goo blog サービス終了のお知らせ 

オ リ メ ガ。

萌え専用ブログ。ほぼBASARA3の石田三成に陣地占領されてます(笑)。

青春ソバット(黒娜さかき)

2009-04-09 | BL漫画感想

月刊IKKIというBLじゃない漫画誌に隔月連載されている、BLマンガ(笑)。
元・女子高だったが共学制になって最初の男子学生がクラスでたったの4人、という恵まれてるはずの
環境でその4人の内の一人となった有田。
浮かれ気分で夢見てたのに、ある日突然4人の内の一人である男子学生・白洲にトートツにキス
されてしまう。しかも女子の見てる前で。
さっそく女子達に二人はホモだと噂を流されるが、なんと白洲はマジでホモ(笑)だった。
16歳なのに経験豊富なゲイ(受)の白洲と、お気楽ノーテンキ童貞ヘタレなノンケの有田。
ノンケの有田をいちいち翻弄したりからかったりして反応を楽しむSなメガネの白洲は、それでも一応
オッサンスキーでガキには興味なし、と言いながらなんとなく有田が気になる。
有田は未知の世界(しかもまだ童貞なのに)に驚愕しつつ、なんとなく白洲が気になる。
友情とそれ以上の未知の感情の間で揺れつつ送る青春の日々。
この白洲くん、クールメガネでなんでもソツなくこなすのに意外なところで不器用だったり、モロい
部分があったりしてかなり愛しいです(笑)。年上の(既婚者)オッサン元彼とズブズブだったり、かと
思えば本命の人がいて長いこと片思いしてるとか、すごくあやういカンジが可愛くて。
有田くんはお気楽バカですが、好きなヤツとしかしないんだと言い切る純なところがある愛すべき
ヘタレキャラ。
二人は共に惹かれあってる部分もありながら、友情を優先しているという状態なので今後どうなるか
展開が気になります。2巻では白洲くんの本命相手も登場・・・しますが、絶対に結ばれない相手で
あると本人もわかってます。本当の意味でわかっているのか、はたまたそうではないのか。これも
すごく気になります。早く次巻が読みたい!
ただ、白洲くんと有田くんが結ばれるという方向で話が描かれてるとは思うので(でないと何の意味も
なくなる 笑)、この先どうなるのか興味津々。だってBLじゃない雑誌だしさぁ、どうするんだろう、
とか思って(笑)。

※前に作者のサイトでアンケートが出てたんですが、今後の展開という項目の中に
「IKKI読者を完全に置き去りにする怒涛のBL的展開」(笑)みたいなのがあって笑いました。
結局どの展開が一番人気になったのか知りませんので、単行本を楽しみしたいと思います(笑)。

きみの琴線をコード弾き。

2009-04-03 | BL漫画感想
映画とか本とか、スゴイ衝撃を持った作品にはたまにこういう状態にされる時がある。
何日間かずーっとその作品のコトをあーでもないこーでもないと考えさせられてしまうのだ。
琴線に触れるとかではなく、つまびくとかいうよりもむしろコード弾き。
今まさにそれがルネッサンス吉田さんの「茜新地花屋散華」なのだ。30日の夜(日付は変わって
しまったけど)に感想まがいを書いてから、何度も追記を書いている(笑)。
人それぞれ、色んな解釈ができるのではないかと思う。それほど深く、難解なアプローチであり
ながら、BLが持つ(BLだけじゃないけど)定番である萌えをこれでもかというほど詰め込んでいる
のがスゴイ(笑)。そこらへんは詳しく指摘するまでもないと思うのであえて書かないけど、その
混在が生み出すカオスがこの作品の異色さとか、独特さをさらに大きくしている気がする。
BLであるという部分を排除したら、一般の人たちに絶賛される文学的作品ということになるのかも
しれないけれど、それではツマラナイので、やはりここは前衛的なBLとしてBL界で燦然と輝いて
ほしいものである。
開高十三という人間に恋焦がれて、がむしゃらに一途にただただ想いをぶつける深沢くんに
はげしく感情移入してしまうほどには、私も好きである。でもあそこまで自分を捨てることは私には
できない。純然たるバカ(笑)というのか、深沢くんはどこまでも捨て身で正直で、ああいう子は
コワイだろうなぁ、と思うのだ。ゆえに、たちうちできない。この子にはかなわない、と本能で思うだろう
なぁ、と。決して羨ましいとは思わないけど(笑)。

