痛いんだそうです。
それ以来、末っ子に頭が上がらないっていうお姉さんがちょっと気の毒だった。
そのことを思い出しましたね。ハルくんとお姉さんのやり取りを見てて。
あと、個人的に気になったのが"6つのエメラルド"っていう未完の漫画の話が出てましたけど、これ
わかっちゃうんですけど私(笑)。チョイチョイ変えてあるけど、これ知ってる人にはわかりますよね。
や、別に批判してるとかじゃないしイイんでしょーけど。・・・ホントは少し批判したいのかな(笑)。
これ、愛蔵版が出た時に完結させるのを条件に出版、だったはずが結局描かれずじまいで。
未完の漫画って結構ありますけどねぇ。
で、このエピソードで先輩たちが未完なのをみんな知ってて黙ってて、そのままにしてたっていうのを
許せないって言ってるんだけど、私には悪意があったようには思えない。面白いからって読んでるのを
そのままにしてたって別にいいじゃん。最終的に未完なんだよっていうのを教えたって、先輩たち
だってみんなその続きを誰一人知らないんだから、むしろ仲間を増やしたかったんじゃないかなぁ。
未完でくやしい思いをしたのを、分かち合いたかったんじゃないかと(笑)。
受け取り方は人それぞれなんだなぁ。
シゲ先生は昔自分の先生だった人と同じ学校の教師になって、その先生と目下不倫中。ズルい
大人と思いながらもずるずるとやめられない。そんなシゲ先生と、メガネでドSの超オタク少年
真島が・・・っ!
私、個人的にこの二人のその後がすごく気になります(笑)。続編とか描いてないのかな。

※人生で最も花咲ける時期、ということなんでしょうね。あれもやりたいこれもやりたい、あんなことも
こんなこともって色んな夢の花が咲く時期。大人になるとその花のいくつかはしおれて枯れてしまったり
するんですよ(笑)。
全4巻ですが、文庫版は全3巻みたいです。文庫の方は描きおろしとかあるんでしょうか?

ソラニン読みました

2009-08-12 | 漫画全般感想
浅野いにおって女の人だと思ってました。男だったとは(笑)。前にちらっとYahooコミックで何かの
作品を試し読みして、読んでみようかなと思ってたら「ソラニン」が映画化するということらしいので、
買って読んでみました。
宮崎あおいちゃんか。なるほど(笑)。と、思った。主人公の女の子。
全体的にすごくリアルな現実世界を描いてて、正直あんまり二次元で読みたくない(笑)。働いて
お金を得て生活するのが当たり前、とか若い子達がニートやフリーターになってゆるい日常に落ち
ついてしまうのを揶揄するとか、あんまりにも現実的なそのへんにいくらでもある世界。
そんな中であがいて夢を見てるってのは、ある意味その夢と現実が紙一重で、今ある現実がオモテ
でも夢がオモテになる可能性だってあるってこと。
夢があって、それに向かって頑張る人達ってそれぞれが自分に期限を付けてるトコあって、
たとえば昔私の周りにもいたんだけど、役者志望でバイトしながら極貧生活してるヤツとか、田舎の
両親に●●歳になってもダメだったら帰ってきて見合い結婚しなさい、って言われてて結局
帰ったって話を他の友人から聞かされたり。
そんな人もいれば一生やっていくんだって決めて、たとえ芽が出なくてもひたすら極貧生活を
続ける人もいる。
たった一度のチャレンジで夢破れて、すべてを終わらせてしまうなんて愚かだな、と思うけど
その反面、若さゆえの衝動ってあの頃あったな、と。
彼は死にたかったワケじゃなくて、あの瞬間フルスロットルで走ってみたかっただけなのかも。
取り返しのつかないことになるかもしれない、でもいいや、今そうしたいんだ、みたいな衝動って
ホント、若さゆえ。
いろんな意味でコワイものは無くなったような気がするけど、ぬるま湯からなかなか出ることが
できない今、スパっと何かを断ち切る、終わらせる衝動みたいな勇気っていうかそういう力は
もう持ってないんだな、とつくづく思います。
なんの根拠も無いのになぜかなんでもうまく行く、と思えたあの頃。いつのまにかそういう力は
無くなってしまって、何をするにも不安でなかなか一歩踏み出せない、そんな風に変わってしまった
ような。
なんだかそんなことばかり考えてしまう読後でした。

