H2Aロケット打ち上げ成功・・・・衛星分離も成功 27.11.24(火) PM3時50分打ち上げ・・・・4時間半後分離
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の皆さん、本当によかったですね。
この他、多くの方や会社の方が参加・関係されていると想像する。
これから、商業衛星打ち上げの新しい時代を迎えようとしているのだと・・・・・。
頑張ってください。
コストダウン、相反する安全性を向上させて、ドンドン打ち上げてください。
私も、種子島に行って見学したい。
種子島は鉄砲伝来の地、なんとなく撃つ・・・・・・に関連しているように感じる。
* 毎日新聞の報道
H2Aロケット:「やはり胸に迫る」国産新時代の幕開けに
毎日新聞 2015年11月24日 21時08分(最終更新 11月24日 23時33分)
国産ロケット新時代の幕開け−−。H2Aロケット29号機が24日、商業衛星だけを載せた国産初の純商業打ち上げに成功し、発射基地の種子島宇宙センター(鹿児島県)関係者や見学者が喜びに沸いた。種子島では宇宙ビジネスが軌道に乗れば、地元の観光や経済活性化につながると期待が高まっている。
発射地点から6.5キロの長谷展望公園には全国から約900人が集まった。午後3時50分。ロケットがごう音とともに飛び立ち、青空に航跡を描いた。
日本の宇宙産業発展を懸け、飛距離などを伸ばした高度化ロケットの発進。北九州市から有給休暇を使って訪れた会社員、松井孝紀さん(34)は「音と光が感無量。日本の技術力を世界に示すために、ぜひともプロジェクトを成功させてほしい」と声を弾ませた。同じ島内の西之表市から家族と来た瀬下直孝さん(62)は「4度目だがやはり胸に迫るものが違う」。機体を見届け、スタッフやロケットに「頑張ってほしい」とエールを送った。
打ち上げから約4時間半後、衛星が予定された軌道に投入されると、種子島宇宙センターでは、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)のスタッフから拍手が湧き起こった。
「商業衛星の打ち上げが増えれば、島にも大きなメリットをもたらす」。地元の南種子町商工会の寺田栄一郎会長(68)は、打ち上げ成功に歓喜した。
経営する電設会社は宇宙センター関係の工事や、旅館の改築などを受注してきた。ただ、近年はセンターの設備も合理化が進み、関連業務は減少傾向だった。寺田会長は「打ち上げの増加はより観光活性化につながる」と期待する。南種子町によると、JAXAなどが約10年前に試算したロケットの観光面の経済効果は年間約70億円に上る。
JAXAによると、2020年度初打ち上げを目指し開発中の後継機「H3」はより低コストで、年間6、7回の打ち上げも期待できる。三菱重工の阿部直彦宇宙事業部長は打ち上げ成功後の記者会見で「種子島では、今回の打ち上げを発注した海外企業関係者らの歓迎会を開いたり、飲食店にフランス語のメニューを用意してもらったりして、スタッフは喜んでいた」と、地元の手厚い支援を国際市場で戦う強みとして挙げた。【津島史人】