※追記を何度も書いてる件ですが、正直まだ書き足りない(笑)。でもこれ以上やると丸々1冊解析、
みたいな、すべて読み解く、みたいになってしまうんでやめておきます。
(ノートにかなり書いたものから抜粋してあの量(笑)なんです)

・・・人物名の由来について・・・

これはあんまり関係ない気もするのでいいかなとも思うんですが、一応。
開高っていったらあの開高しかないよな、と読んですぐに浮かんだのが開高健(作家)だったんですが、
「輝ける闇」という言葉が書かれていて、ああやっぱりそうか、と確信しました。
なので人物名はおそらくすべて作家の名前からとられているのだと思います。
(他の二人は自信がないので(笑)アレですが多分、埴谷雄高、深沢七郎ではないか、と)
作品とは関連ないですけど、そういうところから興味を持って小説を読んでみたりするっていうのも悪く
ない気がするので書いておきます。

茜新地花屋散華(ルネッサンス吉田)

2009-03-31 | BL漫画感想

もう、OPERA本誌で読んでた時からスゴイ、これはスゴイと思ってたので単行本が出た日には
書かないワケには行きませんよ。
まず、この大きさにビックリ。OPERA本誌と同サイズ(笑)。なぜこの大きさ!・・・なのかは、
恐らく縮小の関係だと思うんだけど、あまりに細かい文字をたくさん書いてるからこれ以上縮小を
かけられないとか(笑)そういう・・・。
モノローグがとにかく多いんですよ。多いとかいうよりも、一人称の小説を漫画と組み合わせて
進行してるような、かなり新しい前衛的な空気をバリバリ持ってます。
で、これはワタシ的には特筆しないワケにはいかない。NUMBER GIRLの匂いがしまくってます。
実際、「鉄風 鋭くなって」の歌詞がそのまま使われてるシーンもありました。(JASRACのマークが
入ってます)
全編に渡ってNUMBER GIRLちっくな文章が結構あって、相当好きなんだろうなというのはよくわかる
感じです。頭の中でNUMBER GIRLの曲が流れまくりでしたよ私。
この作品の内容ですが、高校生の男子3人の恋模様、というのが最もわかりやすい言い方になると
思います。が、とにかくフツーのアプローチで描かれていないので、読み手を選ぶ気がします。
苦手な人は苦手だろうな、というか。ハッキリ好き嫌いが分かれるカンジ。
(比喩や暗喩が多く、読み手が咀嚼して反芻してその意味を自分なりに解釈しなければならないという、
かなり難解な書き方)
男同士だけじゃなく男×女もあるし、かなり変態テイストで性暴力的な描写も多いので、苦手な人には
ススメません。
開高先輩と、メガネの痛々しい受キャラ(笑)深沢くん、二人は互いに光と闇を感じ合う、強烈な惹かれ
合い方をして関係を結ぶ。恋愛感情というものが持つ、互いを侵食していくような感覚、依存、
自分の中の何かが失われてしまうような恐怖感(8割9割、相手のことしか考えられなくなるような
ことなのか)に耐えられなかったのか、先輩は深沢くんから逃げてしまう。唐突に拒絶してしまう。
何から何まで先輩の言いなりで、世界のすべては先輩であるとまで思い込んでしまう、これまた
歪んだ深沢くんはショックのあまり、なりふりかまわず先輩に対して感情をぶつける。先輩しか
いらないとまで言い切る深沢くんにとって、その他すべてはどうでもいいもの。自暴自棄で奇行に
走る彼を救ったのは埴谷くんだった。しかし彼もまた歪んでいて、自分が手に入れられない相手に
しか興味を持てない。はたしてこの3人はどうなるのか・・・。
深沢くんがもう少し頑張って、先輩に負けを認めさせてほしかった。先輩がまた柔和なS(笑)って
いうの?これがなんとも言えず私好みのキャラだもんで。変態だしな。
二人が最初に互いの想いを告白しあうシーンが好きです。
「違いました?」「違わないです」
先輩がいきなり深沢くんにキスしたあとに交わすこのやりとりがたまらない。何この簡潔なセリフ。
全体としては青春残酷物語っていうカンジではあるんですが、とにかく作風に作者のほとばしる
才能、ただならぬ才能を感じます。好き嫌いは分かれるでしょうが、とりあえず一読して損はないと
言っておきます。