放課後保健室(水城せとな)

2009-08-06 | 漫画全般感想
のっけから申し訳ないんだけど、感想らしい感想を書けないことに気づいた。や、これ書いちゃうと
思いっきりネタバレしまくり(笑)になっちゃうんで。まだ未読の人のためにも書かない方がいい
だろうな、と。
なのでなるべく当たりさわりのないように書くのでお許しを。
思いっきり端折って言うと、最初すごく面白かった。でも途中からなんとなく方向性が変わってきて
ラストの方では、まさかの展開に。・・・これ、絶対最初に考えてた話と違ってるよね??
みたいな(笑)。初めからああいう終わりにする予定で描かれてるとは思えない。どこかで何か
問題があってか、編集の意向とか(笑)わかんないけどそんなこんなで変えたとしか思えないんですよ。
うまくまとめたように見えるけど、ちょっと腑に落ちない点がいっぱい出てきちゃって。
でもまぁ、ホントに途中までは結構面白かった。設定がありがちではあるけど(バーチャルな仮想現実
みたいな感じで)自分自身の過去や内面や傷との闘いみたいな、生々しくて痛々しいけど思春期には
欠かせない色んなものがごっそり詰まってて。
昔読んだ「ダークグリーン」をちょっと思い出しました。
あっちは夢の中(Rドリームと呼ばれる仮想世界)で別人キャラになってて何かと戦ってるうちに仲間が
出来て、夢から覚めたら現実でそれぞれが自分の生活をする、でもまた眠りにつくと夢の中で
昨日の続きみたいな。でもそのうち夢から目覚めないまま植物状態になってそのまま死んでしまう人
とか出てきて事態は深刻な方向へ・・・っていうかなり面白いお話です。(続編ものちに出ました)
それとは少し違うけど、放課後に地下の保健室で眠りについて夢の中で別人格(だったり動物
だったり木だったり)になって己の弱さとか色んなものに向き合いながらそこで出会う仲間たちと
助け合ったり戦ったりする、っていうのが「放課後保健室」。
主人公が半陰陽(微妙だけどな、これ。生理がある時点で性別はもう女だと思うし。どっちでもないとは
言えない。ただ、本人がどちらになりたいのか迷ってるという設定なのでそういう書き方になるのかな)
で、この子(一応男として学校生活を送ってる)を好きな女の子と男の子がいて、二人のあいだで
揺れるという恋愛ものでもある。
全体的にはなかなか面白いけど、やっぱりあの終わり方はどうなの?(笑)ってのが一番の私の
感想なのかな。だってあのために今までのそれがあったっていうのは・・・うーん。
みなまで書けなくて本当にスイマセン。気になった人はとりあえず読んでみて下さい。あくまでも
私個人の持つ感想ですので、ラストについてどういう感慨を持つかは読んだ人それぞれが感じる
ことなので、あまり気にしないで下さい。

※「ダークグリーン」の続編について・・・私が読んだのは2004年に刊行された「リュオン」という本で、
本編のラストを補足するような形のエピソードであれを読んでかなり救われました。本編の最後が
切なすぎたので、これでようやく終われたと思ってたんですが、その後にまた「ディープグリーン」という
さらなる続編が描かれているようです。そちらは残念ながらまだ未読です。

Vassalord. 3巻(黒乃奈々絵)

