デグーのこむぎと暮らす博士学生の日常

博士課程の備忘録として、日常の出来事を気ままに記録していきます。

12対9

2019-01-25 20:53:13 | 日記
12対9。この数字を見て何を思い浮かべるだろうか。
斜辺が15となる直角三角形の残る2辺ではない。本当に美味しい肉じゃがが作れる醤油とみりんの割合でもない。

これは、所属している研究所の男子トイレと女子トイレの数である。

ここ2日くらい、研究室では、「この研究所は男子トイレの方が多いのか否か?」という論争が勃発していた。 
きっかけは秘書のTさんによる「歩いてると男子トイレばっかりある気がする」という発言であった。
基本的に、隔階で男子トイレと女子トイレが設置されてあるので両者の数には大差はないはずであるというのが、学生陣の主張である。
一方、秘書さんは「それでも男子トイレの方が多い気がする」と譲らない。

感覚ベースの議論をしててもらちが明かないので、研究所のフロアマップを眺めて、男子トイレと女子トイレの個数を数えてみた結果、12対9であった。
秘書さんの勘、おそるべしである。

ただ、1~7階までは、男子トイレと女子トイレが8:8であったので、普段往来する階では差がなかった。
差の要因となっていたのは、最下階である、地下1階。ここでは男:女=3:1であった。
そして、最上階の8階では男:女=1:0であった。

とにかく、トイレの数がはっきりしたことで、論争にはひとまず決着がついた。
週明けからは、コーヒータイムに「トイレ」などという単語を発することはなくなるだろう。
いつも通りの高尚で清廉な議論が戻ってくるのが楽しみだ。特に、筋肉体操などの。