※だいぶわかりやすく紹介したつもりですが、いつものごとくボキャブラリーの無さ(笑)ゆえに伝わり
づらいと思いますがお許し下さい。

追記です。↓内容に詳しくふれるので作品を未読の方はなるべく読み終わってから読んで下さい。

開高先輩と深沢くんは運命の相手だったんだろうと思う。だから、先輩が逃げてしまわなければ互いに
死が二人を分かつまで互いしか見えないくらい深く関係できた気がする。相手に真剣に向き合うことは
心の半分を明け渡すのと同じこと。ゆえに失う時は半身を失うも同じ。それは怖いし、最初から無ければ
その方がきっと楽だろう。ずっと浅い、薄っぺらくぬるい関係を何度も人生の中で繰り返す方が多分、
楽だと考える男は多いんだろうと思う。
埴谷くんも最初は逃げようとしたけど、結局は向き合う決心をする。自分よりも相手を取る、ということが
おそらく真剣に相手と向き合うことなんだろうと私は解釈しました。開高先輩と埴谷くんの選択の対比が
ハッキリ描かれていたのが、印象的です。
墓場でのイニシアチブ交替(深沢くんのお願いをきいてしまう先輩がそう見える)から、このままでは
ヤバイと、彼の存在が大きくなってしまう不安にかられた先輩が、多分深沢くんの方から離れて行く
ように仕向けたくて色々ムチャなことを(笑)エスカレートさせていくけど、結局それををすべて受け入れて
従ってしまう深沢くんにストレートに別れを突きつける。
だけど「もう飽きたんです」でもなく、「もう嫌いになったんです」でもなく、何一つ理由も言わずに斬り捨てる
のは、とてもズルい、ヒドい人だなと。なぜ引導を渡してやらないのかと。
だから深沢くんは理由を求めてひたすら追いかけ続けてしまう。(思慮深ければそこで気づくけどね)
先輩はどうでもいい嘘(六花さんと結婚するとか)は平気でつけるけど、心を偽る嘘はつけないんでしょう
ね、きっと。そしてとても臆病なんでしょう。
心の奥まで入れそうだったからこそ先輩はシャットアウトしてしまったんだって気づけば良かったですよね。
気づいてそれを突きつければ逃げられなかったかもしれない。観念したかもしれない(笑)。
それでも、「捨てなさい」なんて言いながら第二ボタン(笑)を渡すほどには、その日のうちに街から
失踪してしまうほどには、先輩は深沢くんに未練があったのではないかと思うのだ。手放したことを少し
後悔したのではないかと思うのだ。(だって深沢くんが絶対捨てられないってわかってると思う 笑)
それともう一つ。
「埴谷くんと」っていう言葉を2回言っている点。わざわざ2回も名前を言うあたりが未練を思わせているし、
同時に完全な決別を自分自身に促すようにもとれる。

ちょっと小難しい部分の解釈(笑)↓私なりの解釈なのでそれをふまえて下さい

最初に開高先輩は他者からナニガシと呼ばれて成り立つ自分自身という存在をいくつか持っていて、その
いくつかが失われることを怖がっていた。制服を着て「学生」と呼ばれる自分、「部長」と呼ばれて成り立つ
自分、その二つはあと1年で失ってしまう。残るのは「店長」と呼ばれて成り立つ自分という存在と、家族との
関係性だけ。そこに新たに加わったのが深沢くんとの関係性だった。
でも深沢くんとの関係性はあまり深くならないうちに自ら捨ててしまうことによって、失うことから逃れたかった
のだろうと思う。けれど深沢くんの「あなたで完成した俺はあなたなしでは何者なのか」という問いに、自分
自身のそれを重ねたのではないだろうか。開高十三とフルネームで呼ばれ、自分は一体なんであるのかと
問われた瞬間に、もしかしたら全てを悟ったのではないか。
失いたくなくて捨てたはずのそれが、結果的には失っていた事実を知ったのではないか。
だからこそ、「学生」である自分と「部長」である自分の存在を失ったその日に、「店長」である自分と、家族
との関係性までも一度に捨て去ってしまったのではないか、と思うのだ。
恐らく最も深い関係性だと思い知らされたが故の選択。(つまり、深沢構三との関係性によって与えられた
自分という存在が、開高十三そのものだった)
結局、触れられたくなかった魂に、触れるどころか深く突き刺さってしまったのだと思う。開高十三という人間
として存在し続けることが困難であるほどには。
だからきっと、開高先輩は名を捨てて別の土地でまったくの別人になり生きているのだと思う。
普通ではない環境で育ったがゆえに、きっと普通の愛し方・愛され方を知らずに来てしまったのだろうな、と。
だから「母に愛されたかった そうして彼を愛したかった」という言葉の前に、
”ごく普通に”という言葉が隠れている気がする。
「ごく普通に母に愛されたかった そうしてごく普通に彼を愛したかった」

↓開高先輩に真剣を突きつける深沢くん。真剣を白刃どられちゃってる(笑)のが、深沢くんの真剣な想いに
対してあっさりとあしらってる先輩、という図式がよくあらわれてますよね。こっちの方を表紙にしたら
良かったのになぁ。インパクトすごいし。


我、狂気を以って 凶器と化す。 ってカンジでしょうか。

ちんつぶ1~3巻(大和名瀬)をYahooコミックで

2009-03-27 | BL漫画感想
読みました。これ前から読みたかったんですがずっと先延ばしにしてたんで(またか 笑)。
取手、綾瀬、神谷、岩淵の4人の男子のち●こが入れ替わってしまう(笑)という、ハチャメチャな
ストーリーで、取手くんは現在のところ本体が意識不明で綾瀬くんのち●こだけが取手くん、
神谷くんと岩淵くんは互いに印象が悪いのにち●こが入れ替わってしまったことで徐々に互いを
知っていく。
ち●こにもう一つの人格があるっていうか、本人の分身的な一個の人格として存在してるっていう
時点で(笑)もうかなりオカシイ。大和名瀬さんの作品は結構色々読みました(最近のでは「教師も
色々あるわけで」が面白かったです)けど、この美麗な絵でこの内容(笑)はスゴイ。
あんまり書いちゃうと未読の人にはツマラナイと思うので内容に関しては詳しく触れません。
ワタシ的には岩淵×神谷が好きです。メガネのカタブツ岩淵くんと、奔放ビッチ系美人の神谷くん。
最初は岩淵を嫌ってた神谷だけど、あんなコトやこんなコトで(笑)だんだん仲良くなって・・・。
この二人が元に戻って、本格的に結ばれてくれることを願っている人はけっこう多いんじゃないで
しょうか。

向日性のとびら(SHOOWA)

2009-03-01 | BL漫画感想
この人は深井結己さんのような特筆すべきストーリーテラーだなぁ、とあらためて思いました。
ただ、とても単行本1冊に収まるような話ではなく、本来なら3巻くらいに渡って描くべき内容で
あるとも思います。
カイという17歳の少年を突然引き取ることになるシス。カイは亡くなったシスの兄の養子だったと
いうが・・・?
謎めいた少年と14歳年上のシス。なぜかベッドに入ってきたがる少年に、不思議と変な気持ちを
抱き始めてしまう。
謎めいたカイ、そしてシス、亡くなった兄。三人の秘密が明かされるところで、大変残念なことに
説明、説明になってしまっていて、ものすごい文章(笑)量で書かれているワケなんですが、
本来ならやっぱりもう少し長いお話にして描くべきところを端折ってしまった結果・・・なんでしょうね。
あまりの情報量の多さについていけなくなる読者が(笑)いるんじゃないか、と心配になるほどの
シーンでした。
でも基本的にこういうのは好きです。
ストーリーありきで、そこに男同士の恋愛が入っているというパターン。男同士じゃなくても良くね?
とか思っちゃったらいけません(笑)。そこが重要なんですからっ。
・・・それと、最近けっこう商業作家のかたで二次創作系(同人誌)やってらっしゃる人多いんですが
SHOOWAさんもその一人で、REBORN(家光×ディーノ)を描いておられるんですよね。
ってか、なぜ家光×ディーノ!超マイナーカプ!(笑)
(あ、家光とディノも14歳差じゃなかったっけ? 笑)
※もう一つ、この単行本のカバーをはずすと珍しく下にも絵が!・・・花音コミックスではなかなか
ないですよね? 今後増えていくのかな。

※SHOOWAさんの他の作品についてはコチラ

BLマンガ2冊(SHOOWA)

2009-02-16 | BL漫画感想
SHOOWA 「Nobody Knows」 「NON Tea Room」

SHOOWAさんの「Nobody Knows」は、ちょっと近未来なカンジのテイストで、変わった話です。
人形(性的な意味合いの。AIが入ったセクサロイド的な)の掃除をする仕事をしているモドルと、
無表情で感情表現をほとんどしないススムの出会い編。二人の話は「NON Tea Room」の中に
続編が収録されてるんですが、これどうして1冊にまとめなかったんだろう。と、ちょっと残念です。
ススムはもしかして人形なんじゃないかと思っていたモドルに、思いがけない答が・・・。
すごくいい話なので、このまま一つの映画とかにしてもイイのではと思います。
ここに出てくるDNAの話は、ちょっと同感ですね。似た人に惹かれるのはそのせいだと思うから。
DNAが自分にないものを欲するというのを、どこかで聞いたことがあります。だから強く惹かれる
相手には、その人のDNAを自分のDNAが無意識に欲しがっているんだと。・・・でもそれだけだと
恋愛ってちょっとツマラナイものに見えてしまってヤですよね(笑)。しかも一体ナニに支配されて
るんだ、自分!とか思ってちょっとコワイし(笑)。ミトコンドリア??みたいな。
他にも、バンドをやってるコたちの三角関係っぽい話とか、ギャグテイスト満載の話とか、色々
面白かったです。ギャグ満載のものはスゴイ(笑)です。いろんな意味で。

※これは2008年6/17に書いたものです。(記事を整理したので日付が違ってしまいました)

王子が愛したスパイ(高井戸あけみ)

2009-01-30 | BL漫画感想

これは、BFC(ブレックファーストクラブ)シリーズですね。実は結構前に中古で入手して(だって
中古でしか買えないのがいっぱいあるんだよっ)読んだんですけど、最初の話では脇役だった
二人(犬山と三木)が主役になってからの方がずっと話が長い(笑)というシリーズですよね。
この二人すごく私好みなんで(犬×猫のカップルが好きだということに気づいた私)
今回のも面白かったです。
前作が大学時代で今回は社会人。犬山くんは一見チャラい(笑)軽さがあって飄々としてるのに
実は色んな才能があって、遊んでるうちにいつのまにかイイ結果が出てしまう運の強い人。
陽気で誰にでもオープンな感じでいながら、何を考えてるかワカラナイようなところとか、実は
けっこう大事なところはちゃんと線を引いてるような、そんなキャラが加賀見くんと似ている気も
します。このテのキャラを描かせたら、高井戸さんにかなう人はいないかも(笑)。
そして相変わらずクールでビューティーなメガネの三木くん。
この人は乱暴なツンデレ(笑)で、私の好みの受キャラど真ん中ストライク。
なんだかんだこの二人のシリーズは人気があるんでしょうかね。まだ続くような気がします(笑)。
ただ、カンジンのBFCシリーズ(既刊5冊)が書店にないというのがちょっと・・・。
知らない人たちは読みたいと思うだろうし、早急に増刷をお願いしたいところです。

※前作(「ドア トゥ ドア」)では二人が大学に行ってからのエピソードだったのですが、シリーズ
そのものは全寮制高校の同室という話から始まってます。
「ブレックファーストクラブ」「ルームメイト」「ベッドタイム」「ピロートーク」「ドア トゥ ドア」で、最初の
作品以外はすべて犬山×三木が主役のお話(笑)。
これ以外の高井戸さんの作品は、「トリップ」その続編「コピーキャット」、
「夜ごとの月」「恋の片道切符」「35度の恋愛熱」「プリンスチャーミング」(全3巻)
「君が寝息をたてるまで」「マイ・ボディガード」「恋愛の神様に言え」「月のマダム」
「好きになったら10まで数えろ」「ホームドラマ」


中村明日美子まつり

2009-01-27 | BL漫画感想
先日、OPERAの最新号(vol.13)についてチラっと書きましたが、結局買ったんですけどね、
読んだんですけどね、ネタバレになっちゃうからここで書けないということに気が付きまして(笑)
ひそかに消しちゃったんですよ。・・・でもちょっとビックリした! ええっそんな状況なのに
そんなコトをっ!・・・って感じの展開にもうビックリ。詳しくは読んで下さいっ(笑)。
で、今週発売の花音(DX11)もmellow mellowも明日美子さんがカバーイラストじゃないですか!
なにこの明日美子まつり状態(笑)。私にどーしろとっ?
mellow mellowの方は連載終了後なのにカバーを飾るという(笑)ある意味異例の快挙。
インタビューと短編(ショート?)マンガが掲載されてるみたいですよ。
カバー絵のミツオ様が色っぽい(笑)。
あー、今年は単行本が出るの楽しみだなぁ。

BLマンガ2冊 (ヤマシタトモコ)

2009-01-21 | BL漫画感想
「恋の話がしたい」と「薔薇の瞳は爆弾」が届いた。これでやっと全て読めた。
「恋の話が・・・」の方は表題作が、始まりの物語。ゲイの美成が好きになったのはノンケの真川。
告白したらまさかの両想い。初めての恋に、不器用な日々のあれこれが楽しい。
ただ、美成には自分をゲイと気づかせてくれた邑崎という男とのカラダの関係があった。
どうしても腑に落ちないのは、この邑崎に対しての美成の態度だ。気持ちというか、なんの感情も
持たなかったのだろうか。初めて自分にゲイであることを気づかせてくれた相手で、何度も
カラダをつないでいるのに、なんの情も生まれないとは理解しがたい。
邑崎があまりに哀れでならない。
歪んだ方法でしかアプローチできなかったのかもしれないし、好きだと気づいていなかったのかも
しれないから多少は仕方がないのかもだけど。
それと、この作品以外にも多く感じたことで、攻と受の絵的なギャップ(笑)みたいなものがある。
人それぞれ好みの問題があるだろうけど、どう見ても逆じゃない?って思うことが多々。
きっと私だけじゃないはずだ(笑)。
意外にシリアスで暗い話もあったり、所謂バッドエンド的なものってこれから増えたりするんで
しょーか。
・・・とりあえず私は邑崎のこころの声を代弁したいと思います。
「・・・ホントは心も欲しかった・・・」

イルミナシオン(ヤマシタトモコ)

2009-01-16 | BL漫画感想
とりあえず最近出た2冊がまだ手元にないので、「イルミナシオン」のみ。と、けっこう前に
Yahooコミックで「恋の心に黒い羽」は読んだ。「タッチミーアゲイン」も既読。
表題作「イルミナシオン」といい、"始まらない"物語が実に多いこと(笑)。この人の特徴として
"始まらない"、"何も始まらずに終わる"、"あいまいなラスト"、っていういくつかのパターンが
あるように思う。始まる、っていうのはエロに関してとかじゃなくて関係性の話ですよ? 一人の
男がいて誰かを恋うていて、その二人のあいだに生じる関係性。あるいは第三者の介入による
関係性。そのいずれも何かが始まるわけでもなかったり、始まる前に終わってたり、というのが
多い気がするんですよ。
「くいもの処 明楽」は関係性が始まるのが逆に早すぎて(笑)ビックリだったけど。「その火を
こえてこい」とかもそうですね。でもあれは10代なんである意味オッケー。
で、今回ビックリだったのが収録作の中にあったデビュー作(BLの)「神の名は夜」。
あまりにも正攻法(笑)ってゆーか一般的なBLだったんで、この人こんなのも描けるんだ!って
いう意味でのオドロキが。これわりと好き・・・っていう人多いんじゃないかな(笑)。
こういうのが好きでこういうのが描きたいなら描いたらいいじゃないかっ!って思ったんだけど
もう今さらムリでしょうね(笑)。今のヤマシタトモコさんのスタイルが受け入れられてる現状で
これをやっても多分ツマラナイって言われそう。残念。私コレすごく好きなのに(笑)。
もう一つの特徴として、女性が出てくる話が多いってのもありますね。女性の視点で進む話って
いうのは、他のBLにはまず見られないと思う。
"恋敵よ いま きみの手をとる"
なんてカッコイイんだ(笑)。この女の子と「恋の心に・・・」の中の、ゲイの弟を持つお姉さんが
好きです。女性の強さ、っていうものを実によく表現している感じ。

「恋の話がしたい」と「薔薇の瞳は爆弾」については、また後日書きたいと思います。

ヤマシタトモコさんはアフタの四季賞を

2009-01-11 | BL漫画感想
受賞していたというのを知って、ものすごくビックリしてしまいました。
2005年に受賞して、ちょっと受賞作が色々ゴタゴタがあったらしく、アフタヌーン本誌で
デビュー作を描かれてるかどうかは知りませんけど、その後BLに転向して今に至るとか。
まぁ今、すごい人気のある作家さんなんでアレですけど、あのアフタヌーンと考えるとなんだか
いてもたってもいられないくらい(笑)もったいない気がして。
だってむげにん(無限の住人)とか女神さまとか蟲師を連載してる雑誌ですよっ!?
弐瓶勉が連載してた雑誌ですよっ!?他にもあんな人やこんな人が・・・。
おおお・・・。うらやましいっ。
や、別に漫画家になりたいなんて思ったのは遠い昔の話ですから(笑)今どうこうってことじゃ
ないけど、やっぱり憧れの雑誌とかあるじゃないですか。漫画家になるならこの雑誌でデビュー
したいとか。タラレバなアレが。
男の漫画家さんの場合、エロマンガ誌でデビューしてもその後普通のジャンルに移るのは可能
だと思うけど、女の漫画家さんの場合(女性コミックでデビューした場合)それって結構聞かない
話だなぁと思うし。中村明日美子さんとかオノナツメさんみたいにノンジャンルでデビューして、
BLにも手を広げる、っていうのはあるけど。
まぁ今、BLも多様化してきてるから今後わからないけどね。
ヤマシタトモコさんの場合は意外といけそうなカンジもする。既存のBLにはない展開の仕方とか、
そういうのが新鮮でウケたのかわかりませんが、とにかくこの人すごいですよね人気。
前にちらっと感想書きましたけど(くいもの処 明楽)、自分的に受け付ける話とダメな話が
あって、けっこうバラバラです。絵的にもどー見ても40代にしか見えない(笑)フケ顔の男が
20代っていうのがもうありえなくね??みたいな感想を持ってしまうことが多々(笑)。
高校生の子なんかだとまぁまぁそのへんの年齢に見えなくもないんですが。
・・・そんなワケで最近出た本はまだ読んでませんが(笑)、そのうち読もうかと思っております。

徒然 (トジツキハジメ)

2008-12-29 | BL漫画感想
やっぱり同人誌で出してたものの再録、というか単行本化でしたね。最近は結構こういうのが
多い気がしますけど、他にも他社で発表した作品を同時収録してたりとか、わりと出版社は
BL部門に関しては柔軟(笑)なんでしょうかね。いっそのこと、BL部門だけをすべて合併して
巨大出版社とかにしたらどうだろう。
で、この「徒然」。
エロ漫画家の恩田と、そのアシスタントをしているBL漫画家の相良。二人の日常を描いたもの。
相良はずっと5年間、恩田をひそかに想い続けてきた。ノンケで美少女フィギュアが好きなオタクの
恩田に想いを告白しても、きっと叶わないと考えている。
恩田はBLマンガを描いている相良がホモだというのも知っている。
相良が既成事実をでっちあげて恩田を自分のペースに巻き込んで、流していこうとする展開が
面白かった。自分の手のひらの上で躍らせる的な、ある意味「思うツボ」状態に持っていくのかな~
と思ってたら・・・。
ちょっと中途半端なカンジがして設定がもったいないですねぇ。
まぁ相良が言うようにBL漫画と現実は違うんでしょうけど(笑)。リアルなら確かにああいうユルイ
展開というか、日常になるのかもな、とは思う。
「・・・・・・なんでおまえ、普通に好きって言えないの?」
このあと、じゃあフツーにそう言ってたら、なんて返してくれるんですかっ?って言えばいいのに(笑)
と思ったのは私だけですか?
巻末に書いてた、エロ漫画家から青年誌、少年誌に移っていく人って結構多いみたいですよね。
名前を変えずにそのまま活動してる人とか多いような。大暮維人さんとか。
(エロも読んだことあります 笑)
あとビックリしたのがトジツキさん、3年経った原稿はすべてシュレッダーにかけてしまうって
なぜに?? もったいない! いつか新装版とか完全版とか(笑)色々な形でまた新たに出すとか
する際に困るんじゃないでしょーか。今はデジタルで保存できるから問題ないのかな?

BLマンガ 11冊(わたなべあじあ)

2008-12-21 | BL漫画感想
もうとにかくヘンタイ好きの私としては(笑)、この人のマンガを今まで読んでいなかったことを
激しく後悔。一気に11冊(既刊)読んでしまいましたよっ。
「男のコだからね」「縛って愛して」「チョコとハチミツ」「恋愛相姦図」「キャンディ」「蝶よ花よ」
「あいしてベイビー」「ロープマン」「楽園のペット」「彼氏グラマラス」「春恋さくら」
全体的にヘンタイ・テイスト満載で、基本的にはコメディが多いんでけっこうスゴイことしてても
気にならないです。縛るとか、拘束プレイ多し。3P、4Pも多いかな(笑)。まずフツーのHがかなり
少ないと言ってもいいかもしれない。苦手な人にはアレでしょうけど、絵がすごく綺麗です。
ただちょっと受のコが可愛くて女の子っぽい感じが多い気がするので、そういうので好みが
分かれてしまうかな?でも攻キャラが超カッコイイので、それだけでも充分だと思いますよ。
「彼氏グラマラス」の中の「彼氏ダイナマイツ」シリーズなんて、受のコが怪力で攻をいつも脱臼
させちゃう(笑)とか、新しいカンジで笑えます。もうそれ、彼氏サイボーグじゃん(笑)。
とにかくこれだけ大量の短編を描いてて、まだ引き出しがあるのかっ、と感動するくらい実に
様々なシチュエーションや設定が出てきて、(王道とかベタなものも当然あったりしますけど)
スゴイ作家さんだな~と、つくづく思います。次はどんなのだろう?と楽しみになりますよ。
ラブ&エロスにどっぷり浸かりたい時に、ぜひ! おススメ!

祈る人-完全版-(深井結己)

2008-12-17 | BL漫画感想
絶版になってて読めなかった本の一つが、新装版で登場! このスバラシイ厚さ(笑)に感動。
高校3年間、親友として付き合ってきた滝野と深町。
卒業を目前に滝野はずっと胸にしまっておいた深町への想いを告げるか迷っていたが、ある日
深町から思いがけない告白が。
互いに好き同士だった二人の仲はあっという間に(笑)始まりますが、ここからが大変。
大学進学のため上京する深町と、祖母と二人暮しで地元に就職をすることにした滝野は、
遠距離恋愛をすることに。祖母と二人で暮らす滝野には理由があった。幼い頃に離婚した両親の
どちらとも疎遠になり、居場所がなくなってしまったからだった。そんな滝野にとって、深町との
遠距離恋愛は不安なもの。傷ついたり、傷つけたり、不器用な二人の未来は・・・?
深井さんの作品のファンは、まず表紙のサワヤカさ(笑)とかセンシティブさに軽いオドロキを持つ
ことと思いますが、大丈夫。(?)さすが深井さん。ヘンタイちっくな要素はふんだんです。
まともにフトンとかベッドでやってるシチュエーションが2回しかないっ(笑)。
人に見られながらとか、トイレとかアオカンとか(笑)・・・。(しかもオマケの描きおろしがまた 笑)
や、そこだけが見所ってワケじゃないですからね。もうっ人をヘンタイみたいにっ。
感情表現の苦手な滝野に対して、あの深町のパワーというか陽の気オーラ大放出(笑)的な
ところには、結構感動するかもしれない。
これを機に他の絶版作品も再販してくれないかなぁ。

※他の深井結己作品についてはコチラ

生徒会長に忠告 (門地かおり)

2008-12-15 | BL漫画感想
門地かおりさんの「生徒会長に忠告」(現時点で1~3巻まで刊行)
エロいと評判だったので(笑)読みたかったんですが、ようやく叶いました。
攻めキャラの知賀くん、とても高1とは思えない経験値の高さにビックリですっ。エロかっこいいと
いう言葉が多分一番似合う気がするけど、受けの国斎さんの「この1年いや~~~っっ」って
セリフに、まさにハゲしく同感(笑)。
二人とも柔道部ってのも見えなすぎて(笑)。
国斎さんは2年で生徒会長、知賀くんは副会長になぜか突然なってしまうというところから始まる
ワケですが、どうにもボケボケであぶなっかしい国斎さんってば男なのにやたら痴漢にあうわ、
セクハラされるわで見るに耐えない知賀くんがボディガードに。
別にキレイなわけでもなく、ごくフツーのむしろ芋っぽい国斎さんがどうしてこんなにも男を引き
寄せるのか。疑問に思ってたはずがいつのまにか自分もドツボにハマってしまってることに
気づきながらも必死に自己否定する(笑)知賀くん。
かなり笑える展開で、お互いの気持ちがモノローグで同時に書かれてるので面白いです。
二人とも惹かれあっていく過程が同時なのに、なぜか気付かない(笑)。両想いなのになんという
残念なカップル!でもそこが一番読んでて面白いところなんでしょうね。
だって何度もカラダはつながってるんですよ? なんでそうするのか、そうなるのか、互いに追求
しない(できない?)まま、でもなんとなく核心に触れそうな時にいつもジャマが入って(笑)、
結局ハッキリと気持ちを伝えられない二人。
知賀くんがメガネ男子で長身でエロかっこいい、プラス年下なんで敬語ってのもまた萌える(笑)。
ドラマCDが出てるというので誰が演ってるのか見てみたら、杉田智和さんでした。銀さんかっ!
ちょっと聞いてみたくなった(笑)。
「生徒会長に忠告」シリーズの番外編で「第二ボタン下さい」っていうのがあるんですけど、これも
面白いです。ちょっと変わったアプローチで描かれてるというか、表現の仕方が変わってて。
ほぼギャグ(笑)ですが、こんなの他に描いてる人いないだろうなっていう。ボキャブラリがないので
うまく表現できなくてスイマセン(笑)。とりあえず読んでみることをおススメしますっ。