2009-03-13 | 漫画全般感想
コミックブレードAVARUSってもう、BLでいーの?ジャンルBLでいーのかな(笑)。っていう感じを
受けた3巻でしたよ。
前に2巻までのことは少し書いたけど、その時に思った印象よりもまたさらにエスカレートしてる
気がしました。もうBLでいいよね(笑)。これ。
でも考えてみれば「風と木の詩」(竹宮恵子)とか「残酷な神が支配する」(萩尾望都)なんて、
普通の少女マンガ誌で描かれてたワケだから、むしろそういうニュアンスがあるマンガ雑誌なら
ぜんぜんオッケーな気がするけどな。
表紙の折り返しに書いてあった作者の「・・・いよいよ親の前では描けないような展開にまで・・・」
っていうのが笑えました(笑)。
いいじゃない!どんどんやっちゃいましょうよ!人生は自分のものですからっ(笑)。
とりあえず次巻がまた楽しみです。

※1~2巻についてはコチラ

僕と彼女の×××6巻他

2009-03-12 | 漫画全般感想
森永あい「僕と彼女の×××」も6巻になり、ようやく終わりが見えてきた感じですね~。
つーか私、このマンガ"腐"の視点でしか見れない(笑)。
入れ替わっても「あきら」が好きな千本木くんは、絶対元に戻っても「あきら」が好きな気がする。
あきらは自分が女の子になったから千本木は自分を好きなんだと思って、元の体に戻ることを
すごく心配してるけど、そういうのも伏線の気がしてならない(笑)。
外見がどーだろーと中身が「あきら」だから好きなんだ、ってことなんじゃないのかな、と。
そういう終わり方だと腐としては大変満足ですが、他の読者の人にははたしてどうなんだろうかと
心配ではあります。うーん。もういっそ戻らない方がいいんじゃないかという気も(笑)。

小玉ユキ「坂道のアポロン」。これもいつのまにか3巻ですよ。
ってか私これも"腐"の視点で見てるかも(笑)。一般読者のかたにはホントーに申し訳ないっ。
でも今回特にそういうカンジだった。
千太郎×薫の同人誌がいっぱい出てもおかしくない(笑)と思った。
むしろ出ればいいのにっ。
BLみたいな絵ヅラがいっぱいだったんだもん(笑)。なんでこれBLじゃないの?とか不思議に思う
ほどだったよ。
友情から恋愛に変わってくれたり・・・しないか。ですよね。スイマセン。こんな楽しみ方してて(笑)。

ブラム学園!アンドソーオン(弐瓶勉)

2008-09-24 | 漫画全般感想

弐瓶勉の「BLAME!」をセルフパロディしたショート漫画「ブラム学園」。最初のものが掲載された
アフタヌーン誌はいつもスゴイ高値で取引されてて、早く単行本化すればいいのに、と思ってた
ものです。
今回ようやくそれが叶い、他のショート作品なども一緒にまとめたのがこの本。
オールカラーなので少々お値段は張りますが、ブラム学園全3作が一気に収録されてるし、
見逃してた人は必見です。
ただ、ブラム学園の2作目(修学旅行編)のラスト、シボが描き直されてることに気付いてしまった
ワタシ。・・・これは言わない方が良かったのか?(笑) 掲載誌持ってる人は高値で売ったり
しないように!!
これを機にイラスト集も再販したらいいんじゃないかな。

魂喰-原作は読むべきか否か

2008-09-07 | 漫画全般感想
「ソウルイーター」の原作本を(既刊12冊)読みました。
アニメがすごく好きなのでいずれは読まないといけないかな、と思っていたのですが12冊も
出てるとなかなかね。やっと購入しましたですよ。
でもちょっと、自分が考えてるのと違った方向へ話が向かってるみたいで、正直読まない方が
良かったかな~とか思ってたりします。
かなり原作に忠実に丁寧にアニメが作られてると思う。若干の設定変更等はあるみたいだけど。
なのでこの先も原作どおりに進むんだろーなと。
できれば少し変えてって欲しいかも・・・。
私一つ重大な誤解をしていました。シュタイン博士がスピリット先輩をデスサイズにしたんじゃなくて
マカちゃんのお母さん(シュタインのあとにコンビを組んだ職人)がデスサイズにしたんですね。
ってか、最強職人っていう設定だからてっきりデスサイズにしたから最強なんだと思ってましたよ。
違うんだ。
うーん・・・。でもそれだと最強職人っていう理由がイマイチ説得不足じゃないかい? 10数年間
現役を退いていたのにいまだに最強っていう座にいるくらいなんだから、もっともらしい理由が
ないと変な気がする。エクスカリバーと同じで、最強なんだけど問題アリっていう方が良かったんじゃ
ないっすかね(笑)。
コンビを組める相手がスピリット先輩しかいなくて、その彼が別の人と組んじゃってなおかつ死神様の
武器になっちゃったから、他にいないんで結局現役を退いて先生やってます、みたいな方が
わかりやすかった気が。
話自体もどんどんシリアスになっちゃって、そのへんの格闘系少年漫画と変わらなくなってきた感じ
がして、少しがっかりです。今やってるメデューサとの闘いのあとから、そんな感じになっちゃうんで
なんだかものすごく残念。
アニメでは少し変えてくれたりすると嬉しいんだけどなぁ。
博士はどうなっちゃうんだろう。まさかダースベイダー的な感じになったりしないよな。敵となって
帰って来て、マカちゃんが倒すみたいな、そんな展開だったらかなりイヤ。

※アニメで気になってたソウルの精神世界みたいなものが、原作でBLACK ROOMと書かれていて
やっぱりアレだったのか、と思った件について。ツイン・ピークス(TWIN PEAKS)っていう海外ドラマ
にRED ROOMっていう踊る小男が出てくる部屋があって、それと似てるな~と思ってたのですが
多分、それなんだと思います。あまりに古すぎてどんなだったか詳しくは覚えてないんですが(笑)。

男だらけのパラレル大奥

2008-09-06 | 漫画全般感想
よしながふみ「大奥」、読みました。前から読んでみたかった逆転「大奥」。大江戸パラレル
ワールド。(でもシリアス)
謎の疫病によって男ばかりが死んでしまう世界で、どんどん減っていく男を確保するべく大奥に
集められる男たち。な、ワケですが、まぁ人口を減らさんがためだったり男手を確保するため
だったり本音と建前が入り混じり。
上様は女だし、町の遊郭も当然ながら女郎は男。子種が欲しいがために女たちは金を払って
男と寝る(抱かせてもらう。女が男を抱く、という表現になっている)世界。
発想自体は面白いのかもしれないけど、正直これで何を伝えたいのかよくわからない。
子供を作るための道具として女が扱われることへの反逆めいたメッセージなのか。
3巻までで、もうかなり飽きてしまった。この先まだ続けるの?って感じだ。
史実に忠実な部分もあるので、よけいにどこまでこれを描くんだろう、どういう終わりにしたいんだ
ろう、とわからなくて首をひねるばかり。
逆にこれだけ女ばかりの世界だったら、もっと女が強くなっていて、男たちは男同士でくっついて
しまいかねない(笑)のにな、と思うけど。それこそ手に手を取って、女のいない世界へ二人で
逃げよう!みたいな。
どうせなら大奥にまったく興味をしめさない、困った上様の話とかを見たかった。
実際にいたし、絶対ゲイだったろうと思うのだ。そういうのを広げて面白く描いたものが読みたかった
気がする。だって、よしながふみさんだもん。やっぱりゲイでしょう(笑)。

黒執事 読みました

2008-08-29 | 漫画全般感想
アニメ化するっていうことなので、前から気になってた原作漫画を読んでみました。
・・・「HELLSING」に似てる(笑)。ってのがまず一番先に思った感想。アーカードとウォルターを
足して割ったのがセバスチャンで、インテグラを少年にしたのがシエル。ってカンジですか。
英国が舞台で、女王陛下から特務機関として指令を受けている家、っていう設定も同じ。
ただ、「HELLSING」では対フリークスの機関だけど、「黒執事」は反逆行為をしている者とか
組織とか、そういう類の人を影で消し去る、みたいな掃除屋的な感じのお役目ですが。
まぁ、今のご時世パクリだなんだって言ったらキリがないので(笑)別にイイんじゃない?って
思いますけどね。これはこれで結構面白いし。
で、アニメ版の声優さんを見たら、葬儀屋に諏訪部順一さん(笑)。グレルに福山潤。って、もう
ホントにこの二人しかいないんですか声優はっ(笑)。って言いつつ喜んでるけどさ。
特に福山潤はスゴイ楽しみ。この役ってアレじゃないですか。詳しくは楽しみにしてる人に悪い
から言えないけど、かつてない福山潤じゃないかな(笑)。
葬儀屋は美形かどうかはワカラナイけど(笑)、変であることは間違いないです。
ただ、セバスチャンの声がドラマCD版では森川智之さんだったのに小野大輔さんに変わってるので
ちょっとどうなるのかイメージが浮かばない(笑)。
放送を楽しみにしたいと思います。
コミックスの5巻が9月発売だそうですよ。

聖☆おにいさんって

2008-08-23 | 漫画全般感想
なんか気になってたので読んでみたら、マジでスゴイ面白かった。なんかもう設定がいちいち
おかしくて笑えます。Tシャツの文字とか毎回違うんだけど、それがまたいちいち笑える(笑)。
散らばってる小ネタも、全部わかる人は多分数倍楽しめると思います。
ただ、これ海外で大丈夫なのかなとかちょっと心配。キリスト教の人たちからクレームとか
来ないのかな(笑)。(聖痕から血が、とか)
それと、これでBL的パロディ考えてる(考えるなよって)人がいたら、イエス×ブッダなのか、
ブッダ×イエスなのか。ワタシ的には受×受に見えるんですけど(笑)どうでしょう。
でもってリバ(笑)。・・・ってか、アンタのがよっぽどクレーム来るからっっ!ってカンジですか。
すいませんね、腐ってて。
このマンガはアニメ化とかより実写ドラマ化で観たい気がする。お笑い芸人さんからキャスティング
して。ダメかな。で、大天使をも追い返す大家さんは柴田理恵(笑)。

セキレイ (極楽院櫻子)

2008-07-05 | 漫画全般感想

アニメも始まりましたね~。ワタシはこれから観ます。今日の夜かな?
原作は6巻まで出ていて、今月7巻が出ます。
巨乳、巨乳、巨乳のオンパレード(笑)で、世のオッパイ星人にはたまらないでしょうね。
描いてる人は女性だし、読んでる私も女性ですが、たぶん男性ファンが圧倒的に多いの
だろうなと思います。
前に書きましたが、この人の作品はBL(さくらあしかという別名の)から知って好きになり、
本家の極楽院さんの作品も色々と集めて読みました。こちらの名前でもBLを書いてたんですね。
元々は、さくらあしかという別名はショタものの時に使う名前だったようですが、のちに普通の
BLもこの名前で描くようになった、というカンジのようです。
BLもノーマル(男女)な恋愛ものも、どっちも好きなので、この「セキレイ」も好きです。
でもちょっと、主人公の皆人くんがハーレム状態(笑)なのでこの先どうなるのか心配ですね~。
や、皆人くんが、というよりセキレイの女の子達が。だってもう彼は最初から一人しか見てない
じゃないですか(笑)。他の子たちはどうなるんだろう。
月海ちゃんがけっこう好きです。律儀でマジメでツンデレで(笑)。
「資源ゴミはちゃんと回収日に出さんかーーっ!!」・・・(笑)。
絵的に皆人とツーショットだとBLっぽさが楽しめる(笑)のは、篝。最初は月海ちゃんとイイ感じに
なるのかな?なんて思ってましたが・・・ねぇ。まぁセキレイ同士ってのはやっぱりナイのかな。
男のままでもイイのにねぇ。男のセキレイと男のマスターだっているんだし。
だって皆人くんのとこ、女ばっか・・・(笑)。
7巻で篝の件がどうなるのかわかるんですよね~?楽しみですが、たぶん皆人がアレでしょうね。
だってちょうどエレメンツそろうじゃん。火・風・水・土。
あと、月海ちゃん、ようやくわかるか?篝と焔。ってか、なぜ気づかないっ(笑)。

例の萌え属性ですよ(LOVELESS)

2008-05-18 | 漫画全般感想

やっぱりコレですね。ショタ(ロリ)萌え属性が発覚した原因は(笑)。
先日ハマった「LOVELESS」。
前回、あらすじ含めて色々感想なんか書きましたが、細かい色々を書いてなかったんで
ちょっと気になってたんです。小学生の立夏と大学生(20歳)の草灯、二人のベタつきぶり
(ってゆーか一方的に草灯がベタベタしてるんだけど・笑)において、草灯のヘンタイぶりも
かなりツボなんですよ。
自分の耳にピアス穴をあけさせたり(立夏にピアッサー持たせてあけさせるの)、勝手に
立夏の部屋の窓から侵入するわ、勝手に寝てる立夏をパジャマに着替えさせるわ、
家の玄関の合鍵作るわ(笑)、ストーカーちっくなヘンタイぶりがもうスゴイ好き。
って、かなりヤバイですけどね。嫌われてたら確実に犯罪ですからっ。
しょっちゅう手をつなぐ、抱きしめる、キスするって、もう草灯だけは勝手にラブラブ状態(笑)。
でもこんな二人を見てると幸せな気分になるって人はけっこういるんじゃないですかね。
ホントはすごくヘヴィな状況で切ない二人だからこそ。
なんか楠本まきの「KISSxxxx」っていう漫画を思い出します。あれもカノンとかめのちゃんの
ラブラブ、二人の世界ってカンジがすごく見てて幸せな気持ちになれたから。
「LOVELESS」の8巻で、二人が新年を迎える話があって、それ読んでてPlastic Treeの
「ツメタイヒカリ」を脳内BGMで流してる自分がいましたよ(笑)。
手をつなぐ、ポケットに手、雪、鐘の音、とキーワードがあまりにもピッタリ!
知らない人はぜひ聴いてみて下さい。ちょっと昔の曲ではありますが。
・・・そういえば草灯のヘンタイぶりでもう一つ、重要なのがありました。
小学生に向かって20歳の男が「いつか抱いて」って・・・!(笑)・・・受け宣言?!
こういうキワドイこと結構言うんですが、そのままの意味なのかあるいは別の意味がある
のか、真意はわかりません。
(1巻では「今はしないよ。立夏みたいな子供相手に勃たないよ」って言ってましたが・笑)
すっかりハマってしまったワケですが、話が一向に進まないのがとてもツライ今日この頃。
連載誌「ゼロサム」も読んでみました。が、たった8ページしか載ってない。
マジっすか?? 8ページって! 投稿漫画だって16ページでしょうが!・・・ってものスゴイ
ビックリでした。ああ・・・溜まっていくフラストレーション。

LOVELESS~高河ゆん

2008-05-11 | 漫画全般感想
高河ゆん 「LOVELESS」 1~8巻

ずっと以前から気にはなっていたものの、なかなか手に取る機会がなく今に至っていたんだけど
最近アニメ版(全12話)を観ることができて、観終わってから晴れて原作漫画を購入。
や、なかなか思ってたよりもずっと面白かったんで。アニメが。
BLではない雑誌に連載されてるのでBLではない・・・と思いますが(笑)BL要素は強いです。

主人公の立夏(12歳)は2年前になぜか人格が変わってしまい、今の人格になってから2年分の
記憶しか持たない。以前の記憶はなくなってしまっている。なので現在の自分の記憶もある日
突然なくなってしまうのではと怖くて、日々思い出づくりに余念がない。
そしてそんな立夏を異常に虐待する母親。立夏を守って支えてくれていた兄の清明(17歳)は、
突如何者かによって殺されてしまう。生きる意味さえ失いかけていた時、立夏の前に現れた
草灯(20歳)。彼は兄・清明の友人だと名乗り、立夏を守ってくれと頼まれたと告げる。
身も心も魂もすべて捧げる、深く強い絆で結ばれたいと言う草灯にとまどう立夏。
草灯は清明の戦闘機だと言った。そして清明は草灯のサクリファイスだと。戦闘機とサクリ
ファイスは同じ一つの名を持ち、対となって闘う。言葉(スペル)による戦闘機同士の戦いに
おいて、サクリファイスは自分の戦闘機が受けるダメージを引き受ける役目を持つ。どちらかの
サクリファイスが完全拘束されると戦闘は終わる。
清明と草灯の名はBELOVED(ビラブド。愛されし者)。そして立夏もまた兄と同じく名を持つ
サクリファイスだった。その名はLOVELESS(ラブレス。愛なき者)・・・。

というのが、まぁだいたいのあらすじです。
これ読んですぐ「是-ZE-」(志水ゆき)に似てる、と思った人もいるでしょう。私もです(笑)。
てか、こっちのが先ですけどね。ただ、「是-ZE-」と違って、こっちは戦闘機がしもべでサクリ
ファイスが主人。逆です。まぁ言霊も言葉を使って闘うから同じっちゃ同じだし、魔法と
ほとんど同じ印象を持ちました。
で、清明が死んで立夏のもとに来た草灯は名前違いでありながら対となります。小学生が
20歳の大学生のご主人(笑)というだけでも萌える人はいるでしょう。私はそんなにショタじゃ
ないけど結構萌えです(笑)。
このLOVELESSっていう名前も結構色々懐かしいというか、好きですねぇ。もうこの言葉で
真っ先に思い出すのはルナシーの名曲「LOVELESS」ですよ。大好きなんです。ここから
取ったとかは別にどうでもいいことなんですが、BELOVEDってのもGLAYの曲名にあるし、
多分・・・そうなんでしょうかね。や、別にいいですけど(笑)。ってか知らない人はぜひ
「LOVELESS」聞いてみて下さい。ルナシーの曲で私がいまだに一番好きな曲です。
話がそれましたね。
この作品、今現在8巻まで出てるんだけど展開が遅い、遅い(笑)。もうちょい早めにお話を
展開してってほしい感じ、バリバリです。しかも疑問とか謎が山ほどある。
まず立夏の本当の戦闘機がどこにいるのか。いつ出てくるのか。しかも出てきたら結構
ヘヴィなことになりそうで草灯が可哀相ですが。草灯は清明のために同じ名を刻まれて
対となったのですが、もとは空白なので本当のBELOVEDの名を持つ戦闘機もいます。
で、今は立夏の戦闘機として傍にいるわけですが、この名前が違うことで彼本人も毎回
傷ついて痛い思いをするという、草灯をいたぶるお話にしか見えない(笑)っていう気も
しますが。
しかも主人(名前が同じ)の命令は絶対なので、清明に命じられれば拒否できない。
もし立夏の命令を一切聞くなとか、守るなとか言われたら一体どうなってしまうのか。
この名前を書き換えることはできないとされているんですが、そうするとずっとこのまま
なのか、それとも立夏の愛の力で前例のない事態を作ることもできるのか。
疑問だらけで聞きたいことがありすぎです(笑)。
あと、一番ツッコミたいのはなんでネコミミなのかってこと(笑)ですか。
なんかこの世界では(普通の日本の現代に見えるけど)子供はネコミミとシッポがあって
大人になるとそれがなくなる、っていう決まりが暗黙のまま存在してたりします。
大人になる年齢は人それぞれで、要はカラダ的な意味でのことらしく、まぁ早い話が
経験した人ってことのようですね。(わかりますよね?)
草灯がミミを落としたのはかなり若い時で、しかも相手は男なんだけど(笑)それでも
いいのか、ってちょっとそこらへんも疑問だったりするけど。
今はもう先が気になって仕方がない状況ですが、とにかくなるべく早くストーリーを
展開させて下さいっていう気持ちが大です。
戦闘のシーンなんかは、漫画よりアニメの方が的確に描写されてるんでアニメを観る
こともあわせておススメします。BOXが6月に出るみたいですね。
(草灯を小西克幸さんがやってるんですが、最初ぜんぜんわからなかったです。
グレンラガンの兄貴の声とかしか知らなかったんで(笑)ビックリ。でもすごく合ってて
良かったですよ)

小玉ユキ

2008-05-05 | 漫画全般感想

小玉ユキさんの、
「光の海」 「羽衣ミシン」 「坂道のアポロン」1巻
を、読みました。
最近話題になってるので気になって読んでみたのですが、久々にこういうジャンルの漫画を
読んで感動しました。
「光の海」は、ものすごいフツーの日常の中にごくフツーに人魚が存在してるのが不思議な
お話。どこどこの川にアザラシのタマちゃんが、とかそういう私たちの世界でよくあるような
光景が人魚で存在してる。男の人魚が出てくるのが新鮮です。
世にも奇妙な物語とかでドラマ化したら面白いかも、と思いました。
「羽衣ミシン」
これも不思議なお話。現代の「鶴の恩返し」。助けられた白鳥が恩返しにやってくる。
白鳥の美羽ちゃんが可愛いっ。こんな可愛い子がある日突然やってきたらそりゃもう大変
でしょう。そんでもってある日突然いなくなってしまったら・・・。
ラルクのWhite Feathersを思い出しました。や、全然違うんだけどなんかせつないので。
「坂道のアポロン」
メガネの優等生!もうそれだけで私の気を引いている(笑)。
(しかもメガネをはずすと綺麗な顔)
フクザツな家庭環境の高校生。転校した学校で出会った不良だけど気のいいヤツ、
可愛いくて優しいクラスメイトの女の子。クラシックしか弾かなかったピアノで初めて弾く
ジャズ・・・。それまで一人で過ごしていた時間が急激に忙しくなる。
青春の始まりですよ。次巻が楽しみです。
同時収録の「種男」っていうのも人魚とか白鳥の恩返しとかと似た、不思議なお話。
今度は植物ですよ、奥さん。
白鳥のお話はアレですが、人魚の場合は人間と結ばれたお話ってなかったんですが
どうなんでしょう。人魚と人間。ダメなのかな。

Vassalord (黒乃奈々絵)

2008-04-17 | 漫画全般感想

「Vassalord.」(黒乃奈々絵)。最近、他の本を探してて偶然出会った。ヴァンパイアものは
大好きなので、即買い。
ヴァンパイアのジョニー・レイフロ(黒髪の方です)と、その隷属であるサイバー・ヴァンパイア
のチャーリー。二人が主人公の話だ。「HELLSING」(平野耕太)と「トリニティ・ブラッド」に
似てる気がする。足して割って「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を加えた感じ?
ただ、このレイフロがめちゃめちゃエロくて(笑)好きです。エロさしか放出してないような
デザインだもん。見ろやこの腹筋!みたいな(笑)格好だしアゴヒゲだしスプリット・タンに
舌ピアスですよ。アンタ。どんだけですか。
この人の声は藤原啓治さんがイイなぁ、と思って読んでたら巻末にドラマCDの話が出てて
誰がやってるのかキャストが気になって公式サイト見てみたら、なんと!藤原啓治さんじゃ
ないですかっ!・・・ビンゴってしまいましたよ。初めてです。
ドラマCDって買ったことないし、あんまり聞くシュミはないんですけどこれはちょっと聞いて
みたくなりました。
そのうちアニメ化するんでしょうけどね。まだ巻数が出てないから先の話でしょうけど。

この話、BLではないんですがちょっとBL要素はあります。ロリ、ショタ要素もあります(笑)。
苦手じゃない人ならおススメしたいですね。
早く3巻が読みたい。
余談ですがレイフロって、ついレンフロと言ってしまいます。ブラッド・レンフロからとったんで
しょうか。彼は去年亡くなってしまった俳優さんで、子供の頃からハリウッド映画で活躍して
きた人でした。クソ生意気なガキで、そういうところが結構好きでした。将来はロックスターに
なるなんて言ってた子供でしたが、overdoseで死んだなんて、死に方だけはロックスター
そのものだったのが少し皮肉な感じですねぇ。