NHK大河ドラマ「真田丸」 9 「駆引」 28.3.6
< 1582年(天正10年)6月2日・・・・ 本能寺の変、信長 49才、武田を滅ぼした3ヶ月後。>
< 1582年(天正10年)6月13日(6月2日本能寺の変、11日後)山の合戦。羽柴、明智を負かす。>
< 1582年(天正10年)6月18日 北条上野へ侵攻。 神流川(かんながわ)の戦い。瀧川、北条に敗れる。>
< 1582年(天正10年)北条、信濃へ侵攻。川中島で上杉と対峙。徳川の甲斐侵攻を知るや甲斐へ転進。上杉、部下の反乱で信濃から引き上げ、信濃は国衆のみとなる。>
< 1582年(天正10年) 北条と徳川和睦、信濃を半分に分けることことなった。 >
北条、徳川激突。
小田原、氏政へ朗報、「徳川を甲斐に追いつめた」と・・・・。
甲斐、新府城、徳川陣営。
本田忠勝、「正面攻撃」を進言。
本田正信、「武田の優れた旧臣がいるので、それを使い、正面激突回避」を進言。
家康、「正面激突を避け、真田を味方にしよう」と決断する。
真田兄弟の会話。
あに、「父上は先の先を読まれていた」と父を称える。
信繁、春日信繁の暗殺場面を想い出す・・・・・・・。
春日山城、景勝と直江兼次。
景勝、「昌幸だけは許せない」。
直江、「弟の方が気にかかる」と。
直江、弟を押さえようとしたが、真田信尹(のぶただ)、春日山城から脱出を図る。
真田郷。
昌幸と国衆と会話。
小県(ちいさがた)ひいては信濃を国衆で治める。
国衆某「乗ってみよう」と。
「室賀抜きでは駄目」と昌幸。
「抜いては」と国衆某。
そこに信繁は現れる。
父、「どうした信繁」と声を掛ける。
「わしが気にいらぬようだ。春日の件で」
信繁、「他のやり方は無かったのか」と問いただす。
兄、「信繁が、春日暗殺の理由を知りたいらしい」
弟、「知りたくない」
父、「(信繁に調略を命じたのは)ちと早すぎたか」と漏らす。
国衆三浦?帰り際、信繁へ忠告と慰めを述べる。
「国衆の寄合うまく行くのか」と信繁問う。
国衆、「おまえの父がまとめれば良い。春日は寝返ることを、自分で決めたので自業自得だ。おまえは優しいが、強くなれ」と・・・・。
信幸と妻夕食、妻ご飯をつぐ手に力が入らず、信幸が行う。
昌幸、国衆の集まりに出向く。
信繁には、自宅に残れと命じる。
高梨内記、娘きりに信繁が落胆しているので慰めよと・・・・。
国衆の寄合。
「信濃を渡したくない。武田から北条へ。国衆で国を治める」
室賀、「おまえの考えに乗ってみよう」と賛同する。
昌幸、室賀の手を握り、「加わってくれれば、心強い」と感激の態。
信繁落胆、きりが慰めるが、上の空である。
信繁、出かけてくると外へ。
堀田作兵衛に出会う。
堀田愚痴、「隣村の者が、畑に作ったものを勝手に持っていく。武田様の時はこんなことは無かった」
「昌幸が信濃を治めればこんなことにはならない」。
きり、さびしくおむすび食べる。
信繁、堀田の家で梅と会話。
「死んでほしくない。戦に出すのは悲しい」と梅、信繁に切なく話す。
作兵衛、「戦は苦手。畑仕事が良い」。
梅、「戦は勝てば良いです。勝って自分1人になれば・・・なんにもならない。領地を失わないことが一番大事・・・・」と話す。
信繁、「(領地を失わないことに)そうだ」と答える。
「おまえ(梅)を守るために頑張れる」
「よう分かった」と信繁得心し、笑顔が戻る。
作兵衛、二人をそのままにしたく、「若衆の寄合に出かけてくる」と素早く家を出る。
信繁、「おまえは無くてはならない人だ」と梅の手を握る。
信繁帰宅、梅のことを想い描き、喜色。
きり現れ、昨日のおむすびの件で険悪な雰囲気に・・・・・・。
甲斐、北条の陣営。
氏直、「真田何故動かない」激怒、床几などを蹴倒す。
国衆寄合。
「我々の土地は、我々で守る。旧武田の臣は分かってくれるだろう。」と室賀。
信幸が話そうとすると、こわっぱ黙っておけと叱りつける。
室賀続け、「お主のおやじは好かん。北条や上杉に、この土地を盗まれては困る。おまえの父はたいしたものだ」と言って帰る。
昌幸、自問自答。
「おまえはだめか?」
「お前は一国を治める力がある。才覚と度胸があれば・・・」
国衆三浦?、「腹をくくれ。父親の腹は決まっている」
昌幸、「まだ決まっていない。考えさせてくれ」と呟く。
信繁ときり。
梅から「兵を死なせず、勝つ」ことを聞いた。
昨日のおむすびについて詰問。
父から言われたから仕方なくおむすび運んだと・・・答える。
父昌幸、1人で考え込む。
「それがしで良いのか。私にここを治める力があるのか。武田信玄公に代わることが。」
「出来るわけがない」
一晩中考え、夜が明ける。
父と兄顔を会わせる。
徳川から書状が届く。
徳川につけと。
昌幸、「負けそうな方につかなくては。徳川を利用するのだ。信濃と上野を治めるまでは」
「俺は決めたど」!!!!!
国衆三浦?、昌幸へ家臣として使えることを誓う。
昌幸、「国衆の寄合諦めた」。
信尹(のぶただ)を徳川へ使者として送る。
徳川の陣営。
信尹(のぶただ)が、真田が徳川につくことを述べる。
家康、「わしも、ただでわが方についてもらおうとは思っていない」
信尹(のぶただ)「諏訪加えて甲斐、上野沼田領を貰いたい。はっきり言ってください」
本田忠勝?反対。
家康、「天下の真田がついてくれれば安いものだ」と約束する。
昌幸のもとに弟の手紙が届く。
昌幸「これで北条と縁を切る」と・・・・。
昌幸、妻へ人質の話を持ち込むが拒絶される。
北条氏政、真田の裏切知る。
息子から、真田を直ぐ攻めようと言われるが、「あせる必要はない」と退ける。
国衆の寄合。
昌幸、「北条から離れ、徳川につく」
信繁、作戦を提示。
北条方、碓氷峠越えの戦列が伸びきっており、これを攻撃するため小諸城を押さえようと・・・。
味方の兵を失うこと無く勝てると・・・。
良い策として採用される。
父、良い策として褒め、「はめる」と叫ぶ。
「小諸へ出陣や」と発声。
北条、碓氷を止められ困ってしまう。
徳川、真田の働きを「よくやった」と褒める。
昌幸、「北条と徳川もめるだろう」。
しかし、突然徳川と北条が和睦したとの知らせが入る(徳川に味方して十日後)。
徳川と北条、信濃を半分に分けることとなった。
< 来週・・・ 「妙手